伊勢崎賢治氏が断言「首相が出したパネルは国を辱めている」

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平和国家だからできる国際貢献

 安倍首相が集団的自衛権の説明で使った「駆けつけ警護」のパネル。PKOに参加している他国の部隊や日本人NPOを守らなくていいのか、と訴えていたが、東京外語大の伊勢崎賢治教授は「本当に不謹慎」「国を辱めていると思う」と切り捨てた。元国連職員。アフガン武装解除日本政府特別代表。東ティモールやアフガン、シエラレオネなどの紛争地に乗り込み、DDR(武装解除、動員解除、社会復帰)を指揮してきた。危険な現場を知り尽くしている学者はこう言っている。

「大事なのは日本=非武装国家というイメージだ」

自衛隊に武力行使の道を開くことは、そのイメージをぶっ壊してしまうのだ。

■日本だからこそできたことが、できなくなる

――なぜ、駆けつけ警護のパネルが屈辱だと?

 国連PKO部隊は日本人だから助けるとか助けないとか区別しないんですよ。絶対に。自衛隊がいないところで活動している日本人NGOも大勢います。武装勢力が襲ってくれば、国連軍は国籍に関係なく絶対に助ける。そういう感覚なのに、ああいうパネルを持ち出して、集団的自衛権が必要であるという法的議論をすること自体が不謹慎だと思いましたね。

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