親を要介護にさせたくない
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親の交流関係を知ることが介護にこれほど役立つとは思わなかった
日本は核家族化が進み、1世帯当たりの人数が年々減っている。1980年ごろは平均3人だったのに、2033年には2を割り込むとの予想があるほどだ。夫婦のみ、あるいは独居の高齢者世帯が増え、離れて暮らす子…
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費用減に役立つ!介護保険負担割合証と介護保険負担限度額認定証
介護関連の公的証書には、介護にまつわる費用の負担額を減らしてくれるものがある。 まずは介護保険負担割合証だ。要介護・要支援認定を受けた人が介護サービスを利用した時、実際にかかった費用のうちど…
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回復期リハビリテーション病棟を利用するなら…1つだけ注意点あり
前回ご紹介した回復期リハビリテーション病棟は、急性期を脱した脳血管疾患や骨折などの患者が、在宅復帰を目指し集中的なリハビリを行う施設のこと。一般の病棟と違い、医師、看護師、栄養士、理学療法士、作業療…
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予後がまるで違う! 回復期リハビリテーション病棟の使い方
要介護状態となった人の原因として上位を占めているのが、脳血管疾患、骨折・転倒、関節疾患。これらの疾患は適切な治療を受けることで社会復帰が期待できる。 ただ、高齢者の場合、いくつかのリスクが付…
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要介護認定がなくても利用できる高齢者支援サービスを知っておく
日本は65歳以上を高齢者と呼び、誕生月になると介護保険証が届く。支援や介護という言葉がいやでも身近に迫ってくる瞬間だ。 とはいえ、自分が高齢者の仲間入りしたことに納得いかないと息まくご仁が多…
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親の健康保険証、介護保険証、診察券のコピーを手元に置いておく
病気やケガで高齢の親に介護問題が浮上すると子供は病院や役所関連のさまざまな手続きに奔走することになる。それは遠く離れて暮らしているほど大変なのだが、事前に基本的情報を把握しておけば事を進めやすい。 …
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親の主治医に直接会って子供がチェックすべきこと
持病がある高齢の親が自身の健康状態をいかに把握できているか。今の治療方針はどのようなものなのか。親の主治医に会い、直接確かめる機会を持つことは、超高齢化社会の今、子供がすべきことのひとつだろう。 …
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親の主治医に自ら話を聞きに行こう…自分ひとりで病院へ
最近、調子はどう? そう聞くと「大丈夫。ちゃんと薬を飲んでいるし、問題ないよ」。いつも親の答えは同じ。きっとどこの家でもこんな会話が繰り返されていることだろう。だが、ここで安心してはいけない。 …
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家の中をチェック…冷蔵庫に賞味期限切れの食品がたまっていないか
離れて暮らす親の健康問題をチェックすることは難しい。年を重ねるごとに「元気かい?」「あぁ、元気だよ」なんてやりとりだけで安心できないことは、多くの介護経験者がうなずくはず。では、何をもとに判断するべ…
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親の「悪いところがないから大丈夫」は鵜呑みにしない
私の母は現在90歳。若い頃は女学校まで片道1時間以上の山道を歩き、85歳まで実家で1人暮らしを続け近隣を何キロも歩くほど元気だった。しかし今は要介護度4。日常のほとんどが車椅子生活となり、認知症も急…