「いざなみ」超えの戦後最長の景気拡大? 生活者にはまるで実感なし
「食料品や日用品などを節約し支出を抑えながら娯楽・教育など選好度の高い支出は維持しようとする『メリハリ消費』が改めて確認できる」(久我氏)
家計は支出を一律に削るのではなく、日常的に抑えられる支出をより絞り込むことで維持したい支出を守っている。その結果、2人以上の消費動向は、費目間の差が一段と開き、選別が進む可能性は高くなる。
生活者の最大の関心は、鈍化してきた物価上昇率の今後だ。帝国データバンクは9月の飲食料品値上げは、合計4923品目に達し今年最大の値上げと発表している。前年9月(1467品目)から約3倍と大幅に増加しているのだ。
さらに10月の飲食料品の値上げは3153品目と発表。2カ月で8076品目、1~11月の累計(判明分)では1万9083品目となり、2年連続での年間2万件超えが確実で前年の2万609品目を上回るとみられている。
また生活者に大きな影響を及ぼす電気、ガス料金は政府による補助が終了し、10月使用分から大手電力会社10社、大手都市ガス4社の値上げが発表された。


















