令和の米騒動
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吉村大阪府知事が備蓄米放出にここぞと便乗…「お米クーポン第4弾」期間延長で「ごっつぁん」アピール
「ちゃっかり」というか、「維新らしい」というか。大阪府の吉村洋文知事(日本維新の会代表)が“令和のコメ騒動”に便乗している。 吉村知事は28日の定例会見で、府内の子育て世代への物価高対策である「お米クーポン第4弾」の期間延長を...
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国民民主党・玉木代表“小泉米”めぐる「動物の餌」発言で大炎上だが…基準米との比較「古古米」の総合評価は「マイナス1.7」
《質疑の全体を見ていただくと分かると思いますが、茶々を入れる意図はなく、5年持ち越した備蓄米は飼料用米として売り渡すことになっている現在の「棚上備蓄」制度を説明したまでです》 《私が言いたかったのは、備蓄米を放出するだけでは石破...
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米価は経済学の「神の見えざる手」を無視した価格形成で大丈夫なのか?
政府の後押しもあり、大手企業の賃上げ率は2年連続で5%を超えている。経団連の発表(5月22日)によると、17業種(97社)の賃上げ率は、加重平均で5.38%と、33年ぶり高水準だった前年同時期の5.58%を下回るものの高い伸びだった...
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備蓄米で不当に儲けている? ネットにあふれる「コメ高騰は卸売業者が元凶」ウワサの真偽
「コメ高騰は卸売業者のせいだ」 こんな声が、ネット上であふれている。どうも背景には、最近のコメ卸売りに関するニュースがあるようだ。 卸売り大手の「木徳神糧」(東京都)は先月21日、2025年12月期の連結業績予想を上方...
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日本のコメ危機は海外でも関心が高い
「一体、日本で何が起きているのか」──。異常な事態なので、日本でのコメの危機については海外でも関心が非常に高い。日本で「お米がない」というニュースは「フランスで小麦のパンがない」と同じような、あり得ないことだからだ。 私が勤め...
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見切り発車で問題噴出…案の定、怪しくなってきた小泉備蓄米の大バクチ
スピードでケムに巻くつもりだったのか、小泉備蓄米にあちこちから噴出する雑音と批判。食管法でもないのに国が価格を決める法的根拠や、やっぱりブランド米は安くならない見かけ倒し、もう22年米は底をつき、精米も不安だらけ。身内も野党もパフォ...
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進次郎農相のハイテンション売り口上がアダに…放出備蓄米が想定外の大人気で「7.20参院選」まで持たない
弾が尽きるのも時間の問題だ。随意契約で放出する備蓄米への申し込みが殺到し、農水省は27日夜、新規受け付けをいったん中止。申請開始から2日も経たず“札止め”とは、小泉進次郎農相の客寄せ効果は恐るべしだが、好事魔多し。このペースで「5キ...
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TVメディアが大騒ぎ…これが「小泉米」の正体だ!食糧法や会計法を逸脱し、今後のコメ農政にも悪影響
《注目!と、メディアを総動員して一人の役者・一つの争点に関心をひきつけ、お祭り騒ぎをして、さもこれから全てが良くなる、とでもいうような錯覚を起こさせ、投票日に持ち込む。自民党の常套手段。日本衰退の元凶》 《自民党はまた、同じこと...
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米価引き下げに失敗すれば小泉進次郎は“国賊扱い”
内閣支持率がますます下落する中、アホとしか言いようのない妄言で失脚した江藤拓に代わって農相に就いた小泉進次郎が脚光を浴びている。「彼がポスト石破レースの先頭に躍り出たということか?」と、自民党のベテラン秘書氏に問えば、「いやあ、そう...
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国民はもう見飽きている…「カネ」の次は「コメ」自民党の改革ごっこ
あれだけ騒ぎになった政治とカネの問題は、今回もうやむや決着で、法規制もなし崩し。これが自民党のパターンだが、今度はコメでも改革のための組織を立ち上げ、目くらまし。そもそも、コメ高騰は自民の失政なのに、同じメンバーが改革を気取る笑止千...
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備蓄米狂騒で進次郎農相ハイテンションだが…早くも剥がれた「弱者イジメ」の化けの皮
コメ高騰対策を巡り、小泉進次郎農相のテンションは上がりっぱなしだ。27日は衆参両院の農林水産委員会で所信表明を行い、「消費者に安定した価格で供給できるよう、全力で取り組む」と強調。連日、テレビ出演もこなし、やたら張り切っている。 ...
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農水省は「品質管理徹底」と言うが…新たに放出の備蓄米「古古米」「古古古米」はおいしいのか?
4年前のお米って食べたことないが、どうなんだ? 小泉進次郎農相が26日、備蓄米の随意契約での売り渡しの詳細を発表した。それによると、新たに放出されるのは、2021年と22年に収穫された計30万トン。店頭での価格は5キロ当たり...
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小泉進次郎農相の「コメ高騰」対策は詰めが甘い
江藤農相が更迭され、小泉進次郎衆院議員が就任した。石破首相は当初、江藤氏をかばっていたのに更迭した。本来、任命責任を問われてしかるべきで明らかな失点だ。 しかし、石破は参院選前に政権浮揚の最後の切り札を切ったようにも見える。...
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他の物価高対策はどうする、どうなる? 刹那の「コメ2000円」という目くらまし
備蓄米放出の概要が発表されたが、どうやら、刹那の一時しのぎ。その先はどうなるのか不明だが、これぞ、選挙まで短期決戦の目くらまし。他の物価高、インフレ対応、「政治とカネ」はどうなるのか。 国民民主もバケの皮が剥がれてきたが、ま...
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農水省「米対策集中対応チーム」にも“裏ミッション”…進次郎農相コメ値下げプランを阻む壁
早くも“進撃”はストップしそうだ。 高騰が止まらないコメ価格への対策を巡って、「担当大臣」を自任する小泉進次郎農相が26日、備蓄米放出の新方式を発表した。これまでの競争入札から随意契約に切り替え、年間1万トン以上のコメを扱う...
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自民・森山幹事長が恐れる「政権交代」の必然 農政問題を熟知しながらゴマカし続けてきた“農林族のドン”の大罪
6月22日の会期末まで残り約1カ月となった通常国会は、新たにコメの価格高騰対策が焦点に浮上。衆院農林水産委員会は5月27日に小泉進次郎農林水産相(44)から所信を聴取し、翌28日に質疑が行われる予定だ。 個別分野の委員会は通...
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一瞬で終わりそうなパフォーマンス…小泉進次郎劇場、透けて見える薄っぺらと、危うさと
父親の郵政民営化も振り返ってみれば、むなしい熱狂。仮想敵をつくり、ワンフレーズで国民をケムに巻く親父譲りには危うさばかりがつきまとう。短期決戦のパフォーマンスで選挙を勝ち抜く算段だろうが、有権者は二度も三度も騙されない。 ...
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小泉進次郎“コメ担当大臣”はパフォーマンスありき…鬼門の「国会追及」控え自民党内ビクビク
また「構文」が飛び出すのか。「コメ担当」を自任する小泉進次郎農相が27日、衆院農林水産委員会で就任に当たっての所信を表明。翌28日に同委で行われる質疑では、立憲民主党の野田代表や日本維新の会の前原共同代表、国民民主党の玉木代表らが質...
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進次郎パフォーマンスを実況中継…無策石破政権の目くらましに大メディアまた加担
企業・団体献金に頬かむりした石破政権だが、世間の関心をコメに集中させ、そこで踊るパフォーマンス大臣。随意契約でスーパーに安いコメを卸せば、とりあえず価格が下がったことを見せられるだろうが、問題は持続性。安易に騙されてはいけない。 ...
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進次郎農相がテレビ行脚で備蓄米「5キロ2000円台」アピールの狙い…8年ぶり「農業競争力強化プログラム」に再挑戦?
「ふだん、キロ数で言ったらどれぐらいお米を買われているんでしょうか」 取材記者からこう問われた際、「いろんなお米を買いますね。(略)パックご飯も買います」と答え、SNS上で《進次郎構文は健在!》《やっぱり、ピントがずれとるな》...
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農相更迭劇の裏で学術会議潰し…無為無策だけではない石破政権の危険性
江藤更迭ではマンガのような迷走を見せた支持率最低内閣だが、肝心のことはやらないくせに、「学問の自由」潰しはシャカリキだ。衆院を通過した学術会議法人化法案に改めて学者の間から「大反対」の声が上がっているが、なぜか大メディアは無反応。 ...
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暴走する進次郎コメ担当大臣ブチ上げ 備蓄米放出「随意契約」は「大混乱生む」と専門家が危惧
「とにかくコメ、コメに尽きる!」──。軽率すぎる「コメ買ったことない」発言で更迭された江藤拓前農相に代わり、“コメ担当大臣”に躍り出た小泉進次郎農相の鼻息が荒い。就任初日から一夜明けた22日、農水省の職員を前に「コメの問題をスピード感...
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「進次郎構文」コメ担当大臣就任で早くも炸裂…農水省職員「君は改革派? 保守派?」と聞かれ困惑
ピンチヒッターで「コメ担当大臣」に起用された小泉進次郎農相だが、21日の就任初日から各方面で不安の声しきりだ。環境相時代の「セクシー」発言など、弁舌爽やか、でも中身スカスカ、意味不明な語り口は、「進次郎構文」と呼ばれる。進次郎大臣が...
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その場しのぎのゴマカシだ 新農相に小泉進次郎という亡国人事
放言農相辞任を巡るドタバタで石破政権の末期症状が露呈したが、小泉新大臣という人事にも仰天だ。あれだけ農業通、大臣経験者がいる自民党で、未経験の軽量大臣にピンチヒッターが務まるのか。 しかも、その思想は親父譲りの新自由主義で、...
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農水大臣を更迭された江藤拓氏「コメ買ったことがない」発言は本当だった?ブログに散見される「いただき米」投稿
「謝罪するならコメをくれ」「江藤家の備蓄米を放出しろ」……。コメの価格の高止まり状況が続く中、「コメは買ったことがない」などと発言し、批判が出ていた江藤拓農林水産相(64)が21日午前、石破茂首相(68)に辞表を提出し、受理された。 ...
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(下)備蓄米は大手外食チェーンへ…店頭の米不足は当分続く
スーパーでは今も米は5キロ4000円台後半で売られている。日本の米価は需要と供給で決まるから、高止まりが続くのは、市場に米が足りていないからである。 この3月に備蓄米がようやく放出され、7月までに計61万トンが放出される。現...
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遅すぎた江藤拓農相の“更迭”…噴飯言い訳に地元・宮崎もカンカン! 後任は小泉進次郎氏を起用ヘ
また後手の遅すぎる決断だ。石破首相が、江藤農相(衆院宮崎2区)を更迭する方針を固め、21日になって最終判断した。事実上の引責辞任だ。江藤氏は辞表を提出した。米価高騰の中、江藤氏は「コメは買ったことがない」と言い放ち、「家に売るほどあ...
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(中)米問屋が「自己防衛」のために2割増しでストックしている
「新米が市場に出回れば価格は落ち着く」 農水省はこんな説明をしたが、昨年秋に新米が出ても落ち着くどころか市場は逼迫したままだった。農家を訪ねて直接、米を買い取る業者が各地に現れたのはその頃だ。 1年前は1俵1万5000...
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2世議員に庶民の暮らしなどわかるものか 江藤農相の大放言こそ自民党の体質だ
庶民がコメ高騰で苦しんでいる最中、江藤大臣のセリフには言葉を失うが、これぞ、自民党の病理だ。地盤を引き継ぎ、能力もないまま、大臣でチヤホヤされ、無策に反省のカケラもない無責任。 裏金、献金もガッポリで、おいしい政治屋稼業はや...
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江藤拓“年貢大臣”の永田町の評判はパワハラ気質の「困った人」…農水官僚に「このバカヤロー」と八つ当たり
農民に年貢を納めさせる江戸時代の殿様か! 「(コメを)買ったことはありません。支援者の方々がたくさんくださるので、売るほどあります」と妄言を吐いた江藤拓農相(64)のことだ。コメ高騰対策に最前線で取り組むべき責任者が、庶民感覚...
