北陸新幹線の延伸ルート「桂川案」に決定でも難航必至…問題解決の奇策「フリーゲージトレイン」の可能性を考えてみた
二転三転していた北陸新幹線の大阪延伸をめぐって、これまで議論されていた福井県敦賀市から同県小浜市を通って京都を結ぶ「小浜・京都ルート」のうち京都市から西に5キロほど迂回したJR桂川駅の地下に新駅を設ける「桂川案」に決定した。しかし、ルートが決まったところで、建設費の高騰や自治体との調整などもあり、スムーズに着工できるとは思えない。
ルート決定でも袋小路から抜け出せない印象の北陸新幹線だが、一連の問題を解決する奇策が、一度は開発を断念してしまった「フリーゲージトレイン」の計画を復活させることである。
■フリーゲージトレインとは
北陸新幹線によって、首都圏から北陸へのアクセスは飛躍的に便利になった。しかし、中部や関西からのアクセスが悪くなったという声も根強い。新幹線開通前は大阪・京都方面から特急で北陸方面に直通できたが、開通後は敦賀駅で乗り換えが必要になった上、その乗り換えは駅の1階から3階を行き来して7~8分ほどかかる。「新幹線のせいで不便になった」という意見は少なくないのだ。
















