経済ニュースの核心
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蜜月から“いがみ合い”の挙げ句…大王海運が北越コーポの株を買い占めの顛末
製紙大手・北越コーポレーションと大王製紙の関係が再びキナ臭さを増している。大王海運(四国中央市)グループが昨年9月以降、北越コーポ株を市場内外で急速かつ大量に買い占め。これに対抗する形で北越が同12…
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廃止すべき?コロナ対策「中小企業事業再構築補助金」認可事業の質に疑問の声
「そろそろ廃止してもいいのではないか」(メガバンク幹部)とみられている中小企業対策事業がある。政府がコロナ禍への緊急措置として2021年3月に開始した「事業再構築補助金」事業だ。 昨年11月1…
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高齢化ニッポンの新年相場「賃上げ→消費支出増加→物価上昇」の経済好循環は難しい
24年新春。昨年の岸田政権は、自民党と「統一教会」の関係に続き、「政治資金パーティー」の裏金問題で満身創痍(そうい)、新任閣僚選びにも時間を要していた。 岸田首相は、異次元の少子化対策などを…
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デジタル競争力ランキングでは19位 中国が力入れるAI産業の不気味な大躍進
スイスの国際経営開発研究所(IMD)は世界デジタル競争力ランキング2023(64の国・地域が対象)を11月末に発表。17年の調査開始以来、5回目まで首位の米国は、前年調査では2位となったが、首位に返…
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軽自動車首位ダイハツの“自爆”で漁夫の利の…スズキは株価も反転上昇へ
相手の失策は自陣の好機──。スポーツ界では当たり前の理屈だが、これは無論、どの世界でも当てはまる。スズキの株価が上昇に転じた。 11月13日に年初来高値となる6577円をつけた後、12月14…
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ダイソーは出資4億円→500億円で回収し大儲けだが…誤算は韓国市場への橋頭堡を失うこと
韓国で生活用品店「ダイソー」を運営する「牙城ダイソー」は12月12日、第2位株主である大創産業が保有する自社の持ち株すべてを買い取ったと発表した。日本の大創産業は2001年、約4億円を投資し、牙城ダ…
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“大谷選手”や任天堂の自社IP 国策「コンテンツビジネス」に注目
ドジャースに移籍した大谷翔平選手は10年総額7億ドル(約1015億円)の契約で、プロスポーツ史上最高額となった。くじ売り場に行列ができる年末ジャンボ宝くじの1等・前後賞賞金10億円さえ少額に見える年…
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アルツハイマー新薬レカネマブが販売開始 高価格だけどエーザイが「それでも不満」の背景
アルツハイマー病新薬の国内販売が20日から始まった。「レカネマブ」(製品名レケンビ)だ。エーザイと米バイオジェンが共同開発したもので、脳内に蓄積されたアルツハイマー病の原因物質とされる「アミロイドβ…
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第一生命HDのベネフィット・ワンTOB カギを握る「医療界のGAFA」エムスリー社長の存在感
第一生命ホールディングス(HD)は12月7日、企業向けの福利厚生サービスを手掛けるベネフィット・ワンに対して、賛同を得られることなどを条件に来年1月中旬をめどに株式公開買い付け(TOB)を実施すると…
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実質GDP日本は下方修正、米国では大統領選…2024年は円安と円高のせめぎ合い
内閣府が12月8日に発表した2023年7~9月期の実質GDP(季節調整済み)改定値は、速報値の前期比年率2.1%減から2.9%減へ下げ幅を広げ、過去の数値も改定されたことで4四半期ぶりのマイナス成長…
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「ベネフィット・ワン」めぐる熾烈TOB合戦の行方…「第一生命」「エムスリー」両社の狙いは
1800円以上──パソナグループ傘下の福利厚生代行サービス最大手、ベネフィット・ワンにTOB(株式公開買い付け)を実施中の医療情報サイト運営のエムスリー。これに対し先週、対抗TOBを突き付けた第一生…
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「日本生命」が介護最大手「ニチイ学館」を買収…米投資ファンドは1000億円の大儲け
日本生命保険は11月29日、介護最大手のニチイ学館を傘下に持つニチイホールディングス(HD)を約2100億円で買収すると発表した。日生とニチイは1999年から子育て・介護を軸とするライフケア領域で業…
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「2024年経済予測」一度値上げされた商品は元には戻らない…デフレとインフレが共存する
内閣府は12月1日、日本経済の需要と潜在的な供給力の差を示す「需給ギャップ」が、23年7~9月期はマイナス0.5%と需要不足になったとの推計を発表した。 金額に換算すると年3兆円程度の需要不…
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「イトーヨーカ堂」が都内屈指の好立地店から立ち退きのナゼ…ライバル「イオン」が後継テナントに
50年以上も連れ添った古女房を叩き出し、新しいカミさんを迎え入れる。しかも新旧両妻は、かねて因縁の間柄──とあっては格好の世間話ネタと言えなくもない。 流通大手、イトーヨーカ堂が「都内屈指」…
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麻布台ヒルズが華々しくオープンしたのに…森ビルの財務は窮地の謎解き
森ビルの新たな複合施設「麻布台ヒルズ」が11月24日に開業した。大阪の「あべのハルカス」を超え、日本一の高さを誇る「森JPタワー(約330メートル)」や「六本木ヒルズ」以上の広大な緑化空間を擁する「…
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中国経済の不透明感、日本株の投資妙味…景気循環から見る景気の先行き
ハロウィーンが終わったと思ったら、小売店は一斉にブラックフライデーのセール入り。ボージョレ・ヌーボー、クリスマスケーキ、お歳暮、さらには正月の松飾り……。イスラム教やキリスト教圏では日本らしい消費の…
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ダイワボウHDの繊維事業売却は「英断か」…企業にとって祖業はお荷物なのか?
企業にとって「祖業」とは厄介な存在に違いない。業績不振に陥っても取引先や従業員などステークホルダーを巡るしがらみや因習などが複雑に絡み合い、なかなか抜本的な打開策を講じづらい。歴史を積み重ねていれば…
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ガスト“逆張り”値下げは吉と出るか…競争優位性の確保狙い中島尚志社長が決断
食材の高騰による値上げが続いている外食業界で、値下げによって客足を取り戻そうとする逆張りの動きが出始めた。ファミリーレストランのガストは、16日から人気メニューの「チーズINハンバーグ」を800円か…
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ライザップの業績が再び急降下「異常なペース」で出店、チョコザップの先行投資も重くのしかかる
大量出店・大量閉鎖は実店舗ビジネスのいわば“宿命”といったところか。RIZAP(ライザップ)グループの業績が再び急降下している。先週発表した2023年度上期(4~9月)決算は営業損益が57億円の赤字…
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定期預金金利100倍に引き上げの狙いは? メガバンクが恐れる「サイレントバンク・ラン」
日銀による金融政策修正に伴い長期金利が上昇している。これを受け、三菱UFJ銀行などメガバンクは10年物定期預金金利をこれまでの0.002%から0.2%へと引き上げた。引き上げ率は実に100倍に及ぶ。…