親を要介護にさせたくない
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地元ならではの「足」を活用し老親の外出機会を増やす
あなたの親は一日のほとんどを家の中で過ごしていないだろうか。病気やケガ、要介護状態ならともかく、健康なのに行動範囲が家の中か庭先くらいといった日々が続くと、筋力や認知機能低下のリスクが高まり、寝たき…
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免許なしでも使える帰省中の便利な足…シェアサイクルが役立つ
親元に帰省した時、滞在中の足をどう確保するかは悩ましい問題だ。まず思い浮かぶのはレンタカーやカーシェアを活用することだが、店舗やステーションが限られるうえ、それなりの出費を覚悟しなければならない。最…
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延命治療を希望するか否か…本人や家族の意志も事前に確認
親を介護施設などに入所させた時、延命治療に関する意思確認書の提出を求められることがある。家族としては「縁起でもない」「まだ元気なのになぜ?」と戸惑ってしまうが、実は決して珍しいことではない。 …
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航空会社の丁寧なサポートで、高齢の親のひとり移動も安心
介護の必要がなくても、高齢の親の外出に不安を感じている人は多いはず。慣れ親しんだ近隣への買い物ならいざ知らず、遠方への移動だと乗り継ぎがうまくできるのか。ターミナルで迷ったり、人混みで転んだりしない…
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親の施設入所を決める前にチェックしたい「面会制限」事情
世界中をパニックに陥れた新型コロナウイルス感染症は人々の生活を一変させた。日本でもソーシャルディスタンスやリモートといった言葉が飛び交い、マスク不足や医療崩壊、飲食店の休業が長く続き、不安な日々を過…
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「日常生活自立支援事業」を活用しよう…親の不安や疑問に対応
人は60歳を過ぎると認知機能が少しずつ衰えていく。人やモノの名前が思い出せず「あれ」や「それ」を連発するくらいならともかく、判断力の低下で日常生活に支障をきたし始めると思いがけないトラブルになりかね…
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親のおむつを選ぶうえで知っておくべきこと…親の気持ちを理解する
高齢の親から「パンツを買ってきてくれ」と頼まれたら、あなたは何を確認するだろう。サイズと好みの形、あとは色柄あたり? とりあえずはければいいよね的な感覚で選ぶことだろう。 では、おむつだった…
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親のパンツがおむつになる覚悟…大人のおむつについて真剣に考える
人間は生まれて3~4年は排泄を自分でコントロールすることが難しく、おむつのお世話になる。小も大もそのまま出し、汚れれば誰かがきれいに拭いて新しいものに交換する。その誰かとはもちろん親だろう。 …
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ホームヘルパーさんにやってもらえること、無理なこと
親が高齢になるほど、その日常生活を気にかける機会が増える。買い物や料理、入浴、掃除など安全にできているのか。何かあった時にサポートしてくれる人はいるのか。 そんな心配を解決するひとつの方法が…
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事故が心配…高齢な親の運転技術を安価に見極める方法
高齢ドライバーによる事故が大きく取り上げられるたび、親がいつまで車の運転を続けるのか不安を感じている人は多いはず。静かな田舎でのんびり運転しているとしても、うっかりミスで歩道や反対車線に入ったり、ブ…
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「高齢者の運転」どこまで許容する? 同乗して確かめる機会を持つ
東京や大阪などの都心に暮らしている限り、交通インフラで困ることはない。どこに行くにも豊富な選択肢があり、公共交通だけで十分に生活が成り立つ。それは都道府県別の自家用乗用車世帯当たり普及台数を見ても明…
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春から始めたい実家の熱中症対策(2)リモコンの使い方を理解できているか?
高齢者の冷房嫌いはやっかいだ。無理して暑さを我慢しているならともかく、老化で筋肉量が減り体温調節がうまくできない。筋肉が少ないと熱を生み出せないので寒がりになる。暑さや喉の渇きを感じにくく、発汗が少…
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春から始めたい実家の熱中症対策(1)長年使っていない冷房は動作確認を
気象庁の予報によると、今年の夏も全国各地で高い気温になる確率が高いという。「観測史上1位」「これまでに経験したことのない〇〇」など毎年のように異常気象が叫ばれる昨今では、ある程度覚悟を持ってこのニュ…
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どうせなら「公正証書遺言」…事前準備はメールでも進められる
筆者はこれまで何度か自筆の遺言書を目にする機会があった。いずれも書いた本人から「実は……」と内緒で見せてもらったのだ。書いてある内容は「赤の他人に全財産を」とか「次男だけに相続させる」などややこしい…
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「遺言書」は親から子へのメッセージ…種類は3つある
ドラマや映画で相続絡みのシーンによく登場するアイテムといえば遺言書だ。莫大な財産を巡り醜い争いが繰り広げられる中、大どんでん返しが起こるきっかけになるのがお約束だが、一般家庭では遺言者(作成者)の素…
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性格が合うケアマネジャーを選ぶためのポイント
介護の話になると必ず登場するケアマネジャー(介護支援専門員)という存在。介護認定で要支援や要介護になった人たちが必要なサービスを受けられるよう、ケアプランの作成や行政・サービス事業者との連絡調整を行…
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ドタキャンと前言撤回はよくある話…親と子供の意識にはギャップがある
親と介護の話をしていると、お互いの認識のズレに戸惑うことがある。原因は、自分はまだ大丈夫と思っている親と、かなり危ないと感じている子供との意識のギャップだ。 足腰が弱っているから杖を使って欲…
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いざという時に役立つ電話番号リストを作り、目立つ場所に掲げる
親の高齢化が進むにつれ心配になるのが突発的な健康問題だ。自宅で急に調子が悪くなったら、しっかり対応できるのか。持病や処方されている薬のことを他人に説明できるのか。離れて暮らしているほど心配のタネはつ…
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高齢者をターゲットにした悪徳商法に気を付けよう
悪徳商法の勧誘は今も昔も全国各地で行われている。高齢者を対象にしたもので近年増えているのが「催眠商法(SF商法)」だ。 催眠商法とは、さまざまな手段で消費者の判断を誤らせて販売する手口のこと…
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配食、見守り、ごみ出し支援…高齢者向け行政サービスを活用しよう
離れて暮らす高齢の親の心配を始めると、あれもこれもとキリがなくなる。かといって頻繁に様子を見に行くこともできない。 日常生活に危険がないか、急な体調変化にどう対応するか、自動車や自転車の運転…