ラグビー
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ラグビー日本代表は来年W杯で8強以上なるか…オールブラックスに惜敗で見えた強みと課題
世界ランク10位の日本が歴史的大金星をつかみ損ねた。29日のテストマッチ、同4位の強豪ニュージーランド(NZ)代表オールブラックスに31-38と肉薄しながら敗れたのだ。それでも、過去に2度も100点差以上で大敗した相手に、7点差は最...
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埼玉WKがリーグワン初代王者に 日本代表は7月のフランス戦に初勝利なるか?
ラグビー「リーグワン」のプレーオフ決勝が5月29日、リーグ初となる「新国立競技場開催」で行われ、埼玉ワイルドナイツ(旧パナソニック)が18-12で東京サンゴリアス(旧サントリー)を下し、リーグワンの初代王者に輝いた。 前半6...
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ラグビー新リーグ「リーグワン」“スクラム組む前”に全選手薬物検査の今さら
記念すべき新リーグの開幕を7日に控えた「ジャパンラグビー リーグワン」は4日、リーグ所属全選手を対象とした薬物検査を実施する方針を発表した。昨年12月30日にNECグリーンロケッツ東葛の外国人選手(1月2日に契約解除)のコカイン所持...
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ラグビー日本代表のオフィシャルスポンサーにアサヒビール決定
日本ラグビー協会は26日、アサヒビールと日本代表のオフィシャルスポンサー契約を締結したと発表した。契約期間は2024年3月31日まで。 23年W杯フランス大会のワールドワイド・パートナーを務めているアサヒビールの塩沢賢一社長...
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ラグビー日本代表 6月の英国遠征では前HCに“丸裸”にされる
コロナ禍で休止していたラグビー各国代表の活動が再開される。 日本協会は15日、6月12日に静岡・エコパスタジアムで強化試合を行うと発表。対戦相手やキックオフ時間などは後日、明らかになる。 史上初の8強入りを果たした2...
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ラグビー最後のTL 集客の目玉は五郎丸とオールブラックス
賛否両論渦まく中、11日に全国大学ラグビー選手権決勝が行われ、天理大が早稲田大を55―28で下し、3度目の挑戦で初優勝。関西勢では1984年度の同志社大以来、36シーズンぶり2校目の頂点に立った。 7日に1都3県(東京、埼玉...
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ラグビー世界屈指のSOバレットがカネより日本を選んだワケ
「サッカーでいうと、全盛期のクリスティアーノ・ロナウド選手がJリーグに来たようなものです」と、30年以上のラグビー取材歴を持つスポーツライターの永田洋光氏は説明する。 昨年7月に日本ラグビーのトップリーグ(TL)、サントリーサ...
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五郎丸引退会見 キック技術とメンタル指導で引く手あまた
来年1月開幕のトップリーグを最後にユニホームを脱ぐラグビー元日本代表FB五郎丸歩(34=ヤマハ)が16日、浜松市内で引退会見。早大卒業後にヤマハとプロ契約した際、現役は35歳までと決めていたそうで「気力、体力が衰えているので、節目で...
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23年W杯ラグビー日本代表 強化は欧州最高リーグ経由がカギ
2023年ラグビーW杯フランス大会1次リーグの組み合わせが日本時間14日に決まった。 前回19年大会に次ぐ8強入りを目指す日本(世界ランキング10位)は、同2位のイングランド、同8位のアルゼンチンと同じD組に入った。 ...
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エディー・ジョーンズ「最も成長している」古巣日本を鼓舞
「日本は今、最も成長している国だ。本当にタフな試合になると思う」 日本と同組になったイングランドのエディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(HC=60)が、古巣をこう持ち上げた。 代表以外にも日本での指導経験が豊富な同HCは...
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23年ラグビーW杯 日本“死のプール”で8強超えに早くも暗雲
パリで14日、2023年に行われるラグビーW杯フランス大会のプール分け抽選会が行われ、日本は前回大会準優勝のイングランド(世界ランキング2位)、アルゼンチン(同8位)と同じD組に入ることになった。 抽選は、当初はこの11月の...
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ラグビー五郎丸引退へ 辛酸舐めた“悪ガキ”はいい指導者に
ラグビー元日本代表の五郎丸歩(34)が、来年1月に開幕するトップリーグを最後に現役を引退することを表明。気になるのは引退後の去就だ。 「所属のヤマハ発動機にアシスタントコーチとして残り、指導者修業を始める予定のようです」(ラグ...
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人権団体も問題視する「五輪開催国」日本スポーツ界の闇
案の定、余罪がゾロゾロと出てきた。 日大ラグビー部の前ヘッドコーチ(HC)による、部員への常軌を逸した暴行問題。すでに、未成年部員に対する飲酒の強要、丸刈りの選手の頭に7本ものつまようじを刺すなどの所業を繰り返していたことが...
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男子7人制ラグビー 東京五輪メダルへNZで武者修行プラン
史上初の8強入りを果たした昨年のラグビーW杯(15人制)に続き、東京五輪で飛躍を期待される7人制代表が29日、練習を再開した。 都内で行われた非公開練習には主将の小沢大(31)ら6人が参加。新型コロナウイルス感染防止のため、...
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ラグビー福岡7人制代表引退 2ndキャリアは医学生兼解説者
「決心は揺るぎません」 「後悔をしない人生を」 会見で何度もそう口にした。 14日、昨年のラグビーW杯日本代表のベスト8に貢献した福岡堅樹(27=パナソニック)がオンライン記者会見を行い、7人制日本代表の引退を表...
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日本悲願のティア1入りも…“ワンチーム”継続はWR会長次第
日本ラグビーが逆風続きである。 今季のトップリーグ(TL)は3月上旬、コロナ禍や一部選手の薬物使用もあってシーズンを中断。同月下旬には中止が決定した。各チームとも15試合のうち6試合を消化しただけで、「ワンチーム」で史上初の...
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米ラグビー協会破産で火の粉が…日本は後進国に逆戻りも?
新型コロナウイルスの猛威は競技団体をも壊滅させた。米国ラグビー協会が先月30日(日本時間同31日)、連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用を申請した。大会の自粛が続いたこともあり、財政難に陥ったのだという。 今後は...
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ラグビーW杯「黒字68億円」狙う 森喜朗元首相の“権謀術数”
2019年秋に開催されたラグビーW杯の日本大会が<68億円の黒字>となり、黒字分は3月末で解散する組織委員会から日本ラグビー協会が引き継ぐことになった。もちろん注目は<何に使うのか?>だが、どうやら協会が基金をつくり、ラグビー界の活...
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選手逮捕続き3月休止 ラグビーTLはコロナより薬物が暗い影
ラグビー界が、コロナに加えてコカインショックに揺れている。 トップリーグ(TL)の太田治チェアマンは9日、日野レッドドルフィンズのLOジョエル・エバーソン(30=ニュージーランド)が、コカイン使用で4日に麻薬取締法違反容疑で...
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清宮氏先導のラグビー新リーグ構想 “足かせ”はジョセフHC
昨年のラグビーW杯で史上初の8強に導いた日本代表のジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ(HC=50)が29日、都内で会見。昨年の流行語大賞に選ばれたチームスローガンを用い「ワンチームを継続し、より良いものにしていきたい」と、2023年...
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キングカズも絶賛 にわか人気じゃなかったラグビーを見よ
「にわか」って言葉を知ってるかい? そもそも「博多にわか」って九州限定の即興芸人。予想もしてないところへ突然やって来てあたりを騒がせて、あっという間にいなくなる。福岡の人間なら知ってるだろ(オレゃ山を越えて東へ抜けた大分の生まれだから...
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観客443人の過去 ラグビーブームの陰で問われる運営の知恵
昨年のW杯で湧き起こったラグビーブームが年を越しても続いている。 11日に国立競技場で行われた大学選手権決勝は、早稲田大学が明治大学を45―35と破って11年ぶりの優勝を果たしたが、詰めかけた観客は5万7345人。元日のサッ...
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桐蔭を初の高校ラグビー単独優勝に導いた緻密な相手分析
ラグビーW杯日本代表WTB松島幸太朗の母校・桐蔭学園(神奈川)が頂点に立った。 7日の御所実(奈良)との高校ラグビー決勝戦。3―14と前半こそリードされたが、後半16分にFB秋浜のトライで逆転すると、同23分にはWTB西川が...
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W杯8強の立役者&球界きってのラグビー通2人の「異色鼎談」
自国開催のW杯で史上初のベスト8に進出し、令和元年のスポーツ界を席巻したラグビー日本代表。専門家から「快進撃の陰の立役者」と称されたのが、長谷川慎スクラムコーチ(47)である。パワーと体格で劣る日本のFW陣を鍛え上げ、長く弱点とされ...
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文科省 全都道府県にラグビー施設整備へ…20億円補正予算
こちらの“桜”にも大盤振る舞いだ。W杯で高まったラグビー人気を受け、文科省が全国47都道府県にくまなく練習場を整備する方針を固めた。経費20億円程度を2019年度補正予算案に盛り込む。既存のスポーツ関連施設などで専用の練習場を新設し...
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根強く残る人種差別 W杯優勝の南アフリカ代表“美談”の裏側
ラグビーW杯で3大会ぶり3度目の優勝を果たした南アフリカ代表のスプリングボクスが5日(日本時間6日)、ヨハネスブルクに凱旋した。シヤ・コリシ主将が優勝トロフィー「ウェブ・エリス・カップ」を掲げると、数千人のファンから大歓声を浴びた。...
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ラグビー日本代表 2023年W杯への若手育成阻む「2つの壁」
「若い選手、次のクラスの選手に経験させなければならない」――。 2日に幕を閉じたラグビーW杯で史上初の8強入りを果たした日本協会の森重隆会長が、23年仏大会に向けた課題に若手育成、強化を挙げた。 次回大会に向けた強化策...
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汽車か戦車か W杯フィナーレを飾るラグビーソングの競演
1カ月以上にわたったラグビーW杯も11月2日午後6時キックオフの決勝戦をもってフィナーレを迎える。ファイナルに進んだのはイングランドと南アフリカ。当コラムのラストは、両国の「応援歌」で締めたいと思う。 南アの客席を沸かすのは...
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オールブラックス3位有終も…伝統「ハカ」見納めの危機
1日のラグビーW杯3位決定戦でウェールズを40―17で下し、銅メダルに終わったオールブラックス。ラグビーが国技どころか宗教とまで言われるニュージーランド国内では悲嘆に暮れるファンが少なくない一方で、非難の声も上がっている。 ...
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南ア戦の勝算が「モールさえ封じ込めれば攻撃4割」の根拠
「個々のフィジカルが強いので、(攻守とも)全員で行かなければならない」――。 20日(東京スタジアム)に行われる南アフリカとの準々決勝を前に日本代表ロックのヘル・ウヴェ(29=トンガ出身)が、自分に言い聞かせるように話した。 ...