著者のコラム一覧
西内義雄医療・保健ジャーナリスト

医療・保健ジャーナリスト。強みは各地に顔見知りの保健師がいること。両親&義両親の介護・看取りを経験。

高齢者施設の見極め…問い合わせ時の応対と現場の雰囲気がカギ

公開日: 更新日:

 自宅での暮らしが難しくなった親のため、高齢者施設への入所を検討している人は多いだろう。 今はネット検索により簡単に希望する地域の各施設情報が手に入るので、調べれば調べるほど選択肢は増えるはず。ホームページを公開している施設も多く、判を押したように「アットホーム」「自由な生活」「快適な暮らし」などの宣伝文句が並ぶのもお約束だ。

 賢明な皆さんならおわかりでしょうが、これらの言葉を真に受けるのは危険だ。では、何を基準に判断すべきなのか? いくつか私の経験からご紹介します。

 最初に確認すべきは問い合わせへの対応だ。メールでやりとりできることは重要で、しっかりした施設なら翌日には担当者から返事が来ます。担当者が休みでも、「本日は担当の〇〇が不在なので、〇〇日までに〇〇よりお返事差し上げます」などと反応があるもの。逆にメールを送っても反応がなく、電話したらようやく気付いてもらえた……。なんてところは考え直したほうがいい。

 電話の場合は担当者にスムーズにつながること。受け答えの質も、自身の基準で判断する材料になるが、後々のためメモを準備し、担当者名などはしっかり記録していくことも忘れずに。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    【広陵OB】今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  2. 2

    NHK「昭和16年夏の敗戦」は見ごたえあり 今年は戦争特別番組が盛りだくさん

  3. 3

    永野芽郁が“濡れ場あり”韓流ドラマで「セクシー派女優転身、世界デビュー」の仰天情報

  4. 4

    有本香さんは「ロボット」 どんな話題でも時間通りに話をまとめてキッチリ終わらせる

  5. 5

    海星・陣内優翔は長崎県初の“完全男”だが…スカウトが「上位獲得」を渋るワケ

  1. 6

    中居正広氏は法廷バトルか、泣き寝入りか…「どちらも地獄」の“袋小路生活”と今後

  2. 7

    綾瀬はるか3年ぶり主演ドラマ「ひとりでしにたい」“不発”で迎えた曲がり角…女優として今後どうする?

  3. 8

    中山美穂「香典トラブル」で図らずも露呈した「妹・忍」をめぐる“芸能界のドンの圧力”

  4. 9

    長崎を熱狂させた海星・酒井圭一さんが当時を語る…プロ引退後はスカウトとして大谷翔平を担当

  5. 10

    安藤サクラ「柄本佑が初めて交際した人」に驚きの声…“遊び人の父”奥田瑛二を持つ娘の苦悩