石破政権が減反からの転換表明も現場は課題山積…コメ増産が難しいこれだけの理由

公開日: 更新日:

 いきなり「増産しろ」といわれて、すぐできるものなのか?

 石破首相は5日、コメの安定供給に関する関係閣僚会議で「コメをつくるな、ではなく、生産性向上に取り組む農業者が、増産に前向きに取り組める支援に転換する」と話し、コメ増産の方針を表明した。

 政府はコメ余りによる値崩れを防ぐため、1970年代から生産量を調整する減反政策を実施してきた。2018年に廃止されたが、現在も補助金で飼料用米への転作を促すなど、実質的な減反は続いている。

 しかし、昨夏からはコメの需給が逼迫し、米価が高騰。農水省の調査によると、昨年の高温障害で精米後に残ったコメの割合を示す「歩留まり」が悪化し、生産量が推計より少なかった可能性がある。

 石破首相も「生産量に不足があったことを真摯に受け止める」と話すなど、ついに国がコメ不足を認め、増産へとかじを切ったわけだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    八王子実践・河本ロバート監督「ライブや家族旅行も、事前に相談があれば休ませます」

  2. 2

    萩本欽一〈34〉私の“運”論 大谷翔平のカネを使い込んだ通訳に「小さな声で『ありがとう』」

  3. 3

    中居正広氏が熊本地震被災地を支援と報道 引退後も変わらないチャリティー精神と芸能界復帰の可能性

  4. 4

    高橋成美「渋幕→慶応」だけでは読み解けないズバ抜けた回転の速さ 世界選手権ペアで日本人初の銅メダル

  5. 5

    東京・赤羽、先行する第1地区に110メートル級、せんべろの1番街が丸ごと潰される危機

  1. 6

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  2. 7

    国害SNSを告発 森山裕・自民党前幹事長「高市おろし」キーマンに急浮上の裏…不快感に国境なし

  3. 8

    年金生活者を悩ませる墓問題 維持費も「墓じまい」の費用も払えない人はどうすればいいのか?

  4. 9

    「墓じまい」に悩むシニア 費用や遺骨の始末より問題になる「家族の愛憎問題」

  5. 10

    松本若菜「ジュラシック・ワールド」吹き替え《棒読み》論争再燃…暗雲漂う主演ドラマに新たな逆風