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中川恵一東大大学病院 医学系研究科総合放射線腫瘍学講座特任教授

1960年生まれ。東大大学病院 医学系研究科総合放射線腫瘍学講座特任教授。すべてのがんの診断と治療に精通するエキスパート。がん対策推進協議会委員も務めるほか、子供向けのがん教育にも力を入れる。「がんのひみつ」「切らずに治すがん治療」など著書多数。

LUNA SEA真矢さんが発症…転移性の脳腫瘍は期待できる治療がある

公開日: 更新日:

 人気バンド、LUNA SEAのドラム真矢さんが脳腫瘍との診断を受けたと報じられ、話題を呼んでいます。本人のインスタグラムによると、「脳神経外科でMRI検査を受けたところ、右側頭部に腫瘍が発見され、脳腫瘍と診断されました」とのことです。

 真矢さんは2020年に大腸がんが判明。ステージ4で遠隔臓器に転移があり、7回の手術と抗がん剤治療、放射線療法の併用でステージに復帰されました。先月になり、めまいで倒れ、立てなくなったことから、脳神経外科を受診し、今回の診断になったとみられます。

 脳は心臓と並ぶ重要な臓器ですが、がん患者10人のうち1人が脳転移を起こします。どんな原発巣が脳に転移するかというと5割は肺がんです。15~20%は乳がんで、以下、10%前後は皮膚がんの一種メラノーマ、そして5~10%は大腸がんや胃がんなどの消化器がんといわれます。

 真矢さんの脳腫瘍は原発性脳腫瘍か、転移性脳腫瘍か分かりませんが、大腸がんがステージ4で遠隔転移を起こしていたことから推察すると、大腸がんが脳に転移した可能性があるかもしれません。

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