石破政権は米国の言いなりではないのか トランプ関税よりも「戦争準備要求」の方が大問題だ

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「日本の防衛費は日本が決める」と言うが(左)、米国は対中抑止に日本を押し立てる(C)日刊ゲンダイ

 予算成立のドサクサ紛れであまり注目されなかったが、聞き捨てならない米国防長官の重大発言。「平和を求めるなら戦争準備を」「有事に日本は最前線」など、もはや、歯止めなき米軍との一体化。バカげた関税は程なく、落ち着いてくるだろうが、こちらは次々に既成事実化。

  ◇  ◇  ◇

 2025年度予算が先月31日、参院で再修正され、衆院の同意を得て年度内に成立した。少数与党を率いる石破首相は教育無償化や年収の壁見直し、高額療養費制度見直しの凍結などで修正を重ね、日本維新の会の協力を得た。参院での修正を経て予算が成立したのは、今の憲法下で初めてのこと。 

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