注目の人 直撃インタビュー
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存在感増す露の実態 小泉悠氏「プーチンに対外戦略なし」
国際社会でロシアのプーチン大統領の存在感が増している。2014年に旧ソ連のウクライナと軍事衝突し、クリミア併合で欧米と断絶。G8から追放を食らったが、米国のトランプ大統領が抱えるロシアゲートや、核・…
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若狭勝氏が語る新党構想 「代表は政治家とは限らない」
今月7日、「日本ファーストの会」という政治団体の立ち上げを発表し、政治を志す人々が学ぶ場として、「輝照塾」の創設を宣言した若狭勝衆院議員。もちろん、新政党への布石である。自民党に代わる受け皿を目指す…
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反対運動主導の黒川敦彦氏 「加計問題は森友と同じ構図」
愛媛県今治市では岡山理科大学の獣医学部キャンパスの建設が急ピッチで進められている。安倍首相が“腹心の友”と呼ぶ加計孝太郎氏が理事長を務める学校法人「加計学園」による新学部設置計画は、世論の反発を無視…
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インド仏教界頂点の僧侶 佐々井秀嶺さんに日本はどう映る
仏教発祥の地でありながら、ヒンズー教徒が圧倒的多数を占めるインド。しかし、近年、爆発的に仏教徒が増えている。そのインド仏教界の頂点に立ち、育てたインド人僧と共に民衆を指導するのが、実は81歳の日本人…
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民進・桜井充氏「加計学園が認可されれば文科省も追及」
疑惑まみれの安倍首相がどんどん追い詰められている。“腹心の友”が理事長を務める学校法人「加計学園」の獣医学部新設計画についての閉会中審査では、政権ぐるみの「えこひいき、ウソ、隠蔽」が一層鮮明になった…
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久米宏氏 日本人は“1億総オリンピック病”に蝕まれている
メディアは24日に開幕まで3年を切ったと大ハシャギ。9条改憲も共謀罪も築地市場移転も東京五輪にかこつけ、押し通す。「そこのけそこのけオリンピックが通る」の狂騒劇に招致段階から反対し続けているのが、日…
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吉岡忍氏が語る安倍政権と共謀罪 「日本は権力観が欠落」
安倍政権のデタラメで、この国の言論の自由が脅かされている。取材・報道を制限する特定秘密保護法に続き、「共謀罪法」が施行された。こうした動きに抗議声明を出し続けているのが、日本ペンクラブだ。活動の原点…
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西田亮介氏が分析 東京都議選の雪崩現象と「ポスト真実」
英ブレグジット(EU離脱)や米トランプ大統領誕生の昨年来、「ポスト真実」というキーワードをよく耳にする。〈客観的事実より感情的な訴えかけの方が世論形成に大きく影響する状況〉を意味する言葉とされるが、…
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大谷昭宏氏「バカが権力を握っている」と報ずるべきだ
「巨大な権力者に批判的な目を向け、説明責任を果たさせる」――。今年1月の任期最後の会見で記者団に向かってこう訴えたのは米国のオバマ前大統領だった。不都合な報道を「フェイク(偽)」と批判するトランプ大統…
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もの言うタレント松尾貴史氏 政治をタブー視する風潮危惧
議論を拒み、「中間報告」という禁じ手で「共謀罪」法を成立させた安倍政権に対し、ツイッターで〈悪辣、卑怯、狡猾、下品、姑息〉といった激しい言葉を羅列して批判した。皮肉を効かせた風刺を身上とするタレント…
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ミスター共産党が見た安倍政権 「歴代自民政治をも否定」
安倍政権ほど国会審議を軽視し、議会制民主主義を冒涜した歴代政権はないだろう。森友、加計問題をめぐる数々の疑惑には一切答えず、国民の多くが反対の声を上げていた「共謀罪法案」に至っては、委員会審議を途中…
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黒柳徹子氏語る ミャンマーの子供が話した「平和」の重み
テレビ放送史を代表するひとり黒柳徹子氏。その半生は記録ずくめだ。42年目に入った「徹子の部屋」(テレビ朝日系)は「同一司会者番組の最多放送回数記録」でギネス認定。1981年に出版した著書「窓ぎわのト…
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公認候補が大量離党 民進党・蓮舫代表は都議選をどう戦う
投票まで1カ月を切った東京都議選。小池新党vs自民党に注目が集まる中、国政で野党第1党の民進党は、公認候補が大量離党するなど、どうにも元気がない。厳しい結果が予想される選挙をどう戦うのか。東京都選出…
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平岡秀夫元法相が懸念 共謀罪が生み出すのは密告奨励社会
政府・与党が「東京五輪に向けてのテロ対策」「国際組織犯罪防止条約を締結するため」などと理由をつけて、今国会での成立を急ぐ「共謀罪」法案は強行採決で衆院を通過、参院での審議が始まったが、国民生活を脅か…
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原発再稼動阻止の防波堤役 新潟県知事・米山隆一氏を直撃
昨年10月の新潟県知事選から7カ月。「柏崎刈羽原発」の再稼働に慎重だった泉田裕彦前知事の路線を引き継いだ米山隆一氏は、どこかの知事とは違って、その姿勢に揺らぎがない。東京電力トップとの初面談で「(原…
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野村克也氏が嘆く日本野球の今「外野手出身に名監督なし」
ヤクルト監督としてリーグ優勝4回、日本一3回の実績を誇る希代の名将がこのほど「野村克也 野球論集成」(徳間書店)を上梓した野球評論家の野村克也氏。自ら「私にとって最初で最後の実践向け野球書」と言う4…
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船田元氏が語る 森友問題と特区制度「自民党議員が忖度」
破格の国有地払い下げなど疑惑は解明されぬまま。森友学園問題はまだ終わっていない。早くからこの問題や学園の教育方針への違和感について、自身のブログで発信、メディアも注目したのが自民党衆議院議員の船田元…
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辺真一氏が見る北朝鮮の今後 「金正恩は中国を見限った」
米朝関係が抜き差しならない事態に陥っている。暴走を加速させる北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長に、米国のトランプ大統領はヒートアップ。米国は原子力空母カール・ビンソンを朝鮮半島近海に急派したと報じられた…
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三宅弘弁護士 財務省の森友交渉記録は「今からでも作れる」
森友学園の国有地格安払い下げを巡る問題は、一向に疑惑が晴れない。どうして8億円ものディスカウントが行われたのか。それが分かれば、真相究明の可能性があるのに、財務省は「交渉記録は廃棄した」と言い張る。…
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築地で30年の卸協会幹部 市場問題の“混迷”洗いざらい語る
築地市場の豊洲への移転問題。最近は豊洲市場だけでなく、築地市場の欠点にも焦点が当たり、移転の是非はますます見通せない中、この人は何を思うのか。昨年8月、小池百合子都知事が移転を延期するまで、築地の“…