地震
-
「スタンバイ状態が続いている」…地球科学者が語る富士山噴火の可能性
2011年の東日本大震災を引き起こした大地震は、日本列島を東西方向に引っ張った。それによって火山にも影響しているが、国内の活火山のなかでも、やはり気になるのは「富士山」だろう。前回の1707年12月の宝永噴火から、300年以上経ち次...
-
太平洋が揺れたら日本で2週間後に地震が来る?SNSで話題になった「バヌアツの法則」の真相
近い将来、首都直下地震や南海トラフ地震の発生が危惧されている中、EPRC(地震予兆研究センター)では現在、地殻変動、微小地震活動、乳牛の搾乳量の変化、ネコの活動量、この4つの観測データをもとに研究を進めている。そこで、同センターの主...
-
フジテレビ系「不思議体験ファイル」で7月5日大災難説“あおり過ぎ”で視聴者から苦情殺到
加藤浩次(56)とアンタッチャブル柴田英嗣(49)がMCを務める「不思議体験ファイル 信じてください!!」(フジテレビ系・カンテレ制作)に視聴者から厳しい意見が寄せられている。 同番組は体験者の証言をもとに、信じられないよう...
-
首都直下地震でもっとも怖い「東京湾北部地震」と未解決の「火災旋風」リスク
南海トラフの巨大地震と同じく、発生リスクが高まっているのは首都圏の大震災も同じだ。たとえば、関東大震災は前回の発生から100年以上経っている。特に警戒されているのが、首都直下型の東京湾北部地震だという。大人のための地学の教室」(ダイ...
-
揺れに揺れる鹿児島トカラ列島に何が起きているのか…震度5弱2回発生、有感地震930回超の不気味
鹿児島県のトカラ列島近海を震源とする地震が止まらない。 2日午前4時32分ごろと午後3時26分ごろの2回、鹿児島県十島村で震度5弱の揺れを観測。マグニチュード(M)と震源の深さは、1回目がM5.1で16キロ、2回目がM5.6...
-
地震と動物の異常行動の関係とは…地震予兆研究センター山内寛之さんはウシ(牛)にも注目
日本は世界に名だたる地震大国。古くから地震予知の研究がさまざまな機関で進められてきているにもかかわらず、この30年間を見ても阪神・淡路大震災、東日本大震災、能登半島地震など大きな地震が立て続けに発生、多くの尊い命が失われている。それ...
-
相次ぐ和歌山県・九州日向灘の揺れは南海トラフの巨大地震の予兆なのか
ここ数年、和歌山県や九州の日向灘で地震が起きている。いずれも小規模だが、南海トラフの巨大地震の予兆はすでに出ているのだろうか。「大人のための地学の教室」(ダイヤモンド社)の著者で、京都大学名誉教授の鎌田浩毅氏(火山学)は、「2021...
-
次の南海トラフ巨大地震は「2035年をピークに前後5年」と専門家…しかも3連動の可能性を指摘
東日本大震災から14年。東日本で起きた大地震に対して、西日本で起きるリスクが高いのが南海トラフの巨大地震だ。南海トラフ巨大地震の対象は三つの場所、静岡沖の東海地震、名古屋沖の東南海地震、四国沖の南海地震と分かれ、さらにもう一つ、九州...
-
大地震が発生したら…命を守るために最低限何を準備すべき? 被災から3日間を生き延びる防災バックの中身
自宅の防災バッグにいざという時に使えるものが入っているのか、この機会に見直したい。大地震の発生後、外出先や土地勘のない地方にいたら……救助を待つために、命を守るために必要なものはなにか。また被災直後は物資が行きわたらないことがあるが...
-
2025年は転換期「経典にも“未来予言”が…」三木大雲住職が読み解く「地震」と「食糧難」
「7月に大災害が起きる」--。たつき諒氏の漫画に記されていた夢日記を発端として、2025年は災害危機に注目が集まっているが、実は経典にも“未来予言”は綴られているのだという。「お経には、宇宙の始まりから現代、そして未来に起こる出来事ま...
-
東京都の人口は1400万人で都内「避難所」収容人数は317万人…いざという時の避難先は?
気象庁から「緊急地震速報」が流れ、大地震が発生したら多くの人がパニック状態になるだろうが、まずは身の安全を確保し、その後に考えるのが「避難」の問題だ。防災士の草野かおる氏が解説する。 ◇ ◇ ◇ ご自宅近くの...
-
阪神淡路大震災では淀川堤防が2000mにわたり決壊…地方で被災したら神社仏閣を目指すべき理由
全国どこでも起こりうる「地震洪水」から、どう身を守ればよいのか。カギとなるのは歴史に学ぶこと、そして予想避難の実践だ。公益財団法人リバーフロント研究所審議役の土屋信行氏に聞いた。 ◇ ◇ ◇ 「危険な堤防は全国に...
-
首都直下地震が東京を襲ったらどうなるのか…死者8万人、23区中17区が水没の衝撃
ある予言漫画が巷で話題となっている。「本当の大災害は2025年7月に来る」ーー科学的根拠のない都市伝説ではあるが、これを機に改めて考えたい。もし首都直下地震が発生したら、東京はどうなるのか。防災の専門家が警鐘を鳴らす「地震洪水」の恐...
-
南海トラフ巨大地震と首都直下型地震に前兆が…「2つとも発生は2025年から7年間」と予測
近い将来、首都直下地震や南海トラフ地震の発生によって大きな被害が出ることが懸念されている。より正確な地震予測の確立が期待できると脚光を浴びている企業がある。JESEA(地震科学探査機構)がそれだ。同社が注目を集めるそのわけは、的中率...
-
「日向灘では1年前から地盤の急激な沈降が進んでいた」的中率は79%…地震予測はどこまで可能か
気象庁によると昨年2024年に日本国内で起こった震度1以上の地震は約3600回。日本が世界有数の地震国だと言われるのも納得の数字だ。南海トラフ地震や首都圏直下の大地震が懸念され、より確実な地震予知の確立が求められている今、JESEA...
-
南海トラフ巨大地震の想定死者数は29.8万人…新たな「災害関連死」を避ける方法
ミャンマーとタイを襲ったマグニチュード7.7の地震で3500人を超える犠牲者が出ている。地震の発生は他人事ではなく、国は3月31日、南海トラフ巨大地震の最新被害想定を発表。全国の死者数は29万8000人と厳しいものとなった。そして今...
-
福島県双葉町の「光と影」(下)東日本大震災から14年…病院も学校も介護施設もない
東日本大震災から11日で14年が経過した。前回の当欄(3月8日号)では、原発事故が起きた福島県の中で徐々に居住者が増えている双葉町の現状を紹介。町の未来に光が見えつつあることが分かったが、課題もある。今回は「影」の側面に焦点を当てる...
-
過酷な避難所生活を救うのは「たき火と笑顔」 阪神・淡路大震災での思い出
日本観測史上最大のマグニチュード9.0を記録した東日本大震災から14年。いつどこで大地震が起きるのか不安は尽きないが、重要なのは備えだ。ボランティア活動に従事してきたタレント・清水国明がその極意を伝授。前回の当欄で「発災数時間後」の...
-
避難所に入る時には真っ先に「大便」をすべき!まずは「出す」ことに集中して
東日本大震災から11日で丸14年が経過。今後、いつ来るか分からない大地震にどう備えるべきなのか。数多くの被災地でボランティア活動をしてきたタレントの清水国明に、前回の当欄で「発災直後」の対策をレクチャーしてもらった。今回は「発災数時...
-
東日本大震災から14年…「避難場所」と「避難所」の違いとは? 防災士の草野かおる氏が解説
東日本大震災から早くも14年が経った。多くの地域が揺れ、津波に襲われた地域もあった。震源から離れた地域でも揺れを観測したため、避難を考えた人も少なくなかっただろう。実際に震災が起こった際、身の安全を守るために、適切な避難方法を知って選...
-
揺れた瞬間「よしっ、ついに来た」と思える人の生存率は高い
3月11日で東日本大震災から丸14年。いまだ当時の大混乱を覚えている人は多いはずだ。「地震大国」日本では、いつ大地震が起きてもおかしくない。どう備えればいいのか。あまたの被災地でボランティア活動をしてきたタレントの清水国明がサバイバ...
-
なぜ「ナマズといえば地震」なのかを鯰絵で知る(ナマズの民族研究家・細田博子氏)
ナマズは地震をイメージさせる生物ですが、平らな頭に長い口ひげ、つぶらな瞳にやや受け口、よく見ると親しみやすい特徴を持っています。地震に見るような「破壊力」はとても感じられません。 そもそもナマズと地震を結びつけたのは、天正地...
-
東日本大震災から14年…居住者が180人に増加した福島県双葉町の「光と影」(上)
東日本大震災から11日で14年──。原発事故が起きた福島県ではいまだに多くの人が県内外で避難生活を送っている。当初、全町避難を余儀なくされた双葉町では、最初に避難指示が解除されてから、今月4日で丸5年となった。居住者は徐々に増えてい...
-
能登半島の「人口減少」が止まらない…地震と豪雨の被害で奥能登地域の1割以上が故郷に別れ
能登半島の人口減少が止まらない。3日、石川県が発表した人口推計では、地震と豪雨で大きな被害が出た奥能登地域(輪島市、珠洲市、穴水町、能登町)の人口は5万535人で1割近く減少した。 もっとも推計には住民票を移さない移動は含ん...
-
巨大地震でも安心な場所…日本はどこにある? 南海トラフ発生確率「今後30年以内80%程度」に引き上げ
1995年1月17日の阪神・淡路大震災から30年。それに先立ち、政府の地震調査委員会は15日、「南海トラフ巨大地震」の今後30年以内の発生確率をこれまでの「70~80%」から「80%程度」に引き上げた。巨大地震への不安が高まるが、日...
-
日向灘で「3日に1回」地震頻発は南海トラフの前兆か? 専門家に聞く…13日夜は震度5弱の揺れ
13日夜に宮崎県で震度5弱を観測した日向灘の地震について、気象庁は同日中に南海トラフ地震臨時情報の「調査終了」を発表。懸念されていた南海トラフ地震の発生可能性に関し、〈平常時と比べて相対的に高まったと考えられる現象ではない〉と結論付...
-
奥尻島、阪神淡路、東日本と3度の大震災を経験…元オリックス投手・佐藤義則さんが振り返る
「地震のことを聞かれるのが嫌だった」 そう話すのはプロ野球の阪急、オリックスの投手として通算165勝を挙げた佐藤義則氏。3度の地震に被災した経験を持つからだ。1度目は北海道の奥尻島地震(1993年7月12日22時17分発生、最...
-
地震予兆の新常識!ネコは「2、3日前にジャンプ」イヌ・カメ・ウマでも異常行動…研究者に聞いた
地震前の動物たちの異常行動を記録した資料は数多く残っている。果たして、彼らは地震の前兆を感じ取っているのか? 「一般社団法人 地震予兆研究センター」の主任研究員を務める山内寛之氏を直撃した! 「1923年関東大震災では、街から...
-
女性に必要なオーダーメード防災とは…避難のジェンダーギャップに備える
大災害から身を守るために、「非常用持ち出し袋」の準備と、一刻も早い避難が重要なことは男も女も関係ない。しかし、避難生活には「ジェンダーギャップ」があるのもまた事実。「防災女子力」を強めるための“備え”とは? ■避難所でエコノミ...
-
石破政権唯一の目玉、防災省は次の震災に間に合うか
有言不実行の変節首相が自民党総裁選時に掲げた政策のうち、具体的な動きがあるのは「防災庁」ぐらいだろう。 衆院選直後の24年11月1日に「設置準備室」が発足し、石破と赤沢担当相が看板掛けを行った。12月20日には「防災立国推進...