巨人・橋上秀樹監督代行とは何者か…原辰徳氏には干され、阿部監督が心酔した“野村ID野球”の継承者

公開日: 更新日:

 阿部慎之助監督(47)が去った後を引き継ぐ橋上秀樹監督代行(60)。シーズン途中での監督退任が球団史上初めてなら、巨人でのプレー経験のない監督も球団史上初となる。

 橋上監督代行は阿部監督と同じ千葉県出身で安田学園の先輩、後輩の関係。1983年にドラフト3位でヤクルトに入団すると、90年に就任した野村克也監督のID野球に大きな影響を受けた。日本ハム、阪神でプレーした後に現役引退。その後は野村楽天でヘッドコーチ、BC新潟でコーチ、監督を歴任した後、2012年から14年まで巨人で戦略コーチ、打撃コーチ。原辰徳監督の下でリーグ3連覇と日本一に貢献した。

【写真】この記事の関連写真を見る(11枚)

 さる巨人OBがこう言う。

「野村監督の門下生としてヤクルト、阪神、楽天でID野球を学んだ橋上氏は、12年に当時の清武球団代表に招かれて原巨人に入閣。データの活用が遅れていた巨人の打者に対し、『見逃し三振OK』や『低めは全部捨てろ』などと大胆な指示を徹底して投手攻略につなげた。安田学園の後輩で当時は主砲だった阿部が『橋神様』と心酔したことで、スポーツ紙がこぞって取り上げた。その年の交流戦で初優勝。就任1年目にいきなり日本一。ただ、次第に相手バッテリーに裏をかかれることが多くなって勝てなくなると、原辰徳監督が『見逃し三振はダメ』『打席の中で自分の頭で考えろ』と方針を変えたこともあって、居場所がなくなり、14年にリーグV3を達成したにも関わらず退団となった。当時本人はかなりショックを受けていました」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    佐々木朗希の選手会脱退に「情けないし、寂しい」 球界に広がった“第2の朗希”への危機感

  2. 2

    (1)阿部監督の暴行事件は巨人にとって“渡りに船”だったか…異様に早い「解任判断」の裏側

  3. 3

    ドジャース大谷6年連続オールスタースタメンに暗雲…建国250周年の地元票が生む“フィリーズ包囲網”

  4. 4

    阪神1位・森下翔太を英才教育 父親が明かす「マイホーム購入の判断も野球ありきでした」

  5. 5

    大谷翔平が負傷して出血…ドジャース指揮官は軽症強調もサイ・ヤング賞に悪影響を及ぼす懸念

  1. 6

    楽天・塩川達也監督代行とは何者か…野村克也氏から重宝された「悪く言えばイエスマン」

  2. 7

    阿部慎之助氏の巨人監督復帰が絶望的なワケ…親会社が断固として許さない暴力行為の重み

  3. 8

    「ベンチ裏で泣いた」佐々木朗希に囁かれたメジャー適応力への不安…野茂英雄との決定的な違い

  4. 9

    阪神・森下翔太がファンから「態度悪い」と非難されるワケ…球宴中間投票セパ最多21万票なのになぜ

  5. 10

    楽天次期監督に「巨人・橋上代行」が急浮上!“短命政権”を繰り返すフロントの悪癖と思惑

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    松村北斗&目黒蓮の"2強"を崩すSTARTO社の若手演技派は? 男性アイドル戦国時代のカオス

  2. 2

    森香澄はピアニストを夢見て練習に打ち込むも、1浪して東京女子大現代教養学部へ…高校は都立新宿

  3. 3

    森香澄には「あざとかわいい」にとどまらない「主役体質」の素質アリ

  4. 4

    キオクシア株は「高値の花」…2期連続過去最高決算で時価総額40兆円も、個人投資家比率わずか5%

  5. 5

    渋野日向子に「全米女子プロ」逆転出場の道…勝みなみと3年連続タッグでツアー唯一のダブルス戦V狙う

  1. 6

    生田斗真の活躍を見て育った弟・竜聖は川崎の公立中学から中大法→フジテレビへ

  2. 7

    佐々木朗希の選手会脱退が若手逸材に飛び火 「電通が動いているんじゃないか」と広がった疑心暗鬼

  3. 8

    ナショナルズ小笠原慎之介「巨人入り」のウラ…「メジャー昇格の芽なし」の悲しい現実

  4. 9

    「ペチュニア」と「キンギョソウ」が見頃を迎えた花と緑のテーマパーク「東京ドイツ村」入場券を5組10人にプレゼント

  5. 10

    高市事務所が選挙ネット戦略で手だれに接近のナゼ…中傷動画作成・拡散のキーマン松井健氏の“意外な実績”