著者のコラム一覧
堀田秀吾明治大学教授、言語学者

1968年生まれ。言語学や法学に加え、社会心理学、脳科学の分野にも明るく、多角的な研究を展開。著書に「図解ストレス解消大全」(SBクリエイティブ)など。

“先延ばしグセ”をなくすには「そうしたくなる」環境をつくればいい

公開日: 更新日:

 どうすればやる気をつくれるのか? 人類の永遠のテーマのひとつと言っても過言ではないかもしれません。やる気が出ない背景に「明日やればいい」「急いでやったところであまり変わらない」など何かと先送りにしてしまう“先延ばしグセ”があります。

 実は、“先延ばしグセ”は世界中でさまざまな研究がなされ、研究対象として議論も盛んに行われています。世界中の人が「どうすれば先延ばしにせず、パッと動けるようになるんだろう」と考えていると思うと、国籍や人種に関係なく、やる気は永遠のテーマなんだと親近感を覚えてしまいます。多くの人が悩んでいると思うと、ちょっと心が軽くなるかもしれません。

 そもそも、“先延ばしグセ”とはいったい何なのでしょうか?

 一例ですが米ニューヨーク市立大学のラビンらの研究(2011年)では、要因を次の9つに分類しています。

 ①衝動性(悪い結果になるかもしれない行動を深く考えずにしてしまう)②セルフモニタリング(自分が他人からどう見られているかを気にする)③計画と整理④行動の切り替え⑤課題開始⑥課題の進捗の監視⑦感情のコントロール⑧ワーキングメモリー⑨一般的なきちょうめんさ。

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