やはり自民は下野しかない…「石破続投」は森山幹事長次第という大笑い

公開日: 更新日:
古だぬきの調整役がいなければ政党が持たないなんて…(C)日刊ゲンダイ

 総裁選前倒し、石破おろしを巡って、辞意を示唆している森山幹事長の去就に注目が集まっているが、非公認候補者に金を配り、裏金問題をウヤムヤにし、減反政策を続けさせたドンがこの人。古だぬきの調整役がいなければ、政権が持たないという自民党の限界と内輪の論理。

 自民党内の「石破おろし」に厭戦ムードが漂っている。石破首相(党総裁)の退陣を求めるメンメンは、総裁選の前倒し実施を視野に入れるが、その是非を決める意思確認が「記名&公表」になりそうで、中堅・若手議員を中心に戦々恐々となっているのだ。

 党総裁選挙管理委員会は、来週27日の第2回会合で意思確認の方法について詰める。前倒しを要求した議員と地方組織のみ、記名した書面を党本部に提出してもらい、事後に公表する案を議論する見通しだ。総裁選の前倒しを求めた「石破おろし」の議員の名前だけが明らかになるとしたら、当然、ハードルは上がる。

 小泉進次郎農相は20日のテレビ出演で総裁選前倒しについて── 

この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。

(残り2,419文字/全文2,850文字)

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    嵐ラストで「500億円ボロ儲け」でも“びた一文払われない”性被害者も…藤島ジュリー景子氏に問われる責任問題

  2. 2

    トリプル安で評価一変「サナエノリスク」に…為替への口先介入も一時しのぎ、“日本売り”は止まらない

  3. 3

    27年度前期朝ドラ「巡るスワン」ヒロインに森田望智 役作りで腋毛を生やし…体当たりの演技の評判と恋の噂

  4. 4

    今田美桜に襲い掛かった「3億円トラブル」報道で“CM女王”消滅…女優業へのダメージも避けられず

  5. 5

    安青錦の大関昇進めぐり「賛成」「反対」真っ二つ…苦手の横綱・大の里に善戦したと思いきや

  1. 6

    元TOKIO松岡昌宏に「STARTO退所→独立」報道も…1人残されたリーダー城島茂の人望が話題になるワケ

  2. 7

    今田美桜が"あんぱん疲れ"で目黒蓮の二の舞いになる懸念…超過酷な朝ドラヒロインのスケジュール

  3. 8

    織田裕二「踊る大捜査線」復活までのドタバタ劇…ようやく製作発表も、公開が2年後になったワケ

  4. 9

    「嵐」が2019年以来の大トリか…放送開始100年「NHK紅白歌合戦」めぐる“ライバルグループ”の名前

  5. 10

    実は失言じゃなかった? 「おじいさんにトドメ」発言のtimelesz篠塚大輝に集まった意外な賛辞