自民党
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元自民党・大野泰正氏は「脱税」に問われないのか…約5100万円の裏金づくり初公判で無罪主張
国民的な自民党嫌悪の引き金となった裏金事件をめぐって10日、政治家が初めて法廷に立った。約5100万円の裏金をつくったとして政治資金規正法違反(虚偽記載)で起訴された元参院議員の大野泰正被告(66)だ。初公判で起訴内容を否認。「無罪...
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顔ぶれも主張も変わらない自民党総裁選…「解党的出直し」どころか、これではタイムリープマンガだ
低視聴率、低評価に終わったバトルロイヤルもどきの安っぽい連続ドラマが約1年後、出演者の顔ぶれがほぼ変わらないまま再放送が決定。実力不足から視聴者に退場を突きつけられた三文役者が性懲りもなく「俺が、俺が」と言って登場し、1年前と同じよ...
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高市早苗氏は大焦り? コバホークこと小林鷹之氏が総裁選出馬に出馬意向で自民保守陣営は“分裂”不可避
「ポスト石破」候補が蠢いている。 自民党は9日の総務会で、石破首相の退陣表明に伴う総裁選について、党員投票を含むフルスペック型とすることを正式に決定。国会議員295票と党員票295票の計590票で争われることになった。 ...
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「解党的出直し」という茶番劇…バラマキ連立期待に株価の狂騒
フルスペックの総裁選が始まったが、もう熱狂している東証株価。誰がなっても刹那のバラマキ連立になるとの読みだろう。本当に解党的出直しならば、混乱必至だが「口だけ」。クビをすげ替え、新味を演出のセレモニー。それに加担の大マスコミ。 ...
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公明党が自民党総裁選に異例のドーカツ…「ポスト石破」本命の高市早苗氏&小泉進次郎氏に影落とす
異例の注文が「ポスト石破」レースに波紋を広げている。自民党総裁選に対し、公明党の斉藤代表が踏み込んだ。7日に「保守中道路線、平和外交を進めていく議論を望みたい」と求めた上で、こう言い放ったのだ。 「どなたが立候補されるか分から...
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参政党に自民落選組がワラワラ“大移動”の可能性…「このハゲー!」豊田真由子氏が役員就任の無節操
まさかの人物が党役員入りだ。参政党は8日、元自民党衆院議員の豊田真由子氏が政調会長補佐に就任すると発表した。 豊田氏といえば現職だった2017年、当時の秘書に「このハゲー!」「違うだろー!」などの暴言を浴びせ、暴行を加えたこ...
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【26.小さなコップの中の政治】石破退陣劇を憂う…茶番というより薄気味悪かった
石破首相が退陣を表明した。参院選の敗北から50日、自民党内の権力闘争の第一幕の決着である。参院選で自公が少数与党となってからも私どものラジオ番組では石破氏の辞任を要求する声は常に高くなかった。敗因は石破氏にあるのではなく、裏金問題で...
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どんな展開になるか、けだし見ものだ…自民党総裁選が「自民離れ」を加速させる
石破辞任で総裁選の火ぶたが切られたが、 旧態依然の派閥抗争や票読みになる予感。菅や麻生、岸田などキングメーカー気取りの暗躍とそれを実況の新聞報道。そんな実況が1カ月も続いた後、おそらく見向きもされなくなる自民党。 ◇ ◇...
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市場は早くも「高市トレード」だが庶民に恩恵なし…サナエノミクスが招く株高・物価高の暗澹
早くも市場は「サナエノミクス」とやらに浮かれている。 石破首相の退陣表明から最初の取引となった、8日の東京株式市場の日経平均株価は、前週末比625円06銭高の4万3643円81銭。次期政権が景気刺激策を打ち出すとの期待から、...
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まるで“集団いじめ”だった「石破おろし」…国民の声を聞かない自民党と旧態依然の政治報道を続けるオールドメディア「終わりの始まり」
「総裁の職を辞することとした」「新しい総裁が選ばれるまでの間、果たすべき責任を着実に果たし、新しい総裁・首相にその先を託したい」 石破茂首相(68=自民党総裁)が7日、首相官邸で記者会見し、退陣する意向を表明した。 2...
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「石破おろし」とてもシラけます。しかし…シラけたら思うツボ
きょうは2025年9月8日の月曜日。自民党総裁選の前倒し実施が決まるのかどうか──。そう考えながら、先週金曜日にこのコラムを書き上げたところ、日曜日のきのう、石破首相が退陣を表明しました。いわゆる「石破おろし」を受けた動きなわけです...
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裏金議員からの包囲網でついに白旗…無残な石破退陣と自民党の命運(下)
醜悪な政争を見せつけられて国民はウンザリだろうが、こんな自民党を政権から引きずりおろせない野党にも責任がある。 現状、衆参ともに自公が過半数割れしているのだから、石破の退陣が決まった今、野党は一致結束すれば自民党を下野させる...
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裏金議員からの包囲網でついに白旗…無残な石破退陣の自民党と命運(中)
「選挙の責任は総裁の私にある」──。7日の会見で石破はそう強調していたが、だったら、なぜここまで粘ったのか。7月の参院選では必達目標の「自公50議席」をクリアできなかった。石破自身も進退をめぐって気持ちが揺らいでいたはずだが、「『退陣...
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裏金議員からの包囲網でついに白旗…無残な石破退陣と自民党の命運(上)
ついに石破首相が退陣を表明したが、展望なき党内抗争は自民党の限界そのものではなかったか。ポスト石破を巡る争いも決め手に欠く中、今後も続く国民不在のドタバタ政局。 ◇ ◇ ◇ 「私は自由民主党総裁の職を辞することと...
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石破続投をアシスト? 今度は“死んだふり解散”を持ち出した小泉進次郎の狙い
「私が気にしているのは(石破)首相が86年の“死んだふり解散”で初当選したことです。郵政解散よりもそちらを意識しているのではないか」 小泉進次郎農相は最近、総裁選前倒しの賛否を問われた際にこんな“独自”の政局観を披露したそうだ...
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辟易するような旧態依然…「石破おろし」に留飲を下げる大メディア
「石破退陣誤報」とその言い訳紙面が話題だが、根底にあるのは自分たちが政局を動かしているという大メディアの勘違いだ。だから、石破の粘り腰が許せない。石破降ろしを煽る煽る。麻生が出てくれば、援軍みたいな書き方をする。この国のアナクロは自民...
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「石破おろし」めぐる抗争激化で強まる衆院解散風の本気度…永田町では怪情報が飛び交う
事実上の「リコール」となる自民党総裁選の前倒し要求を巡り、党内抗争は激化。反石破派と石破擁護派が攻防を繰り広げる中、にわかに吹き始めたのが「衆院解散風」だ。複数メディアが「解散」の見出しを掲げて報じ、永田町関係者も浮足立っている。「...
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石破首相「続投容認」支えに「2万円給付」継続の自己矛盾…追加の経済対策支持は民意の我田引水
石破首相が追加の経済対策策定を週内にも関係省庁や与党に指示する検討に入った。自民党内に「石破おろし」が吹き荒れる中、政策課題の解決を優先する姿勢をアピール。首相続投の環境を整える魂胆のようだが、肝心なのは対策の中身である。参院選で有...
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自民の醜悪政争にうんざり…国民が本当にクビして欲しいのは、ガソリン税暫定税率廃止“潰し”を狙う男
「私自身、総裁選挙の前倒しを要求する書面に署名・提出すると決めております」 自民党本部で開かれた両院議員総会から丸一日経った3日、党内に残った唯一の派閥「麻生派」が横浜で研修会を開催。以前から石破茂首相(68)と“犬猿の仲”と...
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前代未聞の異様な展開…石破首相は孤立無援で自壊の道へ
総裁選前倒しの票読み、飛び交う次の人事名簿、異様な雰囲気の永田町だが、これほどみっともない展開は前代未聞だ。防災、国防まで持ち出し、続投にしがみつく首相、先手で辞表の執行部、大義なき解散論まで出てくる国民不在の身勝手政局。これだけで...
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麻生最高顧問「石破おろし」へ怪気炎、高市早苗氏が“蠢動”も…自民党臨時総裁選では空振り確実なワケ
「石破おろし」を巡って、ついに“ボス猿”が動き出した。 自民党の麻生太郎最高顧問が3日、横浜市内のホテルで開いた麻生派の研修会で講演した。 「私自身は総裁選前倒しを要求する書面に署名し、提出すると決めている」と明言。石破...
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石破おろしは延長戦に突入…自民党のバカげた政争の裏で進む自動車業界へのトランプ関税直撃、損失は「1時間1億円」
真面目に練習せず、ルールを無視したラフプレーやスタンドプレーしか考えない選手ばかりがそろった野球チームが大事な試合で惨敗。怒った選手が試合直後から、自分たちのプレーを反省することもなく、敗因は監督の采配にあるとして「辞めろ」と詰め寄...
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石破おろし最終攻防…必要なのは「解党的出直し」ではなく「解党」そのもの
8日の総裁選前倒し成否を巡って、いよいよ、内ゲバの最終コーナーだが、目下の下馬評はどうなのか。有権者は物見有山だが、それは誰がトップでも自民党は変わらないのが見えているからだろう。総括も表層的な理由を並べ言葉だけ危機感の「作文」その...
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石破首相は退陣か、総裁選出馬か、衆院解散か? 総裁選前倒し高まり党内アンチと全面対決の様相
これで「石破おろし」はさらに加速するのではないか──。2日、自民党は参院選の大敗を総括する「両院議員総会」を開催。 挨拶に立った石破首相は、自らの進退について「地位に恋々とするものではない。しがみつくつもりもまったくない。し...
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結局、内ゲバ政党には無理なのだ…自民党を分裂させる政界仕掛け人はいないのか
総裁選前倒しを巡って、今週がヤマとかされるが、国民は内ゲバにドッチラケ。有権者が求めたのは自民党の退場だからだ。それなのに、石破おろしで保身のメンメン、石破は石破で、そんな奴らに担がれる自己矛盾。野党はそれを様子見の惨状に国民はもう...
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何を今さら石破首相…急ごしらえの「経済対策」で政権延命の姑息なアリバイづくり
自民党が大敗を喫した参院選から約6週間が過ぎ、ようやくだ。自民は2日の参院選総括委員会で総括報告書を取りまとめ、両院議員総会に諮る。総括に対する世論の反応次第では再び「石破おろし」が吹き荒れる可能性がある中、石破首相は延命に必死であ...
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いよいよ総括報告と両院議員総会…「石破おろし」の賛否“号砲”で自民党の分断が加速する
大荒れとなるか。 自民党は2日、参院選の敗因を分析する総括委員会を開催。報告書をまとめた後、両院議員総会に諮る予定だ。石破首相個人の責任を明記しない内容になる見込みだけに、反石破派から異論が続出する可能性大。以後は、総裁選挙...
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石破首相に拭えない疑問…ただ、しがみつきたいだけじゃないのか?
猛暑と自民党総裁選のニュースは辟易だが、その理由は石破おろしの方にも、首相の方にも大義が見えないことだ。最近は外交にご満悦だが、総裁選をつぶしたところで、秋の臨時国会の展望はゼロ。迷走政権をめぐる内ゲバしかニュースがないのは、他に何...
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「石破おろし」強烈すぎる“踏み絵”に広がらず 読売調査でも過半数に届かず…焦点は2日の総括委の結果
どうにも迫力不足のようだ。 石破首相への事実上の退陣要求である自民党総裁選の前倒しを巡って、現職の副大臣・政務官から公然と「石破NO」が噴出している。8月31日も麻生派の斎藤洋明財務副大臣がX(旧ツイッター)で前倒しを求め、...
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「ポスト石破」最右翼の小泉農相“進次郎構文”また炸裂の不安…NHK番組で珍回答連発
自民党内で「石破おろし」をめぐる攻防が繰り広げられる中、何かと注目を集めるのが「ポスト石破」の呼び声高い小泉進次郎農相だ。総裁選実施の是非について、31日は報道陣に「一議員としてよく考えて、(9月2日に公表される参院選の)総括もしっ...