石橋貴明さんは激やせ…抗がん剤治療の継続には筋肉量の維持が重要
がんで闘病中のタレント石橋貴明さん(63)が激やせされたことが話題を呼んでいます。本人自ら動画でがんを報告した時、食道がんを早期に発見できたということでしたが、その後、咽頭がんも別に発症していたことが分かり、抗がん剤治療を受けてから手術でそれぞれを切除したそうです。
今回、「女性セブン」などの報道によると、術後に予定されていた2度目の抗がん剤治療は、1度目の副作用がきつかったこともあって、拒否されたとのこと。それとともに掲載されたのが、短パンに半袖のポロシャツ姿で病院から出る激やせ写真でした。
私も見ましたが、元々ふっくらされていましたから、かなりやせた印象です。腕や脚は細く、マスクの奥に見える顔のラインもシャープになったことが分かります。
手術後の抗がん剤を継続するには、体重を、特に筋肉をあまり減らさないことが重要です。たとえば、胃がんの術後抗がん剤を6カ月継続した割合を体重減少率に分けて比較した研究があります。体重減少率が15%未満だったグループは66.4%でしたが、15%以上のグループは2カ月で60%を割り込み、6カ月で36.4%でした。その差は歴然です。