科学が証明!ストレス解消法
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相づちはコミュニケーションの万能薬 話し手も聞き手も気持ちよくなる
誰かとコミュニケーションを取るとき、みなさんはどんなことに気を使っているでしょうか? やってはいけないこととして、たびたび挙げられるのが、否定的な言い回し、相手に対するマウンティング、主義主…
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誘惑やミスを回避する「イフ・ゼン・プランニング」
迷ってしまったり、うまく物事が進まなかったりするときは、あらかじめパターンを決めてしまうと有効です。ケアレスミスが命のやりとりに直結する病院では、手術前後のメスなどの器具をダブル/トリプルでチェック…
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「文章の指紋」によって他者が書いたなりすましはバレる!
字を書くとき、その人だけの「筆跡」があります。長年書き続けてきたことで文字に癖が表れ、筆跡は構築されていくわけですが、実は、「文章」も同じだということをご存じでしょうか? しかも、これは手書きに限っ…
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自問自答の「独り言」でセルフコントロール力がアップする
独り言が多い人、いますよね? 「コレをやって、その後にアレをやって……」というように、今から取り組むことに対して、まるで自問自答しているかのように独り言をつぶやく。一見すると落ち着きのない人に…
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驚きの「祈り」の効果! 心のよりどころがハッピーをもたらす
「祈り」という行為は、なんとも形容しがたい厳粛な空気感に包まれます。私たちが神社仏閣で手を合わせて心の中でつぶやく、キリスト教徒が教会で祈りを捧げる、イスラム教徒がモスクで礼拝する、あるいは少数民族が…
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迷ったときは「コイン投げ」 幸福度が向上しやすくなる
悩んでいる過程そのものに、人間は頭を悩ませます。 小さなことで言えば、「ハンバーグ定食」と「オムライス定食」、どちらを食べるかで迷ってしまう。あるいは、ブラックの服とグレーの服、どちらを買お…
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「不安」があなたを強くする!幸せに生きる武器になる!
2020年12月から始まった当連載「科学で証明! 本当に信用できるストレス解消法」。このたび、「『不安』があなたを強くする 逆説のストレス対処法」として、11月24日に新書として発売される運びとなり…
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他人の目を気にするのは杞憂 みんなはあなたを見ていない
自分の髪形や服装が変じゃないか気になる。あるいは、飲食店で誰かが自分のことを見ているのではないかとそわそわする。誰かの視線を意識してしまう──。そういった自意識過剰ともいえる「気にしすぎ」な一面を、…
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日常生活の思考における約12%が「自分自身に関する比較」
この連載でも簡単に触れた、米スタンフォード大学のフェスティンガーによる「社会的比較」という理論があります。人は正しく自己評価するために、誰かと比べたがるという理論ですが、フェスティンガーは、人が社会…
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「怒り」は相手のモチベーションを下げ本人の血圧を上昇させる
「褒め上手」という言葉があるように、人間は褒められると気分が良くなる生き物です。 たとえば、部下が期日までに資料を作成したとしましょう。その際に、「期日までに間に合ったな。ご苦労さま」と声をか…
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リモート会議するなら1対1。大勢での問題解決は対面で
リモートワークの浸透で、「案外、直接会わなくてもできることがあるんだ」と思う機会が増えました。その一方で、「これはリモートでは難しい」というケースも明らかになりつつあります。 私自身、リモー…
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口にするなら「プラスの言葉」 それがあなたを幸せに導く
私たちが思っている以上に、脳は自分の体に指令を与えていません。どちらかというと、脳はアシストをするための指令を出してくれる存在です。つまり、自分の言葉で「私はこういう人間だ」と言ってしまえば、脳は「…
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人が多ければ多いほど何かあった際の「見て見ぬふり」が増える
デジタル上でコミュニケーションをとることが珍しくない昨今。 読んでいるはずなのに返事がない「既読スルー」、そしてそもそも読みさえもしない「未読スルー」などは、誰もが一度は経験があると思います…
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常に最高の結果を求めるタイプも「手洗い」で後悔を洗い流せる
米スワースモア大学のシュワルツは、「結果に対する受け止め方」が2パターンあると提唱しています。 1つは、さまざまな選択がある中で、常に最高の結果を求める。こういった傾向がある人を「マキシマイ…
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「時間がない」という断り文句は「お金がない」の2倍ネガティブな印象
コロナ禍で、外に飲みに行く機会が減った人は多いのではないでしょうか。輪をかけて、若い世代が、上司との飲みの席、俗にいう「飲みニケーション」に関して、否定的な見解を示すといった風潮もあります。 …
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目覚めにポジティブな記憶を思い出す習慣でうつリスク軽減
過去の記憶を思い出す頻度が増えると、記憶障害を引き起こすタンパク質が脳にたまりやすくなることを、理化学研究所の木村らの研究(2007年)は指摘しています。 年を重ねると、脳の嗅内野(きゅうな…
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同僚の顔がはっきり見えるオープンオフィスは生産性を低下させる
働き方は、日本で働くビジネスパーソンにとって大きなテーマではないでしょうか。欧米のように有休取得率が高くないわが国は、職場の環境や、コロナ禍によって促進した在宅テレワーク環境に、自分の労働力が左右さ…
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朝型タイプは夜型タイプより脳の一部領域の活動が低下する
朝に体を動かすことはとても良い習慣です。仕事ができる人は、朝からジョギングやストレッチなど、何かしらの運動や習慣を持っている──皆さんの周りにもそういった方はいるのではないでしょうか? 実際…
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オープンで外交的な人同士の会話はより良いアイデアを生み出す
人間は完璧な生き物ではありません。完璧を目指そうとすると、あれこれと考えてしまい、目の前にあるやるべきことにも手が止まってしまいます。それに、抱えている不安や心配が杞憂で終わることもあるでしょう。 …
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相手に何かをしてもらいたければ親切の先手を…好意の返報性
人間関係において距離感を縮めるというのは、大きなテーマだと思われます。 心理学の世界には、相手の態度に対して自分も同様の態度で相手に返す「返報性」と呼ばれる概念があります。好意、敵意、譲歩、…