石破首相「トランプ関税」日米交渉へ怪しすぎる本気度…外務省の具申に「アベ案件だろ」と吐き捨て

公開日: 更新日:

 いわゆる「トランプ関税」をめぐる日米交渉が本格化するが、先行きは極めて暗い。石破首相から米国との交渉役を任された赤沢経済再生相が16日から訪米。先立つ15日、官邸で向き合った石破首相は「しっかり信頼関係をつくり、日米双方がウィンウィンになるような形を全力で模索してほしい」と指示したものの、どうも本気度が怪しいのだ。

  ◇  ◇  ◇

 トランプ大統領が発動した「相互関税」の猶予期間は80日あまり。15日、赤沢大臣はコマネズミのごとく動き回った。閣議に出席後、自民党の小野寺政調会長と会談。1日に2回も会見し、党内の総合対策本部にも出席するなど、各所と調整を重ねて「言うべきことは言い、信頼関係を築く。提案があれば持ち帰る」と意気込みを新たにしていた。もっとも、今回のミッションは、米側が出す宿題の確認だ。ベッセント財務長官やUSTR(米通商代表部)のグリア代表との初協議は17日で、18日午後には帰国する弾丸ツアー。どだい、限界がある。

 対米赤字の緩和や国内産業保護を掲げる米側が関係国との交渉のテーブルにのせているのは、アラスカのLNG(液化天然ガス)開発プロジェクトへの資金提供、為替操作、労働・産業補助金、農業市場の開放など。「大統領が個人的な関与を希望している」(ベッセント)ことから、「取引」という名の因縁とゴリ押しでグイグイやってくるのは、目に見えている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • トピックスのアクセスランキング

  1. 1

    高市首相側の関与はあったのか? 暗号資産「サナエトークン」が大炎上! 金融庁が調査を検討

  2. 2

    イラン攻撃が招く原油爆騰インフレの恐怖「サナエノミクス」で庶民への打撃拡大…それでも「利上げ」に反対なのか

  3. 3

    「イマーシブ・フォート東京」が2月末で閉鎖…マーケティング企業「刀」が「ジャングリア沖縄」成否へ正念場

  4. 4

    日銀の利上げに暗雲…米・イスラエルのイラン攻撃で日本で値上げラッシュが進む

  5. 5

    イラン戦争で「高市トレード」吹っ飛んだ! 日銀総裁答弁「展開次第で日本経済に大きな影響」の最悪シナリオ

  1. 6

    「エプスタイン文書」が高市政権に飛び火 日本政府肝いりPTの重要人物にスポットライトで政策に暗雲

  2. 7

    麻生太郎氏に「10月政界引退説」 派閥の「裏金疑惑」拡大で窮地…気づけば孤立無援

  3. 8

    原油より過熱する「LNG世界争奪マネーゲーム」の行方 “円安”日本は惨敗必至でインフレ地獄まっしぐら

  4. 9

    2年連続の最終赤字見通しだが…日産自動車に差し込む「薄日」

  5. 10

    高市首相お決まりフレーズ「緊縮志向を断ち切る」は経済オンチの証し 専門家も「シロウト」と矛盾をバッサリ!

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    渋谷教育学園渋谷から慶大に進んだ岩田絵里奈を育てたエリート医師と「いとしのエリー」

  2. 2

    「タニマチの連れの女性に手を出し…」問題視されていた暴行“被害者”伯乃富士の酒癖・女癖・非常識

  3. 3

    同じ幼稚園に通った渡辺翔太と宮舘涼太はクラーク記念国際高校で再び合流、そろって明海大へ進学

  4. 4

    侍J山本由伸にドジャースとの“密約説”浮上 WBC出場巡り「登板は2度」「球数制限」

  5. 5

    元横綱照ノ富士「暴行事件」の一因に“大嫌いな白鵬” 2人の壮絶因縁に注目集まる

  1. 6

    4月からフリー転身の岩田絵里奈アナに立ちはだかる 「日テレ出身」の不吉なジンクス

  2. 7

    これが高市“ウソつき”首相の正体 世間はウソを望む。だから権力者はウソを利用する

  3. 8

    和久田麻由子アナは夜のニュースか? “ポスト宮根誠司”めぐり日本テレビと読売テレビが綱引き

  4. 9

    旧宮家の"養子案"に向かう高市内閣と世論が求める「愛子天皇待望論」

  5. 10

    <第3回>力士とのセックスはクセになる!経験者が赤面吐露した驚愕の実態とは…