トランプ大統領
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トランプ政権もう不協和音?イーロン・マスク氏「ソフトバンクはカネがない」と78兆円AI投資に疑義の本音
早くも亀裂か。20日に行われたトランプ大統領の就任式からわずか2日後、“最側近”のイーロン・マスク氏がトランプ大統領肝いりのAIインフラ整備事業に疑義を呈して物議を醸している。 〈彼らはカネを持っていない〉──。マスク氏は22...
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米トランプ政権2期目の発足で日本が留意すべきこと
米トランプ政権が20日に発足した。留意すべきは、政権1期目とは異なり、極めて強固な形で発足していることである。 トランプ政権の1期目は、ワシントンの「部外者」として発足した。 協力者が少なく、娘婿のクシュナーが政権の...
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当面、市場は大混乱する…狂乱トランプ関税は庶民の暮らしにどう影響?
小躍りしながら、大統領令に署名し、世界の秩序を破壊した独裁者に石破政権は戦々恐々。米国の雇用に貢献メニューを持参し媚びるらしいが、それでも付きまとう世界一律関税などの経済リスク。報道関税合戦になれば、米国景気には暗雲、NISAにも懸...
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無敵の大統領がまき散らす陰謀論という“毒薬”…米国はいずれ、我々が知る国ではなくなるかもしれない
前回2020年の大統領選での敗北を否定したドナルド・トランプがまき散らした陰謀論は、米国社会が飲み込んだ“毒薬”だ。副作用は米国の民主主義をむしばみ続けている。 共和党候補だったトランプは当時、民主党のジョー・バイデンに敗北...
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「トランプ劇場」実況だけじゃ済まされない 多様性も環境も否定され…さあ、日本のメディアはどう対応?
就任早々、やりたい放題のトランプ大統領に石破政権も大メディアも「日米関係が大事」などとお題目を繰り返しているが、このままご機嫌取りでへつらうのか。ちょっと前まではSDGsなどと騒いでいたのに、こうした価値観までもひっくり返された政治...
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【現地ルポ】異様だったトランプ大統領就任式 MAGA支持者が殺到し「これで米国がまともな国になる」
第47代トランプ大統領の就任式(20日)は、予定調和を大きく破る、ある意味、異様なものだった。 まず会場が直前になって変更された。その日の予想最高気温がマイナス6度という異例の大寒波に襲われたからだ。 通常は連邦議会...
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マスク氏が中国と“曲芸外交”? 2人の狙いは米国と世界をワンマン経営下の株式会社化すること
米大統領ドナルド・トランプが手にしているのは、世界で最も高価な“もろ刃の剣”だ。剣の名前はイーロン・マスク。実業家にして大富豪、そして側近の中で、最もトランプへの影響力が強いと目されている。 マスクはトランプ政権の目玉となる...
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「ド派手就任式」の裏側の悲鳴 ハッタリか、独裁か…トランプ熱狂と世界の暗澹
就任早々、独裁者のごとく大統領令を乱発し、仰々しい演説をかましたトランプ新大統領。人事や宣言を見ていても、前回よりさらに過激、乱暴になることは間違いないが、これでいい思いをするのは側近だけだ。世界が身構える歴史の暗転。 ◇...
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「私はTikTokが好きだ」…米トランプ大統領が一転、売却期限を90日間延長した理由と先行き
安全保障上の懸念から、第1次トランプ政権時代に米事業の売却命令が出されていた中国発の動画投稿アプリ「TikTok」を巡る動きが激しい。 バイデン政権下の昨年4月には米議会が「TikTok」規制法案を可決し、売却か禁止を求める...
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神保哲生氏が読む 第2次トランプ政権と米国の針路「石破首相には『外圧』として利用するたくましさが欲しい」
4年前とは打って変わり、米国の政権移行は平和裏に完了しそうだ。今月20日、ドナルド・トランプ前大統領が再登板。無体な仕打ちに遭うまいと、世界中が身構えている。イエスマンで固めた第2次政権は、国際社会の秩序をついにぶっ壊してしまうのか...
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2度目の米朝首脳会談の行方は北朝鮮が鍵を握る
次期トランプ政権では国際問題が主要テーマになる。第1に、ウクライナ戦争を、いつ、どのような形で終結させるのか。第2に中東はどうなるか。第3に台湾問題で米中関係はどうなるのか。武力紛争を招くのか。そして、第4にメキシコ、カナダ、中国に...
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「日本株は下落」が象徴…トランプ・石破は「最悪コンビ」どこを見ても暗雲ばかり
ディールを好む米国至上主義者に脆弱基盤の外交未経験首相がどう立ち向かうのか。USスチールは言うに及ばず、自動車、農作物、防衛、為替とロクなことにならない予感。内政でも「103万円の壁」の財源問題を抱え、内外に難題の石破政権は立ち往生...
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相手にされないか、毟り取られるか…トランプに弄ばれる石破短命政権の今後
それにしても、連邦議会議事堂乱入の乱暴者が堂々の復活に世界の緊迫。予測不能の混乱は間違いないが、「地位協定の見直し」と勇んでいた石破・対米外交はどうなるのか。政権基盤の弱さに加えて、ディールのトランプ相手に短命政権の漂流は必至。 ...
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バイデン米大統領選撤退で後継指名 カマラ・ハリス副大統領に「勝機」はあるのか?
11月の本選まで3カ月あまり。米大統領選は、現職大統領が撤退する急転直下の展開で混迷を極めている。引導を渡された民主党のバイデン大統領(81)は、後継にハリス副大統領(59)を指名。短期決戦を強いられる彼女に勝機はあるのか。 ...
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トランプ前大統領を襲う“銃撃トラウマ”…「うつ病」発症の可能性をダブリン大教授が指摘
「銃撃がトランプの精神状態に深刻な影響を及ぼす可能性」 米メディア「メールオンライン」が、アイルランド・ダブリン大のジョーンズ教授(臨床心理学)の見解を引用しながら、トランプ前米大統領の精神状態について報じている。銃撃されたト...
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共和党の米副大統領候補 J・D・バンス上院議員とは何者か? 反トランプから「伴走者」へ華麗なる転身
40歳も年の離れた正副大統領コンビが誕生するのか。11月の米大統領選に向け、共和党が15日、トランプ前大統領(78)とJ・D・バンス上院議員(39)を正副大統領候補に指名した。 バンス氏は「ラストベルト(錆びた工業地帯)」と...
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トランプ銃撃の余波…バイデン米大統領&岸田首相の撤退はあるのか、どっちが先か?
トランプ前米大統領が銃撃され、共和党は結束を固めた。ならば、大統領選への撤退圧力が強まっている民主党のバイデン大統領はどうなるのか。 ウクライナのゼレンスキー大統領を「プーチン」と言い間違え、パートナーのハリス副大統領を「ト...
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トランプ「訴訟妨害」次々成功で大統領再選に追い風 ペンス前副大統領は「不支持」表明
今秋の米大統領選は民主党のバイデン大統領と、共和党のトランプ前大統領による新旧一騎打ちの構図が固まった。「ほぼトラ」とされる中、醜聞まみれのトランプに追い風が吹いている。 東部ニューヨーク州地裁は15日(現地時間)、トランプ...
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米大統領選はバイデン大統領に大逆風…激戦州ではあり得ないほどのトランプ旋風が
米大統領選まで1年を切った。現職有利がセオリーだが、再選を狙う民主党のバイデン大統領(80)に大逆風。刑事被告人でもある共和党のトランプ前大統領(77)が優勢で、民主党は「非バイデン」を擁立した方が有利に戦えると報じられた。史上最高...
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2024年はトランプ米大統領返り咲きクライシス? そのとき上がる株、下がる株は…相場を先取り
日刊ゲンダイ週末特別版の株コラムでおなじみのベテラン証券マンは「来年の市場の最大テーマはトランプ大統領の返り咲き」と語る。どこに目をつけ、情報を先取りしておけば儲けられるのか──。じっくり検討してもらった。 トランプ人気が揺...
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旧統一教会関連団体がトランプ氏ビデオ出演に3億円 安倍元首相は「無償」
米国のトランプ前大統領が2021年から22年の間に、旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)の関連団体「UPF」からビデオ出演3回の講演料として計250万ドル(当時の為替レートで約3億円)を受け取っていたことが分かった。 ペン...
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バイデン大統領は窮地? 次男ハンター氏の捜査に特別検察官任命で気になる再選への影響
これでバイデン米大統領(80)は窮地となるのか──。税金未納や銃所持を巡る容疑やウクライナなどの企業との不透明なビジネス取引が問題視されてきた次男・ハンター氏(53)の捜査について、政権から独立した特別検察官が11日、任命された一件...
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トランプ氏の米大統領返り咲きを先取りして仕込む…上がりそうな株は?
トランプ人気が揺るがない。3度の起訴を受けながらも、共和党の大統領候補指名獲得レースを独走中だ。現職のバイデン支持が高まらないだけに、来年の本番でトランプ氏の大統領返り咲きの可能性は十分だ。 となると、投資家としてはその日に...
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米中間選挙でトランプ共和党勝利なら、何がどう変わる? 日本時間9日午後に大勢判明
バイデン米政権への審判となる中間選挙は8日が投開票。連邦議会では上院100議席の約3分の1に当たる35議席と、下院の全435議席が争われ、あわせて36州の知事や州務長官ら州政府高官の選挙も行われる。 インフレ対策への不満が高...
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トランプと安倍元首相は自分の名誉の維持しか考えていない日米の「亡霊同盟」だ
「2匹の亡霊が太平洋の両岸を徘徊している──ドナルド・トランプ前大統領と安倍晋三元首相の2匹が」……。 マルクス「共産党宣言」の有名な書き出しを真似れば、こんな感じになるだろうか。 企業ではよく、社長を退いた創業者が会...
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「トランプ支持」の共和党員は50%で断トツ バイデン大統領の再選に黄信号
現職ジョー・バイデンの再選には黄信号がともっている──。 2024年大統領選まで2年以上あるが、米国ではすでに次期大統領が誰になるかの議論がさかんだ。通常であれば現職が有利だが、バイデンは24年投票日には81歳。昨年12月に...
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イラン“反米強硬派”政権誕生はトランプ前大統領の負の遺産
イラン大統領選は大方の予想通り保守強硬派のライシ師が当選した。大統領選挙の候補者たちは、最高指導者の影響下にある護憲評議会の資格審査でふるいにかけられ、イスラム共和国体制にとって好ましい人物しか選挙に立候補できない仕組みになっている...
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FBI警告 トランプ支持派が蜂起「1.16」全米に血の雨が降る
「武装抗議デモでさらに修羅場になる」――。今月20日の大統領就任式を前に、米国でこんな声が上がっている。 FBIの内部文書によると、トランプ大統領支持を訴える武装集団が20日に全50州の地方政府庁舎に乱入する計画を立てており、...
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追い込まれる金欠トランプ ウェブ決裁停止の“兵糧攻め”に
前代未聞の「クーデター未遂」事件が尾を引いている。 トランプ米大統領の退任まで残り8日に迫る中、民主党は11日、トランプへの弾劾訴追法案を下院に提出。ペンス副大統領がトランプを罷免しなければ、13日にも採決に踏み切る姿勢を見...
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安倍晋三氏は「米国憲政史上最悪の大統領を支えた総理」に
1月6日にアメリカで起きたことは憲政史上の汚点として長く歴史に刻まれることになる。この日、議会では次期大統領と次期副大統領を確定する最後の手続きが議員によって行われていた。そこにトランプ支持者が入り口を壊してなだれ込み、手続きが中断...