ゾンビたばこ羽月隆太郎が涙の激白 広島内で「関与は6人」「壮絶イジメ」「裏切り」【会見全文】

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 通称「ゾンビたばこ」と呼ばれる指定薬物を使用した罪で今月15日に執行猶予のついた有罪判決を受けた元広島羽月隆太郎氏(26)が、26日に自身のXを更新。

「5月28日 20時より、下記リンクにて配信させて頂きます」

 と、TikTokのライブ配信にて、自身の口から事件について語ることを告知した。“宣言通り”にライブ配信を実施した羽月は何を語ったのか。以下、全文。

  ◇  ◇  ◇

 それでは始めさせていただきます。本日は自分の言葉でお伝えしたい内容をまとめてまいりましたので、原稿を読ませていただきます。

 この度は私の行いにより、野球関係者の皆様、これまで支えてくださったファンの皆様に多大なるご心配とご迷惑をおかけしたことを心より深くお詫び申し上げます。

 今回の件について様々な報道や憶測が出回っている中で、自分自身の言葉でしっかりとした事実をお伝えしたいと思い、このような形を取らせていただきました。ご理解いただけますと幸いです。まず初めに、私の行動によって多くの方々を裏切り、失望させてしまったこと、本当に申し訳ありませんでした。

 謝罪だけで済む問題でないことも十分に理解しております。最初は、私の刑事裁判も終了したこともあり、このような機会を設けることは考えておりませんでした。しかし、これまで関わってくださった方々、応援してくださったファンの皆様、そして平日の朝早くから裁判に足を運んでくださった方々の存在を考えるたびに、このまま何も語らずにいることは、自分自身がこの問題から逃げることにつながるのではないかと考えるようになりました。だからこそ、自分の言葉でしっかりと向き合い、お伝えしなければならないなと思いました。未熟な部分や至らない部分も多いと思いますが、自分なりに逃げずに向き合いたいという思いで発信しております。

■ことの経緯

 私は、令和7年4月頃にある知人からシーシャだと言われて渡されたものを使用していました。その際、知人からはよく眠れるようになる、リラックス効果があるなどと説明を受けていました。

 私はこれまでタバコを吸った経験もなく、シーシャというものはこういうものなんだと思い込み、使用を続けてきました。そして11月末、その件に関する特集を見て、家族から「違法なものではないか」と連絡がありました。自分自身も違法の可能性があるのではないかと感じましたが、周囲の環境に流され、問題ないだろうという軽率な考えを持ってしまい、やめることができませんでした。野球選手として多くの方々に夢や希望を与える立場でありながら、その行動に対して危機感を持てていなかったこと自体が大きな間違いだったと深く後悔しています。

 まず、この知人についてですが、球界関係者ではありません。ただ、複数の野球選手と関わり合った人物です。また、この人物と関わりがあったカープ選手についてですが、私を含め6人が同じ人物から購入していました。

■「時間稼ぎ」「裏切り」

 逮捕後、私が数日間、否認を続けた理由を説明させてください。

 私は最初、自分1人で背負おうと考えていました。宮崎でのキャンプが始まるまで、私が使用した経緯やそれを使用するほかの選手について話をしなければ、警察がキャンプに行ってほかの選手に捜査を行うまでの時間を稼ぐことができるだろうと思っていたのです。また、その頃には、仮に警察が宮崎で他の選手の捜査をしたとしても、時間が経過しているため、尿検査で陽性反応は出ないなと考えていました。

 ですが、保釈後、仲間だと思っていた人たちから連絡はありませんでした。結果として仕事を失い、仲間だと思っていた人たちは離れていきました。最後に残ったのは家族だけでした。私は現役時代、家族の言葉と向き合わず、仲間との関係を優先し、たくさん傷つけてしまいました。もっと家族を大事にしていれば、家族の言葉に耳を傾けていればと、今になって強く後悔しています。

 逮捕後しばらくしてから、私は使用した事実を認めるとともに、使用していたほかの選手のことについても供述しました。しかし、警察からは「グレーを逮捕することはできない」、球団からは「グレーをクロと同じ処分にはできない」と言われました。ここで言うクロとは、尿検査で陽性が出ることです。

■「ライターで炙ったフォークを…」

 また、一部報道では師匠との破門をきっかけにそういった人間関係に関わるようになったと書かれていました。これについては記事にある通り、僕に至らぬ点があり、先輩と険悪になったことでチーム内で孤立し、いわゆる仲間外れのような状態になっていた時期があったのは事実です。

 ですが、それが直接の原因で僕がこうなったわけではありません。ただ、その経験から自分と仲良くしてくれる人を大事にしよう、誘いを断らないようにしようという考えが強くなり、その考えが今回誤った方向へ向いてしまいました。

 球団には良くも悪くも昭和的な空気が残っていました。先輩の言うことは絶対という雰囲気がありました。体質的にお酒が飲めない僕でも飲まなければならない空気がありました。飲んで寝てしまった際には、ライターで炙ったフォークを首に当てられたこともあり、その傷は今でも残っています。

 不器用な私はそうした環境の中でうまく立ち回ることができず、チームの空気に馴染めてなかったのかもしれません。

 それでも私が最後まで野球を好きでいれたのは、どんな時も応援し、支えてくださったファンの皆さんの存在があったからです。皆さんの声援に何度も救われ、背中を押してもらいました。また、留置所にいる時や宮崎で生活している中でも、本や手紙を送ってくださる方々もたくさんいて、自分はこんなにも多くの方々に支えていただいたなと改めて感じました。この場をお借りして、支えてくださった皆様に心より感謝申し上げます。本や手紙1つ1つが大きな励みとなり、苦しい状況の中で前を向く支えとなりました。本当にありがとうございました。その一方で、その期待や応援を裏切ってしまった自分自身の情けなさを痛感しています。

 応援してくださった皆さんに、こんな形で終わりを迎えることになってしまったことを申し訳なく思っています。本当にすいませんでした。

■現状と今後

 現在は宮崎の田舎で生活をしています。これからどのように社会復帰をしていくべきか、自分なりに考えながら毎日過ごしています。そんな中で、小学生、中学生の子供たちが野球を教えてくださいと家まで来てくれることがあります。こんな自分でもまだ頼ってくれる人がいるんだと思うと涙が止まらなくなる時があります。今はまだ自分のこれからについてはっきりとした答えを持てているわけではありません。今後はこちらの方で少しずつ配信をしていこうと考えており、見に来ていただけると幸いです。本当にご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。

 本日はこのような形で終わらせていただきたいと思います。本当にありがとうございました。

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