著者のコラム一覧
南渕明宏昭和医科大教授

心臓血管外科専門医、医学博士。

日本は強い国か…「障害者年金」を半分に減額とは

公開日: 更新日:

「TATAMI」というアメリカとジョージアの合作映画を見ました。トビリシ(ジョージア)で開催された女子柔道の国際大会で、途中で棄権するよう国家に命令され苦悩する、ある国の選手の映画です。

 棄権させられる理由は、このままトーナメントを勝ち上がるとイスラエルの選手と対戦する可能性があるから、というものです。理由は宗教的価値観による、との最高指導者のご意向とのことです。

 監督はイスラエル人と、フランスに住むイラン人の共同製作。イラン人の監督は、映画に女子チームのコーチの役で出演しています。特定の国の問題点を指摘しているのではなく、「国家」って何だろう、という普遍的なテーマの映画です。

 日本という国家も宗教で結束を固めようとしました。聖武天皇の時もそうでしたが、20世紀の対外戦争の時代もそのようでした。英語を使うだけで「非国民」とされ警察に拘束されたそうです。

 国家は怪物だ。ヒトがひとたび国民に成り下がれば、一生、権力の奴隷あつかいだ。

 17世紀のイギリスの思想家ホッブスは国家の悪弊をこう表現しました。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    スマスロ『からくりサーカス2』にユーザーから厳しい評価 射幸性高い人気シリーズが直面する「2作目のジンクス」

  2. 2

    矢沢永吉が秋ツアーで"また"歴史を変える!「長者番付1位」と驚きの成り上がり秘話

  3. 3

    巨人ドラ1候補に花巻東・古城大翔が急浮上! 父はG戦士「振り向けば古城」、岡本和真の後釜育成急務

  4. 4

    安青錦3度目Vはアッパレだが、私の大の里への評価は甘かった。両横綱よ「13勝の壁」を破ってみせよ

  5. 5

    パチスロ愛好家の漫画家ユキヲ氏に聞いた 自作『邪神ちゃんドロップキック』パチスロ化への思い

  1. 6

    中京大中京から享栄へ、大藤監督が明かす“異例の転身”の真相

  2. 7

    東証で新たな動き…1月~7月までに上場廃止を選択する企業が過去最多のナゼ

  3. 8

    「墓じまい」に悩むシニア 費用や遺骨の始末より問題になる「家族の愛憎問題」

  4. 9

    長崎でも高市首相はスカスカ挨拶…戦争責任「反省なんかしておりません」95年の発言がSNSで猛拡散

  5. 10

    ヤクルト「早すぎた続投宣言」の代償…池山監督の来季続投決定後に泥沼、投手陣も崩壊