発掘おもしろ図鑑
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愛機や憧れだった一台と再会できる
ネット配信される音楽をスマホで楽しむ若者たちには想像もできないだろうが、まだウォークマンもCDもこの世になかった時代、若者たちの友は「ラジオカセットレコーダー=ラジカセ」だった。昭和の遺物として、一…
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理想の墓地はどこだ?
多死社会を迎えた日本では、墓地問題が深刻度を増している。行き場のなくなった遺骨を小包で受け取り、海に散骨する代行ビジネスまであるという。本書は、ランドスケープ・デザインの視点から、世界各地の庭園型墓…
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世の中の裏の仕組みが分かる大人の教科書
世の中には3万種近くの職業があるといわれるが、本書はハローワークや職業案内サイトでは決して紹介されない「ワル」系の仕事の内情を解説してくれるイラスト図鑑。 裏社会と聞いて誰もが真っ先に思い浮…
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体を張って提案 トンデモ「暇つぶし」
常人が思いつかないような「暇つぶし」の数々を考案し、実行する人気ブログの書籍化。 例えば、子供時代に誰もが憧れたマンガやアニメのヒーローたちの手から繰り出される「バリア」。その「バリア」を、…
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アデリーペンギンが群れて行動する本当のワケ
動物を見て可愛いとか、カッコイイと思ったことはあっても、「せつない」と感じたことはない。 多くの人も同じだと思うのだが、本書を読むとそれは動物のことが本当はよく分かっていなかっただけだと気づ…
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人類が積み上げてきた思索の地層に触れる
難解そうで敬遠しがちな哲学を身近なものにしてくれる大人のための図鑑。ピタゴラスからサンデルまで主要70人を紹介した前著(2015年刊)に続き、続編の本書では諸子百家と呼ばれる学者たちの思想を中心にし…
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Tシャツをめぐるリアルストーリー集
誰もが一枚や二枚は持っている愛着のこもったTシャツ。タンスに眠るそんな捨てられないTシャツをめぐる物語を集めたリアルストーリー集。 ファッションは、ふつう価格やブランドで誰が見ても「ヨシ」と…
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世の中のあらゆるものの寿命が分かる
もし余命あと○カ月と宣告されたら、残りの日々をどう生きるか。誰もが一度は考えたことがあるだろう。しかし、昆虫のカゲロウは、そんな猶予を与えられることもなく、成虫となってわずか1日でその短い一生を終え…
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スミレは「地方出身のしっかりものの女子大生」!?
私たちは雑草とひとくくりに呼んでしまうが、彼らはそれぞれが実に個性的で人間くさい存在だという。植物にとっては過酷な環境である道端や田畑、空き地など、人間と同じ場所で暮らすことを選択した雑草は、独特の…
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ハイブリッドなサボテン 驚きの美しさ
地味な印象があるサボテンだが、本書を手にした人は、その色彩の豊かさと造形の面白さに驚かされることだろう。本書は、タイ人栽培家が、人工授粉による異種交配で作り出した斑入りのギムノカリキウムというサボテ…
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「平目のえんがわ」を英語では何と言う?
蕎麦屋で食事後に蕎麦湯を楽しんでいたとしよう。突然、隣席の外国人観光客から蕎麦湯が入った器を「ソレハナンデスカ?」と尋ねられたら、あなたはスラスラと英語で答えられますか。そもそも、この器、日本語で何…
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今も現役のエロ本自販機探して全国行脚
ネット上に無修正画像が氾濫する時代、エロ本はもはや死語と化したが、ある世代の男性たちは、エロ本と聞くと一抹の郷愁を呼び起こされるに違いない。ミラーフィルムで隠され、昼間は見えなかった扇情的な表紙の雑…
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世界文学という大海を泳ぐための羅針盤
これまでの何千年もの間で、人類は星の数ほどの物語を生み出してきた。こうなると、世界文学に親しんでみようと思っても、あまりに膨大な作品を前に、どこから手を付けていいのか分からない。 本書は、そ…
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日仏の映画の歴史を一望する大著
フランスと日本、お互いに影響を及ぼし合ってきた両国の映画文化の歴史をたどるシネマ本。 歌手・音楽プロデューサーの著者は、フランスでシャンソンと向き合う中、自らの音楽のルーツが幼いころから親し…
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バードウオッチングがしたくなる文庫図鑑
鳴き声の美しさで知られる「日本三鳴鳥」をすべて言えますか? ウグイスはすぐに浮かぶとして、あとの2羽は難しい。 答えは、鳴き声が馬のいななきに聴こえるのでその名がついたコマドリと、渓流沿いの…
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タンパク質はマッチョな土木作業員!?
健康のために栄養のバランスを心がけている人は多いと思うが、そもそも栄養とは何か。元気な体を維持するには、どのような栄養が必要なのか。そんな知っているようで知らなかったことを教えてくれるのが本書だ。 …
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ラジカセの登場で音楽シーンが一変
音楽もネットを介して提供され、スマホで聴く時代。 そんな時代だからこそなのか、ラジカセやレコードプレーヤーなど、往年のオーディオ家電の人気が再燃しているという。 本書は、日本の家電製…
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銀座の街にも28種類の雑草が生えている
都会のマンション暮らしで、会社と自宅を往復する日々で、一番難しいのが自然との触れ合いではなかろうか。ところが、わざわざ里山や海に出かけなくても、近所の公園はもちろん、通勤・通学路や自宅のベランダや庭…
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さまざまなタイプのおっぱいを愛でる
なぜ世の男たちは、こんなにもおっぱいに魅せられるのか。それは、まるで媚薬のように男たちをひきつけ、とりこにする。内から突き上げる欲望のはるか奥底に眠る、乳飲み子だった時の母親への郷愁がそうさせるのか…
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足を踏み入れた人にした分からない美大の真実
東京芸術大学を「最後の秘境」と位置付け、芸大生の天才奇才ぶりを紹介する本が話題となった。しかし、武蔵野美術大学出身の著者は、美術・芸術大生の全員が個性的とは限らないという。美大も決して秘境ではないと…