【こしょう】胃腸を温める「温中散寒」の効能で冷えによる下痢を撃退
下痢が続くと生活の質が下がって困るうえ、体の水分量が減っているシニアにとっては脱水症の原因になります。めまい、だるさ、手足のしびれといった不調ばかりか血栓ができやすくなり、脳梗塞や心筋梗塞のリスクが高まります。早めの改善を図ることが大切です。
中医学において冷えによる下痢は、消化をつかさどる臓器「脾」の働きが弱い人に多いと考えます。冷えると胃が痛んだり、普段からお腹がすくと胃が痛くなり、食べると楽になるという特徴があります。また、むくみがある、舌のふちにギザギザした歯の痕があるといった特徴も見られます。
■機能を高めて消化を促進
対策としてはとにかく、胃腸を温める「温中散寒」と呼ばれる効能がある食材を取り入れることがポイントになります。
おすすめは「こしょう」。なじみ深い香辛料ですが、薬膳的に体を温めるパワーに優れた食材です。体全体の冷え改善に威力を発揮しますが、胃腸を速やかに温めるとともにその機能を高め、消化を促進し、冷えによる下痢、胃やお腹の痛みの改善に高い効果があります。


















