自民党
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高市首相どうする? トランプ大統領「任期中は台湾有事ない」明言…日本が防衛力強化の根拠失う哀れ
対中強硬路線は転換なのか。トランプ米大統領の中国に対する“融和ムード”が加速している。 先月30日に行われた米中首脳会談で、中国が米国へのレアアース輸出規制を1年延期(米国は事実上撤廃と説明)で合意。“ディール成功”で上機嫌...
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高市首相は過労死増でも「働かせ改革」撤回せず…残業拡大の“労働地獄”がやってくる!
「おい地獄さ行ぐんだで!」──。小林多喜二「蟹工船」の有名な書き出しだ。プロレタリア文学の代表作が世に出てから約100年、高市首相は労働者の「働かせ改革」に血道を上げ、片や米国に言いなりの貢ぎ外交に躊躇しない。この状況が「地獄」でなく...
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Xフォロワー90万人の人気者は「嫌メディア」で公明党とも絶縁
高市人事の目玉のひとりだ。閣内最年少の女性大臣のうえ、新設された外国人政策担当を兼任する。就任会見では「排外主義に陥ってはならない」としたうえで、「ルールを守らない外国人に対し厳格に対応」していくと発言していた。過去の言動から、不安...
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テレビが囃す危うい熱狂…日米「新黄金時代」の代償は国民生活に
警戒から一転、猫なで声ですり寄り、「パーフェクト」と舞い上がる危うさ。それを礼賛の大メディア。天皇まで利用され、この調子だと、何から何までトランプペースでむしりとられていくのだろう。防衛装備品移転の規制を外し、軍拡と米軍との一体化。...
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高市自民が維新の“連立離脱”封じ…政策進捗管理「与党実務者協議体」設置のウラと本音
“泥舟から下りるな”ということか。 自民党と日本維新の会の幹事長、政調会長、国対委員長が29日、都内で会談。自維連立政権の合意書に記した12項目の政策について進捗を管理する「与党実務者協議体」を設置する方向で一致した。 ...
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父・石原慎太郎が死去、兄・伸晃は落選…政界ではすっかり忘れられた人に
「いやあ、久しぶりに名前を聞きました。最近はめっきり存在感がなくなっていて……」 選挙区である東京の自民党関係者でさえもこの反応だ。 父は作家で衆参議員、東京都知事だった石原慎太郎、長兄は自民党元幹事長だった伸晃という...
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急浮上する臨時国会での「衆院解散説」…高市内閣は支持率絶好調、日米首脳会談もうまくいきすぎ
上々すぎる滑り出しだ。高市首相が28日、トランプ米大統領と都内で初会談。日米同盟のさらなる深化で一致し、高市首相が「同盟の新たな黄金時代を共につくり上げたい」と言うと、トランプ大統領も「日本は最も重要な同盟国だ」と応じた。 ...
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高市軍拡の裏に政府御用達の情報商社と化した大メディア
中谷元・前防衛相が24日午前、東京都内でのシンポジウムで講演。台湾が中国軍の艦艇に包囲されている状況に、「スタンドオフ(離れた場所から)の抑止に加え、スタンドイン。敵の装備の周辺近くまで行って抑止力をかけていく」と語った。 ...
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梶山静六元官房長官(2)「大蔵省に騙された」ゆえの丁重な謝罪
梶山が私に突然、電話してきたのは、彼が1997年9月に官房長官を辞任し、翌98年7月の自民党総裁選に立候補する間のこと。残念ながら日時を示したものが見つからないが、話の内容は鮮明に記憶している。 当時の彼は経済の実情にけたた...
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パワハラ「恐竜」の凱旋に財務官僚は戦々恐々
旧大蔵省時代を含め、女性の財務相は史上初。大臣として古巣に凱旋できたのは、過去3回の総裁選で高市首相の推薦人に名を連ねてきた論功人事だ。ライバル視していた高市支援に転じたきっかけは2021年総裁選、安倍元首相のひと言だ。 「当...
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ヤジ肯定派vs否定派の場外バトル過熱…議場で「恥ずかしいヤジ」を繰り返していたのは“高市首相の師”故・安倍元首相
「暫定税率廃止のスピードが後退しているぞ」「裏金問題の全容を解明しましょう」「現役世代からおカネ取らないでください」——。24日に所信表明した高市早苗首相(64)の演説中、本会議場に激しいヤジが飛び交ったことに対する賛否両論の声が今も...
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梶山静六元官房長官(1)田中角栄との出会い
タカの心臓を持つハト、梶山静六を失って25年になる。混迷の現状を見て「今ありせば」と願う政治家のひとりだろう。 梶山は茨城県選出の衆議院議員。橋本龍太郎内閣の官房長官を務め、他に法務、通産、自治の大臣も歴任した。 私...
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周囲の評判は“ミニ高市早苗”、弱点は「クソ真面目」なこと…飲み会でも安保関連の話題
総裁選で高市首相の勝利に貢献した旧茂木派所属で、信条も高市ソックリのタカ派。高市本人は以前から「総裁選に勝利したら官房長官は木原さんにやってもらいたい」と漏らしていたという。安倍元首相も未来の首相候補になり得ると目をかけていた。 ...
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独裁体質を早くも剥き出し…やはり高市早苗は、とんでもない首相だ
「世界の真ん中で咲き誇る」などと言い、安倍流独断を隠そうともしない新首相。少数与党のくせに、トランプに途方もない軍拡を約束し、その財源は借金という前のめり。それを垂れ流し、囃す大メディア。この国は間違いなく「いつか来た道」。 ...
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小泉“セクシー”防衛相からやっぱり「進次郎構文」が! 殺人兵器輸出が「平和国家の理念と整合」の意味不明
「大丈夫か?」「務まるのか?」と心配されている“軽量級”防衛大臣がさっそく危ない発言だ。小泉進次郎防衛相は26日、NHK「日曜討論」に出演。現状、制限されている殺傷能力のある武器輸出の全面解禁に前のめりだったのだが、さすがセクシー防衛...
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森下千里氏が「環境大臣政務官」に“スピード出世”! 今井絵理子氏、生稲晃子氏ら先輩タレント議員を脅かす議員内序列と評判
元タレントで自民党の森下千里衆院議員(44)が10月23日、自身のXで「環境大臣政務官」に任命されたことを報告。森下氏は、《気候変動や資源循環に加え、熊の被害やメガソーラー問題をはじめとし、再生可能エネルギーの在り方といった、今、地...
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「食料品の消費税廃止」は検討前から先送り…早くも始まった高市政権の「嘘」「裏切り」「粛清人事」
「騙す奴より、騙される奴が悪い。それが永田町のルールだ!」 著名な政治評論家だった故・浅川博忠氏が記した「裏切りと嫉妬の『自民党抗争史』」(講談社+アルファ文庫)は自民党内の派閥抗争や裏切り、駆け引きを描いたノンフィクションだ...
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自維連立のヤマ場に経団連会長が“WTO詣で”で雑音…「事務局に引きずられ過ぎ」の声も
政界通(以下=政) 経団連の筒井義信会長が、21日から就任後初の海外訪問へ出て、WTO(世界貿易機関)の事務局長に貿易紛争解決のための改革を求めた、と聞いた。ちょうど自民党の高市早苗総裁が日本維新の会と連立を組み、どんな政策に合意する...
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吉村代表は連日“ドヤ顔”、党内にも高揚感漂うが…維新幹部から早くも「連立離脱論」噴出のワケ
「党内は高揚感に包まれています」 日刊ゲンダイにこう語ったのは、日本維新の会の関係者だ。21日に自維連立政権が発足して以降、吉村洋文代表が連日テレビで“ドヤ顔”を浮かべ「日本を前に進める」などと発言。「議員定数の削減」といった...
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高市政権は「安倍イタコ政権」か? 防衛費増額、武器輸出三原則無視、社会保障改悪…アベ政治の悪夢復活
自民党にとってはヤレヤレというところか。 共同通信社が21、22両日実施した全国緊急電話世論調査で、21日発足した高市内閣の支持率が64.4%となり、直近の内閣の発足時(石破内閣50.7%、岸田内閣55.7%)を上回ったと報...
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衆院比例区の定数削減は民主主義に反する
自民党と日本維新の会が連立政権樹立で事実上合意し、維新は入閣せず当面閣外協力とすると報道された。 公明党が連立政権からの離脱を表明した中で、すでに衆参両院で少数与党に転落した自民党が新たな連立相手を探すのは自然な流れだろう。...
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さすがに大メディアもケチョンケチョン…パッとしない組閣に加え密室連立の脆さ、危うさ
タカ派色だけが際立っているが、パッとしない超地味組閣の高市政権。その成立の過程を各紙が一斉に書いているが、密室で急ごしらえだった自維連立。裏側を知れば知るほど、この政権は薄氷だ。 ◇ ◇ ◇ 「ガラスの天井」をやっ...
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高市首相が副大臣・政務官に「裏金議員」7人登用の裏側…いわくつき「旧安倍派」がゾロゾロ
「裏金事件はもう終わった」──高市首相はそう考えているようだ。 高市政権は22日の臨時閣議で、副大臣26人と政務官28人を決定。うち、裏金事件の“震源地”である旧安倍派に所属していた議員が7人に上った。 旧安倍派出身の...
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ネット右翼は公明党の代わりになり得ない
自公連立解消は歴史的出来事であったが、一方で連立解消に手放しで喝采を送るのが高市支持のネット右翼(ネット保守とも)界隈である。一説には一小選挙区当たり2万票ともされる公明党支持層(全国で約600万票)がごっそりと抜け落ちると、当落線...
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高市新内閣発足 歴史の暗転か超短命か…本性をあらわにした極右政権の正体と今後(後編)
それにしてもおかしな話だ。衆参両院の選挙で惨敗した自民党の党員数は約103万人(2024年末)で、日本の全人口(約1.2億人)の1%にも満たないのだ。 その連中が残り99%を占める国民の生活そっちのけで総裁選とバカ騒ぎ。 ...
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高市新内閣発足 歴史の暗転か超短命か…本性をあらわにした極右政権の正体と今後(前編)
第219臨時国会が21日召集され、自民党の高市総裁が衆院本会議の首相指名選挙で第104代首相に選出された。女性の首相就任は憲政史上初めてとなる。 組閣を経て臨んだ深夜の会見で、高市は「この内閣は決断と前進の内閣だ。あらゆる政...
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高市自維政権で進む病人・弱者切り捨て…医療費削減ありき「病床11万床潰し」すでに3党合意の非情
「総裁にはなったが、首相になれないかもしれない女と言われている、かわいそうな高市早苗」と自虐ネタを飛ばした1週間前とは打って変わった様子だった。自民党の高市早苗総裁は20日、日本維新の会の吉村洋文代表(大阪府知事)と連立合意。共同会見...
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「高市自民・維新」の枠組みは最悪の組み合わせ
自民党は公明党との連立を解消し、日本維新の会との連立に替える。確かに、自民党の196議席と維新の35議席を足し、参政党の3議席を加えれば過半数に達する。この動きで、日本の右傾化が急速に進むだろう。しかし、この新たな枠組みで、果たして...
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よくもここまでデタラメができたもの…有権者は自維連立に呆然だ
自維連立が発足したが、そのおぞましさには絶句する。国民が望みもしない定数削減を持ち出し、裏金議員を復権させ、選挙で負けた者同士が手を組む民意無視と国民愚弄。世紀の野合政権によってついに底が抜けたこの国の民主主義。 ◇ ◇...
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議員削減すれば庶民の声はますます国会に届かず 維新のお家芸「論点ずらし」にごまかされてはいけない
3年前の参院選の頃、私がよく言っていた「自民党が嫌だからといって、維新に投票するのは、地震が来たからといって、ビルの屋上から飛び降りるようなものだ」というジョークは、要するに維新は自民の補完勢力、いくら表向きでは自民の批判をしていて...
