米長期金利ついに5%突破…いよいよ懸念される「アメリカ発の世界不況」
アメリカの長期金利が、とうとう5%を突破してしまった。米長期金利の指標である10年物米国債の利回りは15日、一時、5.04%台まで上昇(国債価格は下落)し、2007年以来、約19年ぶりの高水準となった。
長期金利が上昇した理由は、「インフレ懸念」と「財政悪化懸念」だ。
原油が再び高騰しはじめたことでインフレ懸念が強まり、トランプ大統領が成人1人に5000ドル(約77万円)、総額約200兆円の「トランプ配当」を支給すると宣言したことで財政悪化懸念が強まった。債券売りが加速し、金利が上昇している。
この先、アメリカの長期金利はどうなるのか。
「これは、どう見ても“悪い金利上昇”です。景気の回復局面で金利が上がるのは決して悪くない。好景気だから金利が上昇するとも言えます。でも、この金利上昇は、インフレと財政悪化が招いたものです。問題は、どこまで金利が上がるかです。長期金利のメルクマークのひとつは名目成長率です。アメリカの名目成長率は6%強だから、長期金利は6%まで上昇しておかしくありません」(経済評論家・斎藤満氏)


















