著者のコラム一覧
青島周一勤務薬剤師/「薬剤師のジャーナルクラブ」共同主宰

2004年城西大学薬学部卒。保険薬局勤務を経て12年9月より中野病院(栃木県栃木市)に勤務。“薬剤師によるEBM(科学的エビデンスに基づく医療)スタイル診療支援”の確立を目指し、その実践記録を自身のブログ「薬剤師の地域医療日誌」などに書き留めている。

「空気清浄機」が血圧を下げる? 米国心臓病学会誌に掲載

公開日: 更新日:

 大気中に浮遊している小さな粒子のうち、大きさが2.5マイクロメートル以下の小さな粒子を「PM2.5」(微小粒子状物質)と呼びます。1日の交通量が多い幹線道路の近隣は、自動車の排ガスやタイヤの摩耗などの影響で小さな粒子が発生しやすく、PM2.5は室内に侵入することも知られています。

 PM2.5はまた、高血圧心臓病のリスクを高めることが報告されていました。そのような中、血圧に対する空気清浄機の有効性を検証した研究論文が、米国心臓病学会誌に2025年8月26日付で掲載されました。

 米国で行われたこの研究では、高速道路から200メートル以内に居住している154人(平均41.1歳)が対象となりました。被験者は、粒子除去フィルターを搭載した空気清浄機を設置する群(空気清浄機群)と、フィルターが搭載されていない偽の空気清浄機を設置する群(偽空気清浄機群)にランダムに割り付けられ、血圧(単位は㎜Hg)の値が比較されました。なお、血圧の値は心臓が収縮したときの収縮期血圧(上の血圧)で115前後、心臓が拡張したときの拡張期血圧(下の血圧)で75前後が正常です。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    《タニマチの同伴女性の太ももを触ったバカ》を2発殴打…元横綱照ノ富士に大甘処分のウラ側

  2. 2

    日本ハムは「自前球場」で過去最高益!潤沢資金で球界ワーストの“渋チン球団”から大変貌

  3. 3

    高市首相が天皇皇后のお望みに背を向けてまで「愛子天皇待望論」に反対する内情

  4. 4

    年内休養の小泉今日子に「思想強すぎ」のヤジ相次ぐもファンは平静 武道館での“憲法9条騒動”も通常運転の範囲内

  5. 5

    新庄監督にガッカリ…敗戦後の「看過できない発言」に、日本ハム低迷の一因がわかる気がした

  1. 6

    『SHOGUN 将軍』シーズン2撮影中の榎木孝明さん「世界的な時代劇映画のプロデュースに関わりたい」

  2. 7

    横綱・豊昇龍が味わう「屈辱の極み」…大の里・安青錦休場の5月場所すら期待されないトホホ

  3. 8

    和久田麻由子アナがかわいそう…元NHKエースアナを次々使い潰す日テレの困った“体質”

  4. 9

    あの細木数子をメロメロにさせて手玉に…キックボクサー魔裟斗のシタタカさ

  5. 10

    細木数子と闘った作家・溝口敦氏は『地獄に墜ちるわよ』をどう見たか? “女ヤクザ”の手口と正体