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堀田秀吾明治大学教授、言語学者

1968年生まれ。言語学や法学に加え、社会心理学、脳科学の分野にも明るく、多角的な研究を展開。著書に「図解ストレス解消大全」(SBクリエイティブ)など。

SNSのネガティブな書き込みは「自分とは関係ない」と思え

公開日: 更新日:

 ネガティブなニュースを見ていると、不快な気分になるという人は多いと思います。実際、感情は伝染するといわれ、直接目に飛び込んでくるような映像の場合、その感染力はとても高いといわれています。

 では、テレビのニュースではなく、SNSの場合はどうかというと、やはりネガティブな情報や感情は伝染することが分かっています。その好例が、フェイスブックのニュースフィードに表示される投稿の感情が、ユーザー投稿の感情にどのように影響するかを調べる検証(2013年)です。

 カリフォルニア大学サンフランシスコ校などとともに研究を主導したクレイマーは、フェイスブックのデータサイエンティストとして勤務する“中の人”で、この検証のためになんと約70万人のユーザーのニュースフィードを解析したというから驚きです。

 クレイマーらは、フェイスブックのアルゴリズムを操作して、ポジティブな言葉を含む投稿の表示を減らした場合、ユーザーの投稿にネガティブな言葉が増えるか? そして、その逆は起こりうるかと調べました。

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