次期代表HC候補エディー・ジョーンズ氏はラグビー界最高給 日本協会は再登板交渉へイバラ道

公開日: 更新日:

 ラグビーW杯フランス大会で豪州代表を指揮し、同国史上初の1次リーグ敗退に終わったエディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(HC=63)が日本時間29日、辞任すると報じられた。

 豪州国内では8強入りを逃したジョーンズHCへの批判が高まっており、すでに豪州協会も次期HCの人選に入っていることから実質的な解任である。

 大会期間中、豪州の地元紙はジョーンズ氏が日本代表の次期HC候補として日本協会と面談したと報道。同氏は後に「誰とも話していない」と報道を否定したが、リーグワン・東京ベイのフラン・ルディケHC(55)らとともに次期日本代表監督候補のひとりに名を連ねている。

 これまで豪州、南アフリカ、イングランドと強豪国の指導者を歴任したジョーンズ氏は、ラグビー界屈指の高給取りだ。昨年12月に解任されたイングランドHCの年俸は75万ポンド(約1億3000万円)、今年1月に契約した豪州では5年総額500万ドル(約7億5000万円)。年俸換算で約1億5000万円となり、今回のW杯の指揮官の中では最高給だった。今大会を最後に退任した日本のジェイミー・ジョセフHC(53)の年俸は1億円。それでも日本代表の指揮官では歴代最高額だという。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  2. 2

    35年前の大阪花博の巨大な塔&中国庭園は廃墟同然…「鶴見緑地」を歩いて考えたレガシーのあり方

  3. 3

    高市内閣の閣僚にスキャンダル連鎖の予兆…支持率絶好調ロケットスタートも不穏な空気

  4. 4

    葵わかなが卒業した日本女子体育大付属二階堂高校の凄さ 3人も“朝ドラヒロイン”を輩出

  5. 5

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  1. 6

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  2. 7

    隠し子の養育費をケチって訴えられたドミニカ産の大物種馬

  3. 8

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  4. 9

    高市早苗「飲みィのやりィのやりまくり…」 自伝でブチまけていた“肉食”の衝撃!

  5. 10

    維新・藤田共同代表にも「政治とカネ」問題が直撃! 公設秘書への公金2000万円還流疑惑