存在感増す露の実態 小泉悠氏「プーチンに対外戦略なし」

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臆病なロシアの世界観は陰謀論的

 国際社会でロシアのプーチン大統領の存在感が増している。2014年に旧ソ連のウクライナと軍事衝突し、クリミア併合で欧米と断絶。G8から追放を食らったが、米国のトランプ大統領が抱えるロシアゲートや、核・ミサイル開発を強行する北朝鮮をめぐる対応で表舞台に躍り出た。米ロ関係はどうなるのか。対外戦略をどう描いているのか。安倍政権が前のめりの北方領土返還交渉はどこに向かうのか。新鋭のロシア軍事・安全保障の専門家である小泉悠氏に聞いた。

■FBI捜索を受けたロシア重用のトランプ選対本部長

  ――ロシアゲートでトランプ米大統領が追い詰められています。昨年の米大統領選で陣営がロシアと共謀したなどの疑いで、元FBI長官のモラー特別検察官が捜査を進めています。

 今回に限らず、ロシアが米大統領選に介入していたのは確かでしょうし、驚きはありません。ロシアはレバレッジを利かせる力が弱い国ですから。

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