著者のコラム一覧
ラサール石井タレント

1955年、大阪市出身。本名・石井章雄(いしい・あきお)。鹿児島ラ・サール高校から早大に進学。在学中に劇団テアトル・エコー養成所で一期下だった渡辺正行、小宮孝泰と共にコント赤信号を結成し、数多くのバラエティー番組に出演。またアニメの声優や舞台・演劇活動にも力を入れ、俳優としての出演に留まらず、脚本・演出も数多く手がけている。石井光三オフィス所属。

憲法記念日に自民・西田昌司議員がトンデモ発言…歴史の書き換えをしてるのはどっちだ!

公開日: 更新日:

 5月3日は憲法記念日。毎年憲法論議が盛んになり、改憲派は改憲を声高に叫ぶ。かつて安倍元総理もやっていたように、石破総理も憲法集会にビデオメッセージを送り、改憲の必要性を説いた。

 また、神道政治連盟沖縄県本部と沖縄県神社庁、日本会議沖縄県本部でつくる実行委員会が3日に那覇市内で開いた憲法シンポジウムがあった。この顔ぶれだけでも十分トンデモ臭プンプンだが、さらに自民党西田昌司参院議員が講演するというトンデモの4乗みたいな会合だ。もちろんトンデモ意見が飛び出した。過去に見学した糸満市のひめゆりの塔の展示内容を挙げ「ひどい。歴史の書き換えだ」と述べたのだ。

「かつて、私も何十年か前、国会議員になる前に、ひめゆりの塔にお参りに行ったことがある。今はどうか知りませんけど、ひどいですね」。この段階からひどいのはそっちだ。「今はどうか知りませんけど」って、知らないのかい。沖縄に来てひめゆりの塔に言及するなら、まず行ってこいよ。

「要するに日本軍がどんどん入って来て、ひめゆり(学徒)隊が死ぬことになっちゃったと。そして、アメリカが入ってきて、沖縄が解放されたと」「そういう文脈で書いているじゃないですか。亡くなった方々は救われませんよ」

■関連キーワード

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    朝ドラ「あんぱん」教官役の瀧内公美には脱ぎまくった過去…今クールドラマ出演者たちのプチ情報

  2. 2

    佐々木朗希「中5日登板志願」のウラにマイナー降格への怯え…ごまかし投球はまだまだ続く

  3. 3

    中井貴一の“困り芸”は匠の技だが…「続・続・最後から二番目の恋」ファンが唱える《微妙な違和感》の正体

  4. 4

    ドジャース佐々木朗希「負傷者リスト入り」待ったなし…中5日登板やはり大失敗、投手コーチとの関係も微妙

  5. 5

    加賀まりこ「鈴さん」人気沸騰中!小泉今日子と《そっくり》の母親役でフジ月9“夢の共演”を待望する声

  1. 6

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意

  2. 7

    河合優実「あんぱん」でも“主役食い”!《リアル北島マヤ》《令和の山口百恵》が朝ドラヒロインになる日

  3. 8

    永野芽郁「文春砲第2弾」で窮地…生き残る道は“悪女への路線変更”か?

  4. 9

    Kōki,主演「女神降臨」大爆死で木村拓哉がついに"登場"も リベンジ作品候補は「教場」か「マスカレード」シリーズか

  5. 10

    渋谷区と世田谷区がマイナ保険証と資格確認書の「2枚持ち」認める…自治体の謀反がいよいよ始まった