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ラサール石井参議院議員

1955年生まれ。大阪市出身。渡辺正行、小宮孝泰と結成したお笑いトリオ「コント赤信号」で人気に。声優、俳優、司会者、脚本家、演出家、コラムニストとして活躍。第23回読売演劇大賞優秀演出家賞受賞。2025年、参院選に社民党から立候補し当選。副党首に就任。

「大阪・関西万博」電子チケット購入の煩雑さは高齢者にはハードルが高すぎる

公開日: 更新日:

 いつのまにか万博の開催まで、あと2カ月を切った。

 しかしおそろしいほど世間は盛り上がっていない。アンケートでは「万博に行く」と答えた人は全国で35%。6割の人間が「行かない」「興味がない」と答えている。運営側は1400万枚の販売目標を掲げているが、現時点の販売実績は774万枚と半分程度にとどまる。それも各企業に無理やり買わせた分を入れてだ。

「始まればなんだかんだ言っても入るさ」とタカをくくっている向きもあるが、果たしてそうか。

 前売りチケットの購入時の手続きの煩雑さ、それも要因だとよくいわれている。たしかに今回の万博は予約が必要らしく、フラッと行って帰って来る、といった1970年万博で実際に中学生の私がやっていたようなフリーな見方ができないらしいのだ。

 そこで、私も実際に前売りチケットを買ってみようと思った。

 まずは公式ホームページにアクセスする。チケットを購入をクリックする。

 するとかなりの種類のチケットが表示される。まず前売りチケットは、大人料金だけ書くと、開幕券(開幕から2週間限定)4000円、前期券(開幕から夏まで限定)5000円、早割一日券(会期中いつでも1回入場可能)6700円、あと通期パス(何回来てもよい)3万円など。まあ、どんなチケットか把握するのに時間がかかる。

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