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黒岩泰株式アナリスト

山一証券、フィスコなどを経て、2009年4月に独立。独自理論である「窓・壁・軸理論」をもとに投資家に、株式・先物・オプションの助言を行う。著書に「究極のテクニカル分析」「黒岩流~窓・壁・軸理論」など。

ぶら下げられたニンジンはパクッと食べて走らなければいい…これが賢明な国民の行動だ

公開日: 更新日:

 元上司をまくのが大変だった。あれは二十数年前のこと。ある宗教団体に入信させられ、その支持政党に投票するように強要された。

 昔からの関係もあり、どうしても断れなかったのである。そこで選挙当日、トイレに行く“フリ”をして、投票する“フリ”をした──。

 憲法15条第4項。

「すべて選挙における投票の秘密は、これを侵してはならない」

 国民として権利が守られるはずであり、現在の選挙においても厳しい法規制となっている。

 そのようななか、自民党は参院選の公約を発表した。1人当たり2万円の給付金、非課税世帯の大人やこどもには、それぞれ2万円をプラス──そんな発表を受けて、世論は怒り心頭だ。

「国民をナメんじゃねぇ。こんなのは“買収”に決まっている!」と……。

 しかし、何だかんだ言っても、そんなものはもらっておけばいい。

 ただでさえ、物価高騰で苦しい生活。

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