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中西文行「ロータス投資研究所」代表

法政大学卒業後、岡三証券入社。システム開発部などを経て、岡三経済研究所チャーチスト、企業アナリスト業務に従事。岡三インターナショナル出向。東京大学先端技術研究所社会人聴講生、インド政府ITプロジェクト委員。SMBCフレンド証券投資情報部長を経て13年に独立。現在は「ロータス投資研究所」代表。

米エヌビディアが時価総額で世界2位へ 理論上の株価は1株0.98ドル→5万8032ドルの仰天

公開日: 更新日:

 いまから12年ほど前、株価チャートが即座に描けるパソコンを探し家電量販店の販売員に相談した。

 オーダーメード仕様でNECのデスクトップパソコンを購入。メモリーを増設、CPUもインテルの最新モデルを搭載、通常のパソコンの2倍ぐらいの価格になったが、動作速度は抜群に速かった。いま思い出すとパソコンのタワーにエヌビディア「GPU(画像処理半導体)」のシールが貼ってあった。

 さらに7年ほど前、パソコンで動画を見る機会が増えたので、家電量販店で描画速度の速いパソコンを尋ねたら、デルのゲーム用パソコンを紹介された。モニターを2台接続でき、株価チャートを瞬時に表示できるといわれたので購入した。エヌビディアのGPUが使われ動作速度は格段に速く、さすがに格闘ゲーム向けと感心した。

 エヌビディアは、台湾系アメリカ人のジェンスン・フアンが1993年にクリス・マラコウスキーらと共に設立。社名はラテン語の「invidia」が由来で、「未来を見る・無限を見る」という意味が込められ、目をかたどったロゴマークが使われている。99年にGPUを発明し、株式を公開した。

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