石破首相
-
「石破続投」濃厚で党内政局は形勢逆転…そしてこれから始まる“逆襲劇”
自民党は週明け27日に総裁選挙管理委員会の第2回会合を開催。そこで総裁選の前倒しの是非、つまり石破おろしか続投かを決める党所属議員と都道府県連の意思確認について、“記名回答”方式案の採用を最終決定する見込みだ。 自民党のベテ...
-
やはり自民は下野しかない…「石破続投」は森山幹事長次第という大笑い
総裁選前倒し、石破おろしを巡って、辞意を示唆している森山幹事長の去就に注目が集まっているが、非公認候補者に金を配り、裏金問題をウヤムヤにし、減反政策を続けさせたドンがこの人。古だぬきの調整役がいなければ、政権が持たないという自民党の...
-
欧州首脳が感謝し、持ち上げ、ご機嫌取り…さながら「トランプ仕様書」のアホらしさ
今度の米ウ、EU会談でわかったことは、普通じゃないトランプへの接し方がマニュアル化していることだ。引きつった笑いでジョークを言い、オベンチャラで感謝の意を伝える首脳たち。政治パフォーマンスにご満悦の大統領。先が見えないのに取り繕う危...
-
石破首相は、安倍教信者には「異次元の歴史観」で対置すべき
石破茂首相は、自分の言葉で紡いだ「戦後80年談話」を出すことに執着していて、その中身と発表のタイミングを探っているという。これはなかなか微妙な問題で、ご承知のように10年前の「70年談話」では時の安倍晋三首相が、50年村山富市談話、...
-
前代未聞の奇々怪々…石破続投支持の上昇は「誰がやっても同じ」の諦め
混沌としてきた「石破おろし」の行方だが、ポスト石破不在が決定的。白民党内はもちろんだが、情けないのは野党も同じ。政権交代ではなく、すり寄る野党第1党の浅ましさ。トランプに首をすくめるリーダー不在の惨状に『ロだけ首相の「漁夫の利」政局...
-
戦争犯罪人が薄ら笑う、世にもおぞましい終戦記念日…これが戦後80年の真実なのだ
ICCから逮捕状が出ているプーチンが堂々と米軍基地に降り立ち、トランプが赤絨毯で歓迎するという倒錯こそ、戦後80年の本当の姿。国連、国際連盟は無力化し、強者はやったもん勝ち、ノーベル賞欲しさにすり寄る大統領の浅ましさ。 言葉...
-
石破おろしか、続投か…大役を一任された自民党総裁選選管委員長・逢沢一郎の皮算用
自民党内の石破おろしの動きは、週明けから再び活発になるのだろうか。当面の関心事は、総裁選実施の可否判断、そしてやるとなればその実施の時期だ。そこでにわかに注目を集めるのが、総裁選挙管理委員会の逢沢一郎委員長の存在である。 今...
-
「○○よりマシ」という自民党の人材払底…しがみつき石破首相が支持率微増という謎解き
選挙で鉄槌を食らった首相に続投すべきの支持率上昇。石破は気を良くしているのかもしれないが、世も末という人材難だ。選挙後だって何もやっていない言い訳首相にキャンキャン吠えるチンピラばかり。野党も含めて、こちらが国難。 ◇ ...
-
「石破おろし」を阻む目白押しの外交日程…8月に韓国とインドの首脳来日、9月は米国で国連総会
自民党は総裁選を前倒しすることになるのかどうか。 国会議員や都道府県連に賛否を問う手続きは、お盆明けの来週18日にも始まるが、まず総裁選挙管理委員会の欠員6人を補充しなければならないうえ、具体的な作業は月内をメドにまとめる参...
-
談話を出さずに途切れる「反省」…語り部がいなくなる「戦後」への懸念
政府による80年談話は見送られるが、これは「政争」以上に重要な意味を持つのではないか。ただでさえ、戦争経験者がいなくなり、平和が理念ではなく、経済合理性で語られる今、反省と不戦の誓いを新たにする政府談話が打ち切られれば、ますます風化...
-
選挙3連敗でも「#辞めるな」拡大…石破政権に自民党9月人事&内閣改造で政権延命のウルトラC
前代未聞のデモ「#石破辞めるな」が効いているのか。国政選挙などで3タテを食らった石破首相の続投を求める世論の声がどんどん高まっている。衆参両院で与党が過半数割れとなって3週間。広島や長崎の平和式典で「らしさ」を出した演説を聞かせた以...
-
戦後80年に漂うキナ臭さ…中途半端な終戦記念日に落胆
談話不要論者は要するに安倍談話への上書きを許さないということだろう。一方の何らかの発信を目指す石破首相も党内の顔色をうかがい、何の準備もない付け焼き刃。核は安上がりなどという政党が躍進し、プーチン、 ネタニヤフの高笑いが聞こえる敗戦...
-
どうなる自民党総裁選前倒し? 小泉進次郎氏「農相に専念」発言も“キングメーカー詣で”の思惑と計算
先週8日の両院議員総会で、自民党は総裁選の前倒しについて、党則に従い総裁選挙管理委員会が国会議員や都道府県連の意思確認をすることになった。具体的な動きはお盆明けの来週18日以降になるが、「ポスト石破」でその動向が注目されているのが小...
-
パレスチナ「国家承認」に石破政権が二の足…背景にチラつくトランプ関税の影
イスラエルが攻撃を続けるパレスチナ自治区に対し、「国家承認」する動きが相次いでいる。 オーストラリアのアルバニージー首相は11日、9月の国連総会でパレスチナを国家として認める方針を表明。フランスやイギリス、カナダなどに続いた...
-
「石破おろし」と「三木おろし」はココが違う 自民党内ゲバの長期化と国民の辟易
注目の両院議員総会は「総裁選前倒し」の成否に関心が移ったが、そう簡単に決められないだろう。首相の続投もわからないまま、未曽有の混乱が続く前代未聞の事態とその先を専門家はどう見ているのか。この党内抗争は滅びゆく末期症状の組織の典型。 ...
-
自民党の体質は「永久に不潔」…両院議員総会は非公開、石破おろしまで密室談合という異常の極み
やましい気持ちがなければ国民注視の下で堂々と議論したらいい。「石破おろし」がやまない中、8日に開かれた自民党の両院議員総会は先月の両院議員懇談会に続き、総裁と幹事長のあいさつの後は非公開。総裁選の前倒し実施を求める意見が相次いだとの...
-
平和記念式典での石破首相スピーチの評判がすこぶるいいが…原稿を下書きしたのはAIだった?
終戦から80年の節目の年。石破首相が6日、広島平和記念式典で行ったスピーチの評判がすこぶるいい。 「石破さんは、2年前に広島平和記念資料館を訪れた際に見聞きしたことを交え、自分の言葉で率直に語っていて好感が持てました」 ...
-
石破首相が「企業・団体献金」見直しで豹変したウラ…独断で立憲との協議に自民党内から反発
「総理の暴走だ」──自民党内で石破茂首相の独断に反発が広がっている。企業・団体献金の見直しを巡り、党の方針を急転換。立憲民主党の野田佳彦代表の提案を受け入れ、党内議論を経ることなく、規制強化に前向きな姿勢を打ち出したからだ。 ...
-
両院議員総会は不発に…「石破おろし」狙う自民党総裁選“前倒し運動”は尻すぼみの可能性
「石破おろし」が本格化するのか──。注目された自民党の両院議員総会が8日、党本部で開かれ、続投表明した石破首相への批判が続出。しかし、実際は大したことが決まらず、「会議は踊る、されど進まず」状態だった。 総会では、党則に基づく...
-
比較第1党と第2党がすり寄るおぞましさ…野田立憲は石破自民の延命に手を貸すのか
石破自民党が比較第1党の責任などと言い出し、野田立憲と奇妙なやりとりをしているが、国民が求めたのは退場だ。石破自民なら変わるのか。幻想の談合はケジメを放棄し、さらなる政治停滞を招くだけ。 ◇ ◇ ◇ 石破自民と...
-
盗人に追い銭ではなかったのか 日米関税合意文書は「出さない」ではなくて「出せない」のだ
臨時国会で日米交渉の合意文書をなぜ出さないのかと突っ込まれて、相手が普通じゃないからとは驚くべき答弁だ。今後も話が違うとなれば、相手のせいにするのだろう。それでなくても米国産米の輸入優遇はWTO違反。ますます怪しい関税交渉。 ...
-
参政党・神谷代表が予算委デビューでダサダサ提案 ムキ出しの「トランプファースト」に石破首相もNO
「日本をなめるな!」の威勢の良さはどこへいったのか。5日の参院予算委員会で「予算委デビュー」をはたした参政党の神谷宗幣代表のことだ。 先の参院選で14議席を獲得した参政党は、この日が衆参通じて初の予算委での質疑。代表の“雄姿”...
-
虚ろな世相の危うさも問題…しがみつき首相と参政党の支持率上昇という「真夏の悪夢」
選挙結果を受けても辞めない首相の支持率が上がっているが、裏金議員の先祖返りよりはマシという刹那。 もうひとつ、選挙後も危うさを露呈し続けている参政党がどんどん支持を伸ばしているが、話題先行の炎上商法。 いよいよ、日本...
-
立憲・野田代表まるで石破続投を「後押し」…政権交代を主張しながら奪取に行かないドッチラケ
「大連立でもするのか」と思わせる“親密すぎる”やりとりだった。4日の衆院予算委員会で質問に立った立憲民主党の野田佳彦代表と答弁した石破茂首相のことだ。 物価高対策について、野田代表が「給付金、減税、給付付き税額控除を我々はセッ...
-
日米関税合意“ご破算”の予兆…赤沢大臣は言い訳連発「法的拘束力ないが…」フワフワ答弁の情けなさ
「相手(トランプ米大統領)は普通の人ではない、ルールを変える人だ」──。日米関税合意に関する集中審議を実施した4日の衆院予算委員会で、石破首相はそう言い放った。トランプ大統領が「普通ではない」のは衆目の一致するところだが、国政選挙で惨...
-
戦後談話も見送り報道 石破さん、あなたはただ「首相を続けたいだけ」なのか?
国のためと続投に固執する石破首相だが、ただ続けたいだけではないか。 旧安倍派への配慮で80年談話を閣議決定できない腰砕け。別のかたちで出すことを模索しているというが、新聞辞令は否定の混乱。薄汚い議員の支持が頼みなら、いよいよ...
-
煮え切らない野田立憲には“踏み絵”に…国民民主党と参政党が「首相問責決議案」提出で共闘か?
臨時国会が1日、召集された。与党が衆参ともに過半数割れして少数与党に転落したのは、自社2大政党が長く対峙してきた55年体制以降、初めてのことだ。ついでに、与野党なれ合いや談合政治との決別も期待したいところだが、政権交代を望む国民有権...
-
石破首相の経団連夏季フォーラムでの延々たる続投支持懇請に呆れた財界人たち
政界通(以下=政) 経団連が7月25日に長野県・軽井沢で開いた夏季フォーラム2日目に、自民党内でも辞任論が多い石破茂首相をゲストに招いたのは、石破続投を支持する姿勢を明確にするためだったのか? 財界通(同=財) いや、そんなこと...
-
トランプ関税交渉「負けっぷり」は日本と五十歩百歩だが…韓国合意も投資案件は《大統領である私自身が選定》に驚き広がる
「対米貿易黒字を抱える国の中で、これまでで最も低い数字」 7月23日。米国との間で相互関税、自動車関税ともに15%で合意したことを受け、石破茂首相(68)はこう胸を張っていたが、その“成果”は1週間しか持たなかったようだ。トラ...
-
水面下で続く攻防…「戦後80年」の夏、政争に明け暮れる自民党の大罪
今年は戦後80年、世界がきな臭くなっている中、真摯に歴史に向き合う節目だが、折も折の権力闘争。それも国民から退場宣告を食らった政党の「責任のなすり合い」だから、どうにもならない。石破、ポスト石破らの悪相に国民は白け、メディアの扱いも...