SVD分野の共同開発に合意したホンダと日産が会見を開かなかった事情
ホンダと日産自動車は8月31日、次世代車の頭脳となるSDV(ソフトウエアディファインドビークル)分野の共同開発に合意したと発表した。だが、自動車メーカーナンバー2と3の協業合意発表にもかかわらず、両社の共同会見の場は持たれなかった。佃モビリティ総研の佃義夫代表がこう述べる。
「共同会見は開かれませんでした。午後3時半ごろホンダから『SDV等に関し主要部分の技術を共有化することに合意し共同開発契約を締結した』という文面が送られてきただけでした。本来なら2社の次のステップに進む大きな流れになる可能性が考えられる。会見は当然あると思いました。2社は本気で次のステップに進もうとしているのか疑問です」
ホンダと日産は2024年12月に経営統合に向けた協議に入ることを発表し、三菱自動車も合流を検討。
ところがホンダが日産を子会社化する提案が出されたことに日産が反発。両社のプライドと技術面での方針の違いが埋められず、わずか1カ月半後に経営統合の協議が破談。その中で開発5分野についての協議は継続されていた。


















