“謎の風邪”感染者が急増…インフル&コロナ陰性でもツライ「症状」の正体と「流行」全国拡大の理由
「謎の風邪」なるものが流行していると、今月に入ってからSNS上で話題になっている。
症状は、のどの痛みや咳、鼻水や痰など“風邪っぽく”、熱はあまり出ないものの完全に治るまで2~3週間かかるといった共通項がある。しかも、インフルエンザや新型コロナウイルス感染症のいずれも陰性になり、原因が特定できないという。
流行の中心地のひとつは、福岡県だ。20日には県医師会が“謎の風邪”について会見を開き、「何らかのウイルス感染が原因の可能性が高い」との見解を示した。今後は患者から検体を採取して詳しい検査を行い、夏ごろには原因のウイルスが判明する見通しだという。
さらに、流行はすでに全国に拡大。北海道や東京都でも、“謎の風邪”の患者が増えていると報じられている。一体、何が起きているのか。昭和医科大名誉教授の二木芳人氏(臨床感染症学)に聞いた。
「現在検査中ですが、原因となっているウイルスのひとつは、『ヒトメタニューモウイルス』の可能性があります。感染力が強く、風邪のような症状が出るなどの特徴とも合致します。また、中にはインフルエンザB型が季節外れであるため検査されず、見過ごされているというケースもあるでしょう。いずれにせよ、最近は寒暖差が激しく人々の免疫力が低下し、感染症にかかる人が増えていると考えられます」
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