(2)犬と猫ではまったく違う…「異物誤飲」の防ぎ方
夜間の動物病院に緊急で運ばれる代表的な症例に「異物誤飲」がある。これは犬、猫に共通して発症するが、比較的若い犬、猫に多いのが特徴だ。
「誤飲は本当に多く、当院では来院患者のうち、誤飲を主訴に来院される患者さまは約15%に及びます」と、つくば夜間動物病院の院長、唐津健輔獣医師は話す。
おもちゃやゴムマットのような食べ物ではないものだけではなく、タマネギやチョコレートなど、動物に有毒な食べ物など、さまざまなものを食べてしまった犬や猫が運ばれるそうだ。薬で吐かせる処置で済み、事なきを得ることが多いが、摂取から数時間経過している場合や、吐かせることが難しいものを食べてしまった場合には治療は大掛かりなものになることもある。
夏に起こりがちな誤飲がある。
「夏の時季だと、バーベキューをしている時にトウモロコシの芯を丸ごとのみ込んでしまう犬が多いです。トウモロコシの芯は犬にとってはかなり太く、物理的に吐き出すことはできないことが多いです。内視鏡を用いて取り出すことも難しく、多くの場合が開腹手術になります」(唐津院長)


















