著者のコラム一覧
西内義雄医療・保健ジャーナリスト

医療・保健ジャーナリスト。強みは各地に顔見知りの保健師がいること。両親&義両親の介護・看取りを経験。

介護の現場で接する人たち…知っていると役立つ3つの専門職

公開日: 更新日:

 病院で接する専門職の代表格といえば医師と看護師。昔からあるなじみ深い職業なので、高齢の親でもその違いや役割は理解しているはず。では、介護にまつわる専門職についてはどうだろう?

 たとえば、骨折などで回復期リハビリテーション病棟に入ったとしよう。当然のことながら、担当の医師と看護師がいて、入院初日、あるいはその前の相談段階から本人や家族と会っているはず。

 ただ、実際にリハビリを行っていくうえで接するのは別の専門職になる。おそらく、入院初日に担当になる人たちが次々に挨拶に来て説明をしてくれるだろうが、高齢者はなかなか覚えきれない。それで困ることはないとしても、家族まで同じだと、いざという時に具体的な相談がしづらい。できればリハビリの様子を見学させてもらいながら、次の3つの専門職の仕事を把握するよう心掛けたい。

■理学療法士

 病気やケガ、加齢などで体の基本的動作がうまく行えない人に対し、体操や電気刺激、マッサージなどでリハビリを担当する。つまり、筋力やバランスの強化、持久力の向上などを訓練し、歩いたり寝返りをうったりなど、生きていくための基本的動作の回復を図るためのスペシャリスト。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  4. 4

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  5. 5

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  3. 8

    星野源「ガッキーとの夜の幸せタイム」告白で注目される“デマ騒動”&体調不良説との「因果関係」

  4. 9

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  5. 10

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも