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築地で30年の卸協会幹部 市場問題の“混迷”洗いざらい語る

 築地市場の豊洲への移転問題。最近は豊洲市場だけでなく、築地市場の欠点にも焦点が当たり、移転の是非はますます見通せない中、この人は何を思うのか。昨年8月、小池百合子都知事が移転を延期するまで、築地の“ドン”こと伊藤裕康・卸協会会長と二人三脚で移転推進の実務を任されてきた「東京都水産物卸売業者協会」専務理事の浦和栄助氏。混迷を極める市場問題への考えを今、洗いざらい話してもらった。

■最大の問題は市場が2つの道路で分断されていること

――都議会の百条委員会では、豊洲市場の用地取得の経緯などを巡って、石原慎太郎元都知事、浜渦武生元副知事らが証人喚問されました。これまでの百条委を見て、どう感じましたか。

 用地取得の問題っていうのは、基本的には過去の問題なんですよね。一都民としてはハッキリさせた方がいいとは思いますけど、我々業者の立場にしてみると、用地の問題は別にある。市場が2つの道路で分断されていることです。

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