ドジャース大谷が佐々木朗希への「痛烈な皮肉」を体現…耳の痛い“フォア・ザ・チーム”の発言も
ドジャース・大谷翔平(31)が文字通り投打の二刀流のパフォーマンスを発揮した。
日本時間8日、敵地ボルチモアでのオリオールズ戦はメジャー初対決となった菅野智之(35)から2打席連続本塁打。前日に山本由伸(26)が、九回2死まで無安打無得点を続けながら、27人目の打者に一発を浴び、チームはサヨナラ負けを喫した悪夢を拭い去る働きを見せた。
大谷は発熱で4日のパイレーツ戦の登板を回避。当初は9日のロッキーズ戦の先発マウンドに上がる予定だったが、6日のオ軍戦で背筋痛を訴えたグラスノーに代わって緊急登板。病み上がりのコンディションを考慮され、3回3分の2で降板したものの、3安打無失点と「オープナー」としての役割は十分に果たした。
この試合後、大谷はマーク・プライアー投手コーチからグラスノーの代役を打診された際、「行けるよ」と二つ返事で引き受けたと明かし、「今日みたいに4回でもいいので中継ぎの負担を減らせるような仕事ができるということも大事」と、フォア・ザ・チームを強調。前倒しで登板したことには「長いシーズンをやっていれば、(緊急事態は)あることなので、各々ができない時に皆でカバーしていければ乗り切れると思う」と説明した。