令和の米騒動
-
小泉進次郎“コメ担当大臣”はパフォーマンスありき…鬼門の「国会追及」控え自民党内ビクビク
また「構文」が飛び出すのか。「コメ担当」を自任する小泉進次郎農相が27日、衆院農林水産委員会で就任に当たっての所信を表明。翌28日に同委で行われる質疑では、立憲民主党の野田代表や日本維新の会の前原共同代表、国民民主党の玉木代表らが質...
-
進次郎パフォーマンスを実況中継…無策石破政権の目くらましに大メディアまた加担
企業・団体献金に頬かむりした石破政権だが、世間の関心をコメに集中させ、そこで踊るパフォーマンス大臣。随意契約でスーパーに安いコメを卸せば、とりあえず価格が下がったことを見せられるだろうが、問題は持続性。安易に騙されてはいけない。 ...
-
進次郎農相がテレビ行脚で備蓄米「5キロ2000円台」アピールの狙い…8年ぶり「農業競争力強化プログラム」に再挑戦?
「ふだん、キロ数で言ったらどれぐらいお米を買われているんでしょうか」 取材記者からこう問われた際、「いろんなお米を買いますね。(略)パックご飯も買います」と答え、SNS上で《進次郎構文は健在!》《やっぱり、ピントがずれとるな》...
-
農相更迭劇の裏で学術会議潰し…無為無策だけではない石破政権の危険性
江藤更迭ではマンガのような迷走を見せた支持率最低内閣だが、肝心のことはやらないくせに、「学問の自由」潰しはシャカリキだ。衆院を通過した学術会議法人化法案に改めて学者の間から「大反対」の声が上がっているが、なぜか大メディアは無反応。 ...
-
暴走する進次郎コメ担当大臣ブチ上げ 備蓄米放出「随意契約」は「大混乱生む」と専門家が危惧
「とにかくコメ、コメに尽きる!」──。軽率すぎる「コメ買ったことない」発言で更迭された江藤拓前農相に代わり、“コメ担当大臣”に躍り出た小泉進次郎農相の鼻息が荒い。就任初日から一夜明けた22日、農水省の職員を前に「コメの問題をスピード感...
-
「進次郎構文」コメ担当大臣就任で早くも炸裂…農水省職員「君は改革派? 保守派?」と聞かれ困惑
ピンチヒッターで「コメ担当大臣」に起用された小泉進次郎農相だが、21日の就任初日から各方面で不安の声しきりだ。環境相時代の「セクシー」発言など、弁舌爽やか、でも中身スカスカ、意味不明な語り口は、「進次郎構文」と呼ばれる。進次郎大臣が...
-
その場しのぎのゴマカシだ 新農相に小泉進次郎という亡国人事
放言農相辞任を巡るドタバタで石破政権の末期症状が露呈したが、小泉新大臣という人事にも仰天だ。あれだけ農業通、大臣経験者がいる自民党で、未経験の軽量大臣にピンチヒッターが務まるのか。 しかも、その思想は親父譲りの新自由主義で、...
-
農水大臣を更迭された江藤拓氏「コメ買ったことがない」発言は本当だった?ブログに散見される「いただき米」投稿
「謝罪するならコメをくれ」「江藤家の備蓄米を放出しろ」……。コメの価格の高止まり状況が続く中、「コメは買ったことがない」などと発言し、批判が出ていた江藤拓農林水産相(64)が21日午前、石破茂首相(68)に辞表を提出し、受理された。 ...
-
(下)備蓄米は大手外食チェーンへ…店頭の米不足は当分続く
スーパーでは今も米は5キロ4000円台後半で売られている。日本の米価は需要と供給で決まるから、高止まりが続くのは、市場に米が足りていないからである。 この3月に備蓄米がようやく放出され、7月までに計61万トンが放出される。現...
-
遅すぎた江藤拓農相の“更迭”…噴飯言い訳に地元・宮崎もカンカン! 後任は小泉進次郎氏を起用ヘ
また後手の遅すぎる決断だ。石破首相が、江藤農相(衆院宮崎2区)を更迭する方針を固め、21日になって最終判断した。事実上の引責辞任だ。江藤氏は辞表を提出した。米価高騰の中、江藤氏は「コメは買ったことがない」と言い放ち、「家に売るほどあ...
-
(中)米問屋が「自己防衛」のために2割増しでストックしている
「新米が市場に出回れば価格は落ち着く」 農水省はこんな説明をしたが、昨年秋に新米が出ても落ち着くどころか市場は逼迫したままだった。農家を訪ねて直接、米を買い取る業者が各地に現れたのはその頃だ。 1年前は1俵1万5000...
-
2世議員に庶民の暮らしなどわかるものか 江藤農相の大放言こそ自民党の体質だ
庶民がコメ高騰で苦しんでいる最中、江藤大臣のセリフには言葉を失うが、これぞ、自民党の病理だ。地盤を引き継ぎ、能力もないまま、大臣でチヤホヤされ、無策に反省のカケラもない無責任。 裏金、献金もガッポリで、おいしい政治屋稼業はや...
-
江藤拓“年貢大臣”の永田町の評判はパワハラ気質の「困った人」…農水官僚に「このバカヤロー」と八つ当たり
農民に年貢を納めさせる江戸時代の殿様か! 「(コメを)買ったことはありません。支援者の方々がたくさんくださるので、売るほどあります」と妄言を吐いた江藤拓農相(64)のことだ。コメ高騰対策に最前線で取り組むべき責任者が、庶民感覚...
-
(上)農水省は正確な米収穫量を把握していない…食管制度の廃止で地方職員が激減
これから書くのは、高止まりしたまま一向に下がりそうもない米の値段のことである。なぜ私が書くのかといえば、日本の農政を取材するうちに米農家や米問屋、元農水省職員らに知己ができ、彼らの情報をベースにすれば、専門家とはまた違った見方ができ...
-
ジワリと石破不況に現実味…庶民はいつまで無策の政治に付き合うのか
トランプ関税の影響が出る前にGDPはマイナスに転落し、日産の工場閉鎖というデジャビュ。景気対策は待ったなしなのにコメ対策すらいまだ迷走のていたらく。 少数与党という以前に政策がない場当たり漂流政権を続けさせたらアウトだが、メ...
-
コメ高騰にWパンチか? 厄介な害虫「イネカメムシ」大量発生の恐れ…埼玉県では“越冬数43倍”確認
コメ高騰が続く中、厄介な虫の大量発生が懸念されている。 気象庁によると、今年は春から夏にかけて高温傾向になる予報だ。カメムシの繁殖に有利な条件となっているため、農水省はコメ生産者への注意喚起を行っている。 特に警戒感...
-
あり得ないような石破政権の愚鈍と無策 「令和の米騒動」という決起が国民には必要
おとなしい日本人はいまだ法外なコメを買わされているが、諸外国だったら暴動だ。備蓄米を放出しても価格が下がらないなら配ればいい。そもそも備蓄米なのに昨年の1.5倍もするおかしさや、今頃、買い戻し条件を見直すなど、これだけで内閣不信任だ...
-
終わらない「令和の米騒動」…JA全中会長どの口が?「決して価格高いとは思わない」発言大炎上の必然
下落は18週ぶりだ。 農林水産省は12日、全国のスーパーで4月28日~5月4日に販売されたコメ5キロ当たりの平均価格が、前週より19円安い4214円になったと発表した。 政府備蓄米の放出が始まって1カ月以上過ぎ、よう...
-
コメ価格が17週連続最高値、コメ農家の倒産・廃業は過去最多に…不安定な価格推移に生産者ビクビク
米価はいつ安定するのか。農水省の7日の発表によると、4月21~27日に全国のスーパーで販売されたコメ5キロあたりの平均価格は、4233円だった。前の週より12円高く、17週連続の値上がりで過去最高値を更新した。 備蓄米放出の...
-
トランプ関税の交渉カード「コメの輸入枠拡大」が日本の農業を潰すワケ
トランプ関税の交渉カードとして、米国産トウモロコシや大豆とともに政府が検討すると言われているのがコメの輸入枠拡大だ。備蓄米放出後も価格の高止まりや在庫の枯渇感が解消されない中、主食米の輸入拡大は需給や相場の安定に貢献するため、両国に...
-
生活費に困って派遣先から玄米132袋255万円相当盗む…30歳「令和のコメ泥棒」がバレたワケ
「令和のコメ泥棒」は1袋あたり最大で30キロの玄米が入る袋を132袋(255万8556円相当)も盗んでいた。 農産物を販売・加工する一般社団法人の奈良市の倉庫から玄米を盗んだとして、無職の米山裕貴容疑者(30)が1日、建造物侵...
-
夏の参院選へ自民党は戦々恐々…トランプ関税「コメ献上案」浮上で地方の反乱が始まった
トランプ関税への“交渉カード”として浮上している米国産のコメの輸入拡大をめぐり、政府・自民党内の攻防が激化してきた。 政府は、高騰しているコメの値段が下がれば一石二鳥、とトランプ米国にコメを差し出す検討を始めているが、さっそ...
-
「令和の米騒動」が「1918年米騒動」と同じ展開になってきた…コメ不足→価格高騰→買い占め・投機筋参入で高止まり→外国産コメの輸入
100年以上前の「大正7年」とそっくりの展開になってきた。 昨年秋から高止まり状態が続いているコメの小売価格問題、「令和の米騒動」のことだ。 政府備蓄米の放出が始まったものの、農水省が21日公表した、全国のスーパーな...
-
国民を舐めているのか、この政府は…ガソリンは10円値下げ、狂乱高騰のコメは野放し
政府は備蓄米放出で価格が下がると“豪語”したが、大ウソだった。物価高対策はガソリンをスズメの涙で下げるだけ、経済対策もやる気なし。国民にケンカを売っているとしか思えない石破政権の無策に国民の一揆が必要だ。 ◇ ◇ ◇ ...
-
石破自民に分断の危機…トランプ関税“交渉カード”に「コメ」浮上で農水族vs商工族のバトル勃発も
石破首相は週末もトランプ関税への対応に追われた。弾丸訪米から帰国した赤沢経済再生相と19日、首相公邸で会談。林官房長官や関係省庁の事務方も同席して、今後の方針をすり合わせたというが、米国側へ提示する“交渉カード”として浮上しているの...
-
(8)地域のうねりが国の政策も突き動かす…絶望を希望に変える好循環の輪は広がっている
疲弊する稲作農家を支援して増産しなければ、「令和のコメ騒動」は解決できないのに、政策の方向性はどこを向いているのか。昨年11月29日に財政当局の農業予算に対する考え方が示されたが、それは次のように解釈できる。 まず、農業振興...
-
(7)日本の学校給食を利用し胃袋から「属国化」…すべての大本はアメリカの占領政策にある
今回の「令和のコメ騒動」が深刻化した根底には、そもそも国内のコメ生産が減り過ぎてきていることがある。根本原因は、長らく続いているコメの生産調整(減反)政策とコメ農家の困窮だが、その大本は戦後の米国による占領政策にまでさかのぼる。 ...
-
(6)米価高騰の犯人捜しで展開される「農協悪玉論」には裏がある
米価高騰の犯人捜しでは「農協悪玉論」も展開されている。農協がコメを隠して価格をつり上げているかのような見方があるが、実態は違う。農協は今、コメが集まらず困っているのだ。 コメ流通全体における農協の集荷率は4割程度になっていた...
-
(5)「盗っ人に追い銭」外交の生け贄にコメを差し出してはいけない
輸入米が増加している。77万トンの「ミニマムアクセス」(最低輸入量)を超えたら、1キロあたり341円の関税がかかる。「禁止的関税」と言われ、この額を払ってでも入ってくる輸入米はないと思われていた。しかし、今回のコメ価格高騰で、その関...
-
油断も隙もありゃしない 自公政権が失政を国難に転嫁の言語道断
自公政権内からも物価高対策や減税、現金給付などを求める声を出ているが、こうした事態を招いた責任はどこにあるのか。トランプ国難を言い訳にしているが、止まらない実質賃金の下落もコメ高騰もすべて歴代自公政権のデタラメによるもの。選挙前のド...