壮絶ながん闘病を経験した大橋巨泉氏 「賭けに勝った」

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「死んだ方が楽」と初めて思った

 昨年11月、扁桃(へんとう)に中咽頭がんが見つかった。大橋巨泉さん(80)にとって、9年前の胃がんに続いて2度目のがん告知。これには「目の前が真っ暗になった」と言うが、克服した。最近は執筆、テレビ、ラジオ出演と、徐々に活動を再開している。凄まじい闘病生活と今の日本の危うさについて、思いの丈を語ってもらった。

「最初はまったく自覚症状はなく、頬杖をついてテレビを見ていたら、小さいしこりのようなものに触れてね。精密検査を受けたら、なんと結果は中咽頭がん。ショックだったけど、見つかる確率は1%というし、同じ『ステージ4』でも、『4-B』『4-C』だったらまず助からないと聞き、“自分にはまだ運がある”とも思ったね」

 担当の松本文彦医師(国立がん研究センター)が答えた「完治します」の言葉を信じ、早速、治療プランに入ったという。

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