足立区の自動車暴走事故は容疑者が「匿名」のままで物議…氏名が明らかになる可能性は?
東京都足立区の国道で盗難車が暴走し、2人が死亡、9人が重軽傷を負った事故は、11月24日の発生から1週間が経った。警視庁は同日窃盗の疑いで同区の職業不詳の男(37)を逮捕している。
報道によれば、盗難車は事故直前にパトカーに追跡されており、減速せず追突したとみられている。男は「車で神奈川の山に行こうと思っていた」「盗んだわけではなく、試乗するために店から出た」と容疑を否認しているが、現時点で男の名前を発表していないことから、《2人の命を奪ったのに…名前は出さない。どんな人権でしょうか?》《また上級国民と言われる人か外国人か》などと憶測を生み、批判が殺到している。
警視庁は、男には精神疾患があるとされ、「刑事責任の有無を慎重に捜査している」として氏名の公表をしていない。今回、男は精神科への通院歴があることが分かっているが、責任能力を問えるかの調査にはどのくらい時間がかかるのだろうか。元警視庁刑事の吉川祐二氏が言う。
「氏名を公表できるかどうかは、逮捕時に捜査側の感覚で調べる必要の有無を判断します。特に異常な犯行を犯した容疑者の場合は、精神科の通院歴や言動で見極めます。個人情報の開示は慎重に捜査を進めてからになっている。その後、精神鑑定を行って氏名の公表が問題ないと判断されて、2~3か月後に明かすケースもあります」


















