犬の足裏に起こる「夏の名残」の火傷…足をひきずっていたら要注意
大型犬の肉球を触ったことがある方は分かるかもしれませんが、元来、犬の肉球は表面がザラザラで、少し硬い構造になっています。他の場所の皮膚よりも角質層が分厚く発達しているので硬いのですが、この構造により外的な刺激は分散され、深部には届きにくい性質になっています。
しかし、この構造も普段からある程度の刺激を与えておかないと維持できません。人間がボクシングジムに通い続けると拳の皮膚が強くなったり、ギターを毎日弾いていると弦を押さえる指先の皮膚が硬くなったりするのと同じ現象かもしれません。
また、現代では屋内ではペット用のカーペットが敷き詰めてあったり、お出かけの際にもペット用カートを使用したり、肉球への刺激は以前よりも減っている環境にあります。この環境は犬の関節を守るには良いことなのですが、その代償として肉球の防御力は低下しているようです。
傷以外の心配もあります。このような肉球では、小さな草や枝、昆虫などを踏むことで、肉球に痛みや炎症を引き起こしてしまう恐れがあります。肉球の炎症が深部に及んでいる場合や、トゲやガラスなどの異物が残っている場合、傷から細菌に感染してしまう場合があります。


















