ザッツエンターテインメント
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「スクリーンの向こうに新藤兼人の遺したもの」新藤兼人著、新藤次郎編
100歳で亡くなるまで現役の脚本家・映画監督として、多くの作品を世に送り出した新藤兼人の生前の文章を編んだ映画エッセー。 軍隊に入隊した兄との面会に行くたびに、母にねだって映画を見た少年時代…
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「食の本」特集
食に関する情報は、多くの人にとって大きな関心事だが、昨今、食の安全に関するニュースが後を絶たず、不安は募るばかりだ。そこで健康のために、現代人は何を食べるべきなのかを改めて教えてくれる本を紹介する。…
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読書の達人に学ぶ編
いつも同じような本ばかり読んでいる。話題の本を読んでもその内容を活用できない。そんな人は読書の達人の読み方に注目! あの人たちはこんな読み方をしているのだ。 ふと出合った本に感銘を受けたとき…
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正月に読みたい特選小説
暦に恵まれ、昨年に続き、いつもよりも長い正月休み。読書家には、暖かい家にこもって物語の世界にどっぷりと浸れる至福の時となるに違いない。そこで、時間をかけて堪能したい大作から、旅のお供にもなってくれる…
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冬の京都の路地を歩こう!編
真の京都を味わうなら、観光客の少ない冬こそおすすめだ。静けさを取り戻した観光スポット巡りもいいが、“通”を気どるなら、大通りから一本入った路地裏細道の散策がいい。古き良き都らしさが残り、地元民の生活…
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【年末に読みたい珠玉の時代・歴史小説】「冬を待つ城」安部龍太郎著
天正18(1590)年、小田原城を攻め落とした秀吉は奥州仕置きを行い、小田原に参陣しなかった大名らを改易。家の存続と所領の知行を認められた大名には、検知と刀狩りを断行し、秀吉の意に沿う統治を行うよう…
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【年末に読みたい珠玉の時代・歴史小説】「化土記」北原亞以子著
天保14(1843)年、天保の改革推進派の勘定吟味役・栗橋伊織が闇討ちされ落命。老中・水野忠邦が改革の行き詰まりを打破するため、印旛沼の開拓と大名や旗本の領地を召し上げ代替地を与える上知令の準備に取…
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【年末に読みたい珠玉の時代・歴史小説】「鬼はもとより」青山文平著
宝暦8(1758)年秋、浅草山川町の裏店で万年青を商う奥脇抄一郎に、旗本の深井藤兵衛を通じて、ある依頼が舞い込んでくる。抄一郎は、万年青稼業を隠れみのに、裏で諸藩の御用人らに藩札版行の指南役を務めて…
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【年末に読みたい珠玉の時代・歴史小説】「風の如く 吉田松陰篇」富樫倫太郎著
明治維新を成し遂げた人材の「火薬庫」となった幕末の長州藩、松下村塾を舞台に描く時代青春小説。 15歳の平九郎は、武家の長男だが、訳あって萩から移り住んだ篠目村で畑仕事の手伝いをして家族を支え…
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冬は酒場、冬こそ居酒屋編
やっぱり酒場は、寒い冬の熱燗が似合うのではないだろうか。どんな種類のアルコールだろうと、おいしくて楽しい時間をすごせるのが、酒場や居酒屋のいいところ。北風がピューッと吹いて、あったかい店が恋しくなる…
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大人向けのお薦め、話題のコミック5冊
今や外貨の稼ぎ頭のひとつとなるほど世界中で読まれる日本のコミックは、表現の可能性をどこまでも広げ、ありとあらゆるジャンルが揃っている。そんな膨大なコミックの山脈の中から、大人向けのお薦め、話題の5作…
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「骨」をフル活用して走る編
ランニングで速く、長く走る方法として、筋力アップや心肺機能を高めることより、「骨」を活用することに注目が集まっている。体の一番深いところにある骨の動きを意識することで、体がしなやかに動いて負担が軽く…
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外国人が教えてくれる日本の魅力編
日本に魅せられて在住10年以上という外国人も珍しくない昨今、彼らの描くものはもはや、単なる異国情緒の域にあらず。やたらと擬態語・擬声語を乱発する日本人の言葉づかいや、プールで休憩時間になったら、だれ…
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愛犬と出かける編
休日くらいは可愛いペットとべったり一緒に過ごしたい。だが、一緒に出かけようとするとバリアーだらけ。電車に乗せるにはどうしたらいい? ペットOKのホテルやレストランはあるのか? そんな疑問に答えてくれ…
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ヌードアート本特集
過激な無修正ヌードなど、ネットでいくらでも拾える時代だ。これらの大量生産ヌードは興奮材料になるが、どこかむなしく空々しい。そこで勧めたいのが「ヌードアート」。古代から表現され続けてきた裸体には、人間…
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極上のミステリー特集
秋の夜長の読書に最適なのは、何といってもミステリーだ。世にあまたのミステリー作品があふれる中、今回は、最も勢いのある新鋭・気鋭による5作を紹介する。どの作品も時が経つのも忘れて没頭させてくれる極上の…
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映画「ゴジラ」で読み解く日本的な物語の構図
今夏公開されたハリウッド映画「GODZILLA」。日本が生み出した最高傑作怪獣・ゴジラの最新版である。出版界ではこれを機に密かなゴジラブームが起こり、ゴジラファン垂涎の秘話・裏話本から、趣向を凝らし…
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目からウロコの浮世絵の楽しみ方
日本人が考えている以上に海外で評価が高いのが浮世絵。あのゴッホにも影響を与えているのだ。浮世絵を、重箱の隅をつつくような独自の視点からマニアックに読み解いた本を紹介しよう。描かれているのに見えなかっ…
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男も萌えるアクアリウム入門編
たとえ束の間であっても、男にとっては誰にも邪魔されない癒やしの時間と空間は何よりも欲しいもの。そんな心の底からの欲求に、無口な美女のごとく静かに寄り添ってくれるのがアクアリウムだ。最近では、水のゆら…
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怪談で残暑を乗り切ろう編
盛りは過ぎたとはいえ、まだまだ猛暑は続くが、そろそろエアコンに頼っていないで、電力の要らない涼み方に切り替えよう。クラシックな方法だが、幽霊や妖怪の力を借りるという風流な涼み方がオススメ。読み終えた…