ラサール石井 東憤西笑
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邦画2作品がアカデミー受賞 「ゴジラ-1.0」には我が事のように涙が…
邦画2作品がアカデミー賞獲得の快挙である。 「君たちはどう生きるか」が長編アニメーション賞、そして我らが「ゴジラ-1.0」が視覚効果賞を、並み居る強敵を抑えて受賞した。 アカデミー賞に…
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自民党の裏金問題とそれを使った選挙戦…批判されるべきは与党の「昭和の国会運営」だ
2024年度予算案が、異例の土曜日の集中審議を経て2日に衆院を通過した。 予算案は衆院から参院送付後30日を経過すれば自然成立する憲法の規定がある。政府・与党は年度内成立が確実になる2日まで…
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春風亭昇太さん、柳家喬太郎さん…噺家という怪物に魅せられた夜
噺家という人たちの芸というものは本当に凄いと思うのだが、最近またしびれる現場を見た。 うちの小宮が芝居のプロデュース公演していて、昼公演だけの日に、夜に落語会を企画した。小宮とゲストが一席ず…
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自民党はカルト集団と化し裏金問題では犯罪集団化…日本そのものがカルト国家になってしまう
2月17日のTBS系「報道特集」(歴代文科大臣と旧統一教会)はなかなか踏み込んだ内容であった。 今国会で問題になっている盛山文科大臣と旧統一教会の関係。のらりくらりとかわす大臣。衆院選に際し…
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映画「沖縄狂想曲」が描く沖縄のリアルな息遣い
新宿K'sシネマで「沖縄狂想曲」を見た。ドキュメンタリー監督太田隆文氏の快作。 ニュース映像とさまざまな関係者、有識者のインタビューで構成されたドキュメント。随所に挿入されるオスプレイの映像…
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京都市長選の違和感…立憲民主党は本気で政権交代する気はあるのか?
相次いで地方都市の市長選が行われた。 自民王国である群馬の前橋市長選では、自公が推薦する現職に対して、立民、共産、社民が応援する無所属の女性弁護士、小川晶さんが見事当選した。これは快挙だ。自…
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追悼・南部虎弾さん 10代の頃から50年の付き合い。芝居や芸の話しかしなかったが奇行も数知れず
南部虎弾の葬式に行ってきた。喪主である奥さまの希望で喪服は禁止。できるだけ派手にということで式場はさながらコミケ会場のようであった。 南部との仲は劇団テアトル・エコー養成所時代から。コント赤…
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見え透いたウソがまかり通る政治家たちに我々の未来を託せるか!
大山鳴動して鼠一匹(いや三匹か)。自民党裏金問題は43人不起訴という結果。変わるのかと期待した検察は以前のまま、あっけない幕引きとなった。 【写真】この記事の関連写真を見る(20枚) …
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日テレ「赤木ファイル」の衝撃 国を相手に夫の死の原因を追求する妻・雅子さんの闘いを描いた渾身作
1月9日放送の日本テレビ系「ザ!世界仰天ニュース」の特集「命をかけた赤木ファイル“文書改ざん”の謎」。 放送直後からSNS上で話題になり、見逃し配信でやっと見られた。 言わずと知れた…
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海外や軍事に湯水のように金を使うなら、同じだけ防災にも予算をつけろ
元日に北陸を襲った未曽有の大地震。その爪痕は予想を超えて深く、さらに追い打ちをかけるように降り積もる雪に救助は困難を極めている。 避難所の生活も万全ではなく、災害関連死が増加することが危ぶま…
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腹の立つことばかりだけれど…2024年こそ「生きづらい世の中を変える」年にしよう
まあ、腹の立つことばかりで今年も暮れていく。2023年最後の記事ぐらいは笑顔にしたかったのだが、なかなかいいニュースがない。 そこで、少し古い記事だが、以前から書きたかったいい話があるので今…
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自民党安倍派のパー券裏金疑惑は反社の“みかじめ料”と同じではないか
完全にタガが外れた。底が抜けたと言ってもいい。 自民党安倍派のパーティー券裏金の実態は、記載漏れなどでは収まらぬ長年続いた組織的犯罪だった。言い逃れようとする者、居直る者、実態を証言し自分の…
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パー券裏金疑惑の薄汚いカネの総額 大谷翔平の“さわやかな10年”の20分の1に及ばない
日曜日の朝に激震が走った。2つの良いニュースと悪いニュース。いや、良いニュースと良いニュースなのか。 ひとつは大谷翔平ドジャース移籍の発表。直前までブルージェイズか、いやエンゼルス残留かと騒…
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全米公開で日本の底力見せた「ゴジラ-1.0」の快進撃 マーベル映画の大作と比べても遜色なし
11月3日に公開された東宝映画「ゴジラ-1.0」は今も好評ヒット中だが、12月1日から全米公開され、これが大変なことになっている。3日間の興行収入が並み居る大作映画の中で堂々の3位となり、ディズニー…
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馳浩知事「想い出アルバム作戦」の重大発言を「全面撤回」で幕引きさせてはいけない
茶番も茶番、大茶番だ。馳浩石川県知事が講演で自らのオリンピック招致運動の苦労を自慢げに語り、当時の安倍首相から「必ず勝ち取れ」「金はいくらでも出す。官房機密費もあるから」と告げられたと告白。さらに開…
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橋下徹氏はテレビ画面越しに恫喝 欲得ずくの万博だから反対してるんだよ
関西ローカルの番組「そこまで言って委員会NP」で丸田佳奈という産婦人科医のタレントさんが「万博の入場料7500円が高いと言うやつは、HP見ろ」といささか乱暴な口調で言い放っていたので見てみた。 …
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財務副大臣更迭、維新、日本保守党…何回裏切られてもついて行く人の気が知れない
ついに、というか、やっと、神田財務副大臣が更迭された。遅い。遅過ぎる。 国税庁を外局として統括する財務省の副大臣が、あろうことか税金を滞納し4回も差し押さえを受けていた。しかもその言い訳に「…
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タモリさんの予言した流行語 「新しい戦前」を「戦中」にしてはいけない
今年も流行語大賞のノミネートが発表された。 並み居る流行語の中に、ひっそりとたたずむ「新しい戦前」を見つけた。ご存じタモリさんが徹子の部屋で発した言葉、去年の暮れに「来年はどんな年になるかし…
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開き直りと大嘘…厚顔無恥で鉄面皮の杉田水脈と萩生田光一を倒すのは誰か
なんという厚顔無恥。なんという鉄面皮! 杉田水脈のことだ(敬称略!)。 2度にわたる人権侵害の認定を受けても、「ブログは削除して謝罪した」と繰り返すだけでなく、あろうことか動画で「私は差別と…
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朝生の「黙れ!」は田原総一朗氏には通常営業 生討論番組はもう“びっくり箱”ではなくなった
「朝まで生テレビ!」で田原総一朗氏が、国民民主の玉木代表の発言を「うるさい! 黙れ!」と遮り、共産党の山添拓議員に「駄目ですよ、そういう言い方」と諭される映像がSNSで流れ、「老害」などと批判されてい…