親を要介護にさせたくない
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親のおむつを選ぶうえで知っておくべきこと…親の気持ちを理解する
高齢の親から「パンツを買ってきてくれ」と頼まれたら、あなたは何を確認するだろう。サイズと好みの形、あとは色柄あたり? とりあえずはければいいよね的な感覚で選ぶことだろう。 では、おむつだった…
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親のパンツがおむつになる覚悟…大人のおむつについて真剣に考える
人間は生まれて3~4年は排泄を自分でコントロールすることが難しく、おむつのお世話になる。小も大もそのまま出し、汚れれば誰かがきれいに拭いて新しいものに交換する。その誰かとはもちろん親だろう。 …
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ホームヘルパーさんにやってもらえること、無理なこと
親が高齢になるほど、その日常生活を気にかける機会が増える。買い物や料理、入浴、掃除など安全にできているのか。何かあった時にサポートしてくれる人はいるのか。 そんな心配を解決するひとつの方法が…
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事故が心配…高齢な親の運転技術を安価に見極める方法
高齢ドライバーによる事故が大きく取り上げられるたび、親がいつまで車の運転を続けるのか不安を感じている人は多いはず。静かな田舎でのんびり運転しているとしても、うっかりミスで歩道や反対車線に入ったり、ブ…
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「高齢者の運転」どこまで許容する? 同乗して確かめる機会を持つ
東京や大阪などの都心に暮らしている限り、交通インフラで困ることはない。どこに行くにも豊富な選択肢があり、公共交通だけで十分に生活が成り立つ。それは都道府県別の自家用乗用車世帯当たり普及台数を見ても明…
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春から始めたい実家の熱中症対策(2)リモコンの使い方を理解できているか?
高齢者の冷房嫌いはやっかいだ。無理して暑さを我慢しているならともかく、老化で筋肉量が減り体温調節がうまくできない。筋肉が少ないと熱を生み出せないので寒がりになる。暑さや喉の渇きを感じにくく、発汗が少…
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春から始めたい実家の熱中症対策(1)長年使っていない冷房は動作確認を
気象庁の予報によると、今年の夏も全国各地で高い気温になる確率が高いという。「観測史上1位」「これまでに経験したことのない〇〇」など毎年のように異常気象が叫ばれる昨今では、ある程度覚悟を持ってこのニュ…
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どうせなら「公正証書遺言」…事前準備はメールでも進められる
筆者はこれまで何度か自筆の遺言書を目にする機会があった。いずれも書いた本人から「実は……」と内緒で見せてもらったのだ。書いてある内容は「赤の他人に全財産を」とか「次男だけに相続させる」などややこしい…
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「遺言書」は親から子へのメッセージ…種類は3つある
ドラマや映画で相続絡みのシーンによく登場するアイテムといえば遺言書だ。莫大な財産を巡り醜い争いが繰り広げられる中、大どんでん返しが起こるきっかけになるのがお約束だが、一般家庭では遺言者(作成者)の素…
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性格が合うケアマネジャーを選ぶためのポイント
介護の話になると必ず登場するケアマネジャー(介護支援専門員)という存在。介護認定で要支援や要介護になった人たちが必要なサービスを受けられるよう、ケアプランの作成や行政・サービス事業者との連絡調整を行…
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ドタキャンと前言撤回はよくある話…親と子供の意識にはギャップがある
親と介護の話をしていると、お互いの認識のズレに戸惑うことがある。原因は、自分はまだ大丈夫と思っている親と、かなり危ないと感じている子供との意識のギャップだ。 足腰が弱っているから杖を使って欲…
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いざという時に役立つ電話番号リストを作り、目立つ場所に掲げる
親の高齢化が進むにつれ心配になるのが突発的な健康問題だ。自宅で急に調子が悪くなったら、しっかり対応できるのか。持病や処方されている薬のことを他人に説明できるのか。離れて暮らしているほど心配のタネはつ…
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高齢者をターゲットにした悪徳商法に気を付けよう
悪徳商法の勧誘は今も昔も全国各地で行われている。高齢者を対象にしたもので近年増えているのが「催眠商法(SF商法)」だ。 催眠商法とは、さまざまな手段で消費者の判断を誤らせて販売する手口のこと…
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配食、見守り、ごみ出し支援…高齢者向け行政サービスを活用しよう
離れて暮らす高齢の親の心配を始めると、あれもこれもとキリがなくなる。かといって頻繁に様子を見に行くこともできない。 日常生活に危険がないか、急な体調変化にどう対応するか、自動車や自転車の運転…
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昔はこうじゃなかったのに!親をつい怒ってしまう…どうすればいい?
喧嘩を好んでする人はまずいない。それが親子ならなおさらだ。そもそも子が学生のうちは喧嘩というより「怒られる」方が多かったはず。働くようになり、自分も子を持つようになると「親のありがたさ」を痛感しつつ…
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「パーキング・パーミット」を申請できるかどうか確かめよう
鉄道やバス、タクシーなどの交通網が発達している大都市中心部なら車を持たなくても暮らしていけるが、地方はそうはいかない。 それは一般財団法人自動車検査登録情報協会が集計した2024年3月末時点…
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一戸建て空き家の管理で最も苦労するのは雑草問題…シルバー人材センターが頼りになる
総務省が2024年9月に発表した「住宅・土地統計調査(住宅及び世帯に関する基本集計)」によると、日本の総住宅数約6505万戸に対し空き家は約900万戸。これは賃貸や売却用、別荘などを含んだ数値だが、…
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実家が空き家になったらまず考えるべきこと…ライフラインはどうする?
親が介護施設などに入所し実家が空き家になると、さまざまな問題が浮き上がる。それを解決するために動くのは子供たちなのだが、イザとなると即決しきれないことが多々あるものだ。 例えば電気、ガス、水…
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遠距離の介護帰省の費用を抑え、効率よく回るためのポイント
前回、遠距離介護の交通費を抑える方法について触れた。今回はさらにひねった航空会社の交通費節約の技をご紹介したい。 ひとつは航空券だけでなく、ツアーにして宿泊を組み合わせる方法だ。 実…
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遠距離介護の交通費問題…航空会社の割引制度利用でお得に往復
遠距離介護には往復の交通費問題が常にのしかかる。鉄道、航空、バスなどの公共交通機関は早期購入割引があるとはいえ、介護問題は突発的に起こるのが常。すぐに出発しなければならないケースだと高い運賃しか残っ…