石破前首相も参戦で「おこめ券」批判拡大…届くのは春以降、米価下落ならありがたみゼロ

公開日: 更新日:

 一時しのぎのバラマキ政策に、またもNOが突き付けられた。

 石破茂前首相が23日にネット番組に出演。政府が進める米価高騰対策のおこめ券配布について、「経済的に余裕がない人たちが、望む時にリーズナブルな価格でお米が手に入るようにすることの方が大事じゃないですか。そこには税金を投入しないんだから」と疑問を呈した。おこめ券の配布よりコメの値段を下げるべきだ──という批判である。

 高市内閣が閣議決定した21兆円規模の経済対策では、自治体が自由に使える「重点支援地方交付金」に2兆円を計上した。このうち、食料品価格上昇に対応する特別枠を4000億円確保し、おこめ券の配布を促す。

 しかし、実際には1人あたり3000円程度の支援にとどまり、5キロ=4000~5000円台の高値が続いているコメは1袋も買えない計算になる。これでは、焼け石に水だ。おこめ券の発行には印刷費、流通費がかかり、ムダも指摘されている。

 全国民を一律対象にしたバラマキでは、コメ高騰の根本的な解決につながるかも疑わしい。税金の使い方として正しいのかと、前首相から異議が唱えられたわけだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「超ド級国民的アイドル」の熱愛はSnow Manの宮舘涼太!「めめじゃなかった…」ファンの悲喜こもごも

  2. 2

    中道・小川淳也代表“オガジュン構文”の破壊力は期待以上? 代表質問で「暮らしを『支えて』」×5回炸裂

  3. 3

    熊谷真実、熊田曜子…当たり前の常識を知らない芸能人の言動が炎上を誘発

  4. 4

    高市独裁政権に立ちはだかる「新・参院のドン」石井準一幹事長の壁

  5. 5

    【ザ・ベストテン】に沢田研二が出られなかった日は桑田佳祐が出てきた日

  1. 6

    高市首相の大誤算!「私の悲願」と豪語の消費税減税に世論「反対」多数の謎解き

  2. 7

    侍Jリリーフ陣崩壊で揺らぐ屋台骨…現場で高まる「平良海馬を再招集すべき」の声

  3. 8

    国民民主の“お嬢さま候補”が運動員買収容疑で逮捕 自爆招いた強すぎる上昇志向と国政進出への執着心

  4. 9

    中井亜美フィーバーに芸能界オファー殺到…CM億超えも見据える「金のタマゴ」のタレント価値は

  5. 10

    宇多田ヒカルが「蕎麦屋」投稿批判に反論も再炎上 旧ジャニファンの“恨み”とユーザーが見過ごせなかった一言