元サッカー日本代表・大津祐樹さんはビジネスでも成功 年商300億円の高級腕時計会社の社長に

公開日: 更新日:

大津祐樹さん(元サッカー日本代表/36歳)

 代表メンバーも決まり、6月サッカーW杯への期待と興奮が高まってきた。今回登場の大津祐樹さんは柏レイソルや欧州で活躍し、2012年のロンドン五輪ではベスト4進出に貢献するなど日本代表としても活躍した。今どうしているのか。

  ◇  ◇  ◇

 大津さんに会ったのは、東京メトロ銀座一丁目駅から徒歩約1分の高級腕時計販売専門店「コミット銀座」。

 23年12月に現役を引退し、25年11月、この店を運営する「株式会社コミット」代表取締役に就任したという。サッカー選手から腕時計会社社長に転身とは珍しい。

「いえ、セカンドキャリアとして転身したわけではありません。僕は現役中の19年に人材会社『株式会社ASSIST』を立ち上げ経営してきて、経営やマネジメントができたので、引退と同時に『ASSIST』の株を、イベントのスポンサーとして組むなどつながりが強くなっていた『コミット』に売却し、『コミット』取締役に就いていました。転身ではなく、それまでの延長線上で代表に就いたんです」

 大津さんはもともと時計が大好きで情報通だったとか。「コミット」とは店と客の関係からビジネスパートナーになり、経営統合したというわけだ。

 現在、年商300億円、子会社となった「ASSIST」と合わせ社員130人。責任重大だが、「サッカー選手として、いつも大きなプレッシャーと闘っていたから大丈夫」とサラリ。

 そもそも、「ASSIST」は大津さんが15年に千葉・柏で始めたサッカースクールが起点。現役時代から企業経営を始める例も多くはない。

「僕は現役時代に始めたかったんです。経営については人に会ったり日経新聞を読んだりして学んできました。起業したからには継続も大事なので、スクール事業は今も続けています」

「ASSIST」では、東京都社会人リーグ2部所属のサッカーチーム「スペリオ城北」の運営も手がけているというから、大忙しだ。

「そうですね。やることがたくさんあるので、『コミット銀座』が開店する午前11時前に出社し、退社は午前0時や1時。サッカーではメッシやクリスティアーノ・ロナウドのようなスター選手にはなれなかったので、ビジネス界でスターになりたいと思っています」

 いやはや、頼もしい。

 私生活も充実。18年にテレビ朝日の久冨慶子アナウンサーと結婚し、5歳の長男、この6月に1歳になる次男の4人家族で暮らす。

 子どもは将来、サッカー選手に?

「プロになるのは簡単ではなく、目指すのはリスキー。だから子どもにはやらせないと思っていましたが、プロになるならないに関わらず、チームで取り組むことで発揮できる力は個人より大きいことをサッカーから学び、人生にプラスだと思うようになりました。長男はスクール入り、サッカーを始めています。影からそっと見ていますが、才能があるかどうかはわかりませんね(笑)。

「妻は僕が仕事に集中できる環境をつくってくれているので、感謝しかありません」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • サッカーのアクセスランキング

  1. 1

    三笘薫の不在は「メッシのいないアルゼンチン」 代表メンバー発表で涙の森保監督はW杯をどう戦うのか

  2. 2

    吉田麻也元主将を森保ジャパンに“今さら招集”の思惑…W杯北中米大会は選外なのに

  3. 3

    サッカー元代表DF秋田豊さん「ヘディングではほとんど勝てた」 3試合フル出場98年フランスW杯を振り返る

  4. 4

    銃撃戦にデモの恐怖…それでも日本にとってメキシコ開催がラッキーなワケ

  5. 5

    JFAは森保一氏の“囲い込み”に必死 W杯後の「次の日本代表監督」のウワサが聞こえない謎解き

  1. 6

    本田圭佑の“手術痕”は…気になる「バセドー病」の症状と術後

  2. 7

    三笘薫は「もともとはパサー」 ドリブル突破を生み出す久保建英との共通点(川崎U12元監督・髙﨑康嗣)

  3. 8

    鈴木淳之介〈後編〉「守備ならどのポジションでもできるので森保監督も重宝するでしょう」(帝京大可児高監督・仲井正剛)

  4. 9

    三笘薫が左足太もも肉離れ「W杯絶望」報道も…森保監督が温める代表入りへの“秘策”

  5. 10

    鈴木淳之介〈前編〉コロナ禍に大変貌「強豪校監督が『ジダンじゃん』と目を丸くした」(帝京大可児高監督・仲井正剛)

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  2. 2

    萩本欽一(11)ひとりぼっち寂しく貧乏飯を食べながら「先生も同級生もバカだな」と思うことにした

  3. 3

    嵐が去る前に思い出す…あの頃の「松本潤」と「大野智」

  4. 4

    あのちゃん追い風だった女優業に暗雲の炎上!「嫌いな芸能人」発言で反撃される痛恨

  5. 5

    視聴率の取れない枠にハマった和久田麻由子アナの不運 与えられているのは「誰でもできる役割」のみ

  1. 6

    医学部に進学した息子のために老後破産したエリートサラリーマンの懺悔

  2. 7

    初期ビートルズの代名詞のような2曲の、まるっきり新しかったポップさ、キュートさ、叫びっぷり

  3. 8

    混戦制した河本結の"自己中プレー"に中継解説者が苦言…人気女子プロに問われるモラルとマナー

  4. 9

    田中将大が楽天を去った本当の理由…退団から巨人移籍までに俺とした“3度の電話”の中身

  5. 10

    ますます劣化する高市官邸…ポテチパッケージ白黒変更を「カルビーの売名行為」と幹部暴言しSNS大炎上